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「世界を抜本的に変革する。」をビジョンに掲げるCEOインタビュー ② 〜事業売却から新しいチャレンジ〜

世界で勝負するため、事業を19.8億円で売却

※起業から事業売却までのインタビュー記事はこちらからご覧頂けます。

https://goo.gl/0OIaKh


Q.売却後はどういった道を進んだのでしょうか?

日本国内の学者や研究機関を訪問

売却後は、今後やる事業を模索するために
まず日本国内の学者や研究機関などを訪問しました。
ITに限らず、ロボット、遺伝子、エネルギー、宇宙など
世界を抜本的に変える可能性のある技術分野を中心に、
東京大学から地方大学まで多くの研究機関や学者の元を訪問しました。

海外移住、「世界」を周る

その後は「世界」を見るために海外に移住しました。
近年多くのスタートアップが集まっていることでも有名な
ドイツのベルリンにまず居住地を定め、
現地の起業家やエンジニア、大学教授等と交流しました。
その後ヨーロッパをはじめアフリカ、中東、アジア、オセアニアと30か国以上を旅し、
様々な文化や歴史に触れながら、次にやるべきことを模索しました。

Q.その旅を通して大きな収穫はありましたか?

「世界」がより身近になった

それまでの自分は「世界を変えたい」といっても、
具体的に「世界」がどんな姿をしているのか
あまりイメージすることができませんでしたが、
実際に色々な国とそこに住む人々に触れることで、
より「世界」が身近になりました。アフリカではスラム街を訪れ、
現地に住む人やNGO関係者と貧困の原因を語りました。
ノルウェーでは進歩的な学者や識者と
資本主義や近代社会の行く末を論じました。
中東の紛争地帯ではユダヤやイスラムの人たちの見解を聞き、
いかに宗教や領土問題が根深いのかを学びました。

世界中のユーザーがイメージできる

決して世界の全てを知れたわけではありませんが、
自分の変えたい世界が今どんな姿をしているのか、見ることができた。
またよりビジネス目線で言えば「こういうプロダクトを作ろう」と思った時に、
「あの国ではこんな人が使うだろう」などと
イメージできるようになったことが大きな収穫です。

BeHeardの誕生へ

Q.そして今たどり着いた答えは?

世界中を周り、人間の「話を聞いてもらいたい」というニーズは普遍的、
かつとても強いニーズであることに気づきました。
その発想をもとに生まれたのが現在取り組んでいるBeHeardというサービスです。BeHeardは世界中のリスナー(聞き上手な人)に
いつでも自分の話を聞いてもらえる、というサービスです。
「Be Heard, Be Empowered(世界中の人を繋ぎ力づける)」ことをミッションにしています。内容については説明するより実際に使ってみたほうがわかりやすいので、
ぜひ使ってみてください。

BEHEARD

Q.日本でも使用可能なのでしょうか?

日本語にはまだ対応していませんが、Apple stor からダウンロードする事は可能です。

英語での会話にストレスを感じない方は是非使ってみて下さい。

グローバル市場をターゲットにしているため、
まずはアメリカをはじめとする英語圏でローンチを進めています。
現在はまだプロトタイプ段階なのですが、
2016年10月に本格的なベータテストを行い、
その後2017年には米国市場に向けて本格リリースを予定しています。

BeHeardの紹介PVはこちら

今後のビジョン

Q.今までの経緯と現況を踏まえて、今後のビジョンをお願いします。

「世界を抜本的に変革する」が自分のミッションです。まずは2020年までにGoogleやFacebookのような、
世界トップレベルの企業を創ります。
ただビジネス自体はあくまでも社会の構成要素の一つに過ぎません。
私たちはビジネスで得た資本力や社会的影響力をもとに、
世界により抜本的な変化を起こしたいと思いってます。具体的には政治、科学、哲学、ビジネス、環境、芸術など各分野から
「世界を変えたい」と思っている仲間を集め、
ビジネスの枠組みを超えた組織を作りたいと思っています。
国や政府、宗教といった垣根を超え、
世界を根本的に良くすることが、自分の人生の最終ゴールです。

BEHEARDでは一緒に働く仲間を募集しています
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