スタートアップのCTOだった僕が『Webマーケティングの大衆化』に魅せられた理由

こんにちは、

開発部最終走者で部長の斎藤です。


アニメ部の初代部長でもありましたが、先日ロレンスに部長の座を引き渡しました。
彼はクレイジーなアニオタなので、きっと部を盛り上げてくれることでしょう。

https://www.wantedly.com/manage_posts/articles/57183

僕のほうは、けものフレンズがようやく1クール分溜ったので、これからまとめて観る算段を立てているところです。なので、SNSで僕を特定してネタバレするのだけはやめてください。

絶対にやめてくださいね!


さて、本題ですが、本記事では僕がどういう決意でベーシックに入社したのかを書いているのですが、エンジニアとしてはちょっと変ったキャリアを積んでいるので、決意するに至った経緯も含めて赤裸々に綴ります。

長文になりますが、最後まで読んでくれたらちょっとテンション上がるような内容になっているので、どうぞお付き合いください。

研究所で働いているうちにWebのパーソナライズ化が興味の中心になっていた


エンジニアとしては SIer で Javaのエンジニアとしてキャリアをスタートして
その後、情報通信系の研究所で研究補助のプログラマとして8年くらい勤務していたのですが、そこでは情報通信系の基礎研究と応用研究をしていて、プログラマとしては自由に開発を行う機会が与えられていました。

主にたずさわっていた研究は セマンティックWeb と パーソナルエージェント です。

ハイパーリンクの繋りで構成される 文書のWeb が現在のWebだとしたら、セマンティックWebとはデータのWeb のことで、人が見て理解できるページを機械でも理解できるように意味づけすることで意味レベルで繋ったネットワークが構成されます。

同じページでもそこから人が理解できるネットワークとマシンが理解できるネットワークに違いがあるのが興味深くて、そこに誰がどんな情報を見たのかという閲覧履歴を解析することで、サイトやドメインの壁を越えて、ひとり一人に最適な パーソナライズされたWeb が提供されるようになると確信しました。


そして、いつかそれを自分の手で実現したいなぁって考えるようになりました。


未踏ソフトウェアで天才達と出会う

それから未踏ソフトウェア創造事業(現在は 未踏IT人材発掘・育成事業)の存在を知ったことがきっかけで、僕の思考は大きく変化していきます。

未踏ソフトウェアとは、その名のごとく、まだ誰も踏み込んだことのない領域のソフトウェアを開発することで、その開発にたずさわる突出したプログラマやクリエイターを発掘・育成することを目的とした経済産業省管轄の育成事業で、発掘・育成するのは選出されたPM(プロジェクトマネージャー)が担います。

PMは公募で決められ、大学教授や有名企業CTO、投資家など、ITに精通するスペシャリストが選出され、応募者はPM を選んでアイデアを申請します。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/mitoipedia/seika/year/2007_2seika.html#saitou


これはチャンスです。


大学教授や有名企業のCTOに自分のアイデアを見てもらえて、採択されたら予算が与えられお金を貰って開発することができるのです。

過去に採択されていたアイデアは、未踏領域だけあって研究段階のものが多く、プロダクト化することを義務づけられません。2007年当時 Webのパーソナライズ化ができるのは10年くらい先になるだろうなって考えていたので、まずは未踏ソフトウェアでプロトタイプを作成してアイデアを評価してもらうことにしました。

採択されるには、書類審査と面接を通過しなければならないのですが、二度目のチャレンジで採択してもらうことができました。

https://www.ipa.go.jp/files/000006839.pdf


それから半年かけて、アイデアを実装に落し込むことになります。
僕を採択してくれたPM のグループでは 採択されたあと2回くらい合宿があって、そこで経過報告を行います。
そのグループに、Live2Dを開発している中城さんや、LoiloScopeの杉山さん、先日 embodyme をリリースした 吉田一星さんなど、天才だなって思える人達が沢山いました。

そのとき、彼らと僕とでは環境に大きなギャップがあって、それはプロダクト開発に打ち込める時間の長さでした。当時、僕は働きながら勤務時間外で未踏の開発をしていましたが、中城さんや杉山さんは、すでに起業していて会社のプロダクトとして未踏の開発を行っていたし、吉田さんは当時学生で、時間の大半を未踏のプロダクト開発に費していました。


「ちゃんとプロダクトと向きあえる環境に身をおかないとすごいものは作れない。」


そう思った僕は、起業することを決意します。

スタートアップの立ち上げと失敗

会社は僕一人だけで外部の資本はどこからも入っていません。
生活のために受託はしていましたが、時間はコントロールできるので以前よりも自社プロダクトに打ち込む時間は作れるようになりした。

当時は、iPhone 3GS が発売され、4G回線がこれから普及しだすときです。


「パソコンをポケットに入れて、いつでもネットに繋る時代がきた。」


いよいよだなって思いました。

ちょうどモバイルデバイスに関するアイデア・コンテストがあったので、開発途中のプロダクトをスマホで使えるように修正を加えて応募したら優勝したのです。

アイデアコンテストなので、ちゃんと作り込んでいないのですが、それでも反響は大きく、すぐにVCから詳しい話しを聞きたいという連絡がくるようになりました。多くの人とディスカッションしていくなかで行きつく先で待っている問題は常に、


「どうやって広める?」


最初からわかってはいたのですが、僕が考えていたプロダクトは多くの人に使ってもらわないと価値がうまれないものでした。

そのときに、twitter で知り合った人達が「100円ボタン」というアイデアを持って僕のところに訪れました。後に共同創業することになる、一ツ木さん(@hitotsugi)とカズワタベ(@kazzwatabe)です。


facebookの いいねボタンみたいに、ページに設置して押した人が押された人に100円払うというアイデアです。これは、ボタンを設置する側にとって、何のデメリットもないので設置しない理由がないのです。


「どうやって広める?」で悩んでいたことが、解決できるかもしれない。


そう思った僕は、3人で共同創業しなおして、外部の資本を入れてスタートアップすることにしました。



”ソーシャル・チップ”『Grow!』が正式リリースでこだわった、善意の輪を広げる「3つの仕掛け」
http://type.jp/et/log/article/neo_grow


ちょうど海外では Kickstarter などのクラウドファンディングで立ち上ったプロジェクトが多額の支援金を集めて話題になっているころで、日本でも Campfier や Readyfor が立ち上がるタイミングだったので、クラウドファンディングの文脈でテレビや新聞を含め多くのメディアに取り上げられ、ボタンの設置数はまたたく間に伸びていきました。


しかし、


「とどいて欲しい人達に届かない…」


サービスは ”スタートアップ界隈” では、知ってくれている人が増えましたが、その人たちは本当に知ってほしい層の人達ではありません。

ボタンを設置してくれるメディアも増えましたが、そのメディアは必ずしもボタンを設置して欲しいかったメディアではありません。


やがて僕たちはソーシャルボタンの事業から撤退することにしました。

その後、サービスはピボットして形を変えて継続しましたが当初の勢いも失い、僕は会社から身を引くことになりました。

なぜベーシック??



会社から身を引いたあと、フリーランスをしているときにベーシック代表の秋山から連絡がありました。


「子会社で新規事業を立ち上げるのでCTOを探している。一度話しを聞いて欲しい。」


という内容です。

ベーシックにはスタートアップを立ち上げたときに出資してもらっていて、代表の秋山とも面識があり恩義もあったので、話しだけは聞きにいくことにしたのです。

正直、話しを聞いてお断りしようと思っていました。


その席で、現在の ferret One の構想を秋山から聞きました。



絵空事だと思いました。



しかし、作成途中のプロトタイプを見て本気でやろうとしていることは伝わりました。

さらに、ferret を メディアにピボットする構想を聞いてガチでやるんだとも伝わりました。

そして、「Webマーケティングを大衆化する」と聞いたときに心を打たれました。


「どうやって広める?」
「とどいて欲しい人達に届かない…」


僕がそれまで抱えていた問題はすべてマーケティングの知識がないことが原因でした。

「Webマーケティングの大衆化」は僕の成し遂げるべきミッションだと感じました。


Webマーケティングの大衆化を目指すのであれば僕がやるべきだ。


安定した収益を上げているベンチャーが死なない程度に全力でスタートアップしてる

ベーシックに魅力を感じたもう一つの要因として、ポートフォリオ経営である点があげられます。現在ベーシックでは安定して収益を挙げている

・メディア事業
・EC事業

があり、投資事業として

・Webマーケティング事業

があります。


僕が入社してからいちど大型の資金調達を行いましたが、メディア事業部、EC事業部が安定的に稼ぎ出した収益を Webマーケティング事業に投下しつづけることで、何度も何度も打席に立ち続けることができています。

もし、ferret One をスタートアップで事業展開しようと思ったら何回資金調達しなければならなかったのだろう?と思うと、ポートフォリオ経営のありがたさが伝わってきます。

この意思決定をして3年間続けているのはすごいです。

通常のスタートアップではマネできないし、大手では合理的に考えて大衆化を目指さないでしょう。

しかし、国内の中小企業は約400万社あり99% が中小企業です。小規模事業者だけで見ても 325万社あり、マーケットとしては非常に大きいです。

いま、この打席に立っていられることは、ベーシックに身を置いているからできることであり、最大のチャンスなのです。



僕のベーシックでの仕事は、以下のインタビューで参照いただけます。

「本当にやるんですか?」 思わず社長に聞いた“無茶な構想”を、開発チームがやりきる
https://www.pr-table.com/basicinc/stories/533
「ベトナムは奇跡のような国」オフショアを使いこなす「Homeup!」開発者の見解
https://career.levtech.jp/guide/pickup/column/37/


いっしょに『大衆化』しませんか?

「大衆化」はすぐには成し遂げられません。

しかし、ベーシックはチャレンジし続けることを選んだ会社です。


この記事を読んで、少しでも心に響いた人は、迷わず連絡をください。

直接会って僕らの本気を確かめてみてください。


エンジニアとして僕に興味を持ってくれた人も、迷わず連絡をください。

大衆化のために技術的に乗り越えなければならないことは山積みです。

ferret One は マーケティングの入口から出口までサポートするサービスです。

大衆化への過程で、必ず “Webのパーソナライズ化” を実現するチャンスがあります。


僕と一緒に前人未踏を成し遂げませんか?


株式会社ベーシック's job postings
Anonymous
10952288 1529701700646147 8393375676188266012 n
0c343d9a b072 455a 9057 10023ab56007
A236ca4a 89c2 4f44 b223 e8f748de661f
8b7c0642 b272 40eb b5ff daf2888da0a0?1504184836
9b51b038 91ab 4352 909b 2ba19c688f3f
19 Like
Anonymous
10952288 1529701700646147 8393375676188266012 n
0c343d9a b072 455a 9057 10023ab56007
A236ca4a 89c2 4f44 b223 e8f748de661f
8b7c0642 b272 40eb b5ff daf2888da0a0?1504184836
9b51b038 91ab 4352 909b 2ba19c688f3f
19 Like

Weekly ranking

Show other rankings

Page top icon