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クラウドサインQAEチームが目指すビジネス戦略と結びつく戦略的品質保証の未来【事業部インタビューVol.5】
電子契約サービスのパイオニアとして、日本のビジネスシーンに新たな常識をもたらしてきたクラウドサイン。
社会のインフラを目指すプロダクトを支えているQAEチームのグループマネージャー、チームマネージャーに「テスト」だけでなく、社会インフラとしての「品質保証」に向き合う苦労と面白さに関してお話をお伺いしました。
PROFILE
クラウドサインProduct Engineering部Customer Centeredグループ グループマネージャー 弦間一紀
ゲーム業界でQAエンジニアマネージャー、PMやディレクターなどを経験し、2021年に1人目のQAエンジニアとして弁護士ドットコムに入社。QAEチームのマネージャーを経て、現在はCRE、QAEの所属するCustomerCenteredグループのグループマネージャーを務める。
クラウドサインProduct Engineering部Customer CenteredQAEチーム チームマネージャー 田中翔
ゲーム会社でのQAエンジニア、BPO会社でのQA受諾事業の立ち上げや営業経験を経て、2023年に弦間のリファラルで弁護士ドットコムに入社。2025年6月より、QAEチームのチームマネージャーに就任。
はじめに
ーーまずはおふたりとクラウドサインの組織のことを教えていただけますか?
弦間: クラウドサインには1人目のQAエンジニアとして入社し、ちょうど5年目に入ったところですね 。今はCustomerCenteredチームでグループマネージャーをしています。クラウドサインはコロナ禍で需要が増え、それに伴い組織も拡大してきました。入社当時と比べて開発の手法や組織構成が変わったりもしましたが、開発の仕方そのものは大きく変わっていないように思います 。一方で、マーケットからのご要望やプロダクトの需要は年々変化していると感じてます。
田中: 私も弦間さんと同じCustomerCenteredグループのQAEチームに所属し、チームマネージャーをしています 。入社は2023年で、現在3年目です 。普段はQAEチームのマネジメントに加え、テスト領域の戦略を考えたりしています。2025年6月からはマネージャーになりましたが、局所最適や個別の事象ではなくより抽象度の高い(戦略やチームビジョン)ものや高い視座から考えることが求められていると感じており、大変ながらも楽しく働いています。
ーー話は変わりますが、田中さんは弦間さんのリファラルで入社したんですよね?
田中:はい。10年くらい前に勤めていた職場が一緒で年齢も比較的近いですし、入社時期も同じくらいだったので、仲良くなりました。当時いた会社が成長フェーズですごく大変な時期だったんですよ。なので、もちろん仲のいい友人でもありますし、大変な時期を一緒に戦ってきた戦友みたいに思ってます。(笑)
弦間:クラウドサイン内にQAEチームをゼロから立ち上げるということになったタイミングで、一番最初に浮かんだのが田中さんだったんです!田中さんには、ゼロイチのフェーズでも一人で仕事をやり切れるという圧倒的信頼がありましたし、仕事観や、QAに対する考え方みたいなところでも共感することが多くて。なので、このチーム立ち上げのタイミングには、彼しかいない!と思い声をかけました。
ビジネス戦略と「品質保証」を結びつける
ーーQAエンジニアというと「テスター」のイメージを持たれがちですが、クラウドサインのQAEチームが考える「戦略」とは、どのようなものでしょうか。
弦間: 現在のQAEチームが担当している領域は、テストを通じて開発中のプロダクトに問題がないかを確認し、リリースするというもので、ユーザー側にバグが出ないかを重点的にチェックしています 。しかしユーザーが増えると、想定外の使い方が必ず発生します 。そのため、今後はより包括的、体系的に品質を保証できる状態を作っていきたいと考えています 。
目指すのは、ISOなどのソフトウェア品質要件に準拠した形で、それぞれの品質要件に対し、適切なテストが行える組織です 。
QAエンジニアの領域は、大きく分けて以下の三つがあると考えています 。
- テスト領域: いかに迅速、かつ正確にテストを実施するかを考える 。
- プロセス領域: 開発プロセスの中で品質を担保し続けるための仕組みを考える 。
- QA(戦略)領域: テストやプロセスの結果を分析し、どうPDCAを回すかを考える 。
現状クラウドサインでは「テスト領域」の比重が大きいので、今後は「プロセス領域」や「戦略領域」を広げていくことが目標です。
ーークラウドサインのQAならではの難しさや面白さはありますか?
弦間: クラウドサインはBtoBサービスと思われがちですが、企業間でのやりとりで利用する場合(契約書の締結など)もあれば、BtoCの場合(不動産賃貸や売買契約、雇用契約の締結など)もあり、業界やユーザーの性質によってユースケースが大きく変わります 。そのため、利用業界などのドメインをより深く理解していかないと不測の事態が起きてしまいます。なので、ここ最近はビジネス側との接点を増やす取り組みをしています。ビジネス側と距離が近いと、ビジネス戦略と品質保証を結びつける議論ができる環境にあります 。またCREチームとの連携も進めており、QAEチームがユーザーのリアルな困り事を直接理解できる機会もあります 。ユーザーの声に寄り添った品質保証に興味がある方にとっては、特に面白い環境だと思います 。
田中: 個人的には、電子署名の仕組みそのものの理解が大きな面白さだと感じています 。電子署名がどのような仕組みであり、どのような信頼性を持つのかという技術的な仕組みに加え、時代とともに法令が変わるためそれに追従して機能も変わっていかなければなりません 。そうした法令や仕組みをQA視点で考えるということが、この会社ならではの楽しさです 。
目指すはQM体制の確立とビジネス価値創出
ーー今後QAEチームが目指していることを教えてください。
弦間:テスト・プロセス・QAの3つの面がバランスよく機能するQM(品質マネジメント)体制を創ることです。具体的には、脆弱性対策や負荷領域といった非機能要件への品質保証のアプローチをプロセスとしてどこでやるべきか分析・決定し、テスト領域がどうテストすべきかを考える、というサイクルを回せるようになることです 。
また、今後はマルチプロダクト化が進むため、各プロダクト間で品質保証に対する「概念の共通化」を進めていかなければなりません 。それぞれのプロダクトが求める品質のあり方が異なってしまわないよう、最低限の概念は標準化させていく必要があります 。
ーーQAEチームはどんな人が活躍できる組織だと感じますか?
弦間: 一つは、「粘り強い人」です 。他チームとの協議や調整も多いので、目的は曲げずに、ベストな落としどころを調整したり色々なアプローチ方法を考えられる人が望ましいと思います。また、テストではなく品質保証という文脈で、「こうあるべき」という理想像を持った方だと、より良いですね 。
田中: 「想像力」を持っていることが大事だと思います 。仕様的には正しくても、実際のユーザーにとっては大きな不利益が出ているなども起こりうるので、ユーザーの使い方やニーズを想像できることが重要です 。あとはエンジニアだけの視点ではなく、ユーザー目線で考えられる、様々な経験(QAエンジニア以外)をお持ちの方に来ていただきたいですね 。
弦間:確かに!教科書通りの実践に留まってしまうと、本質的ないいプロダクトを提供することはできないと思います。田中さんも僕もそうですが、PMや営業などの他の職種の経験を活かして「その品質問題がユーザーにどれほどの不利益・不都合をもたらすか」という視点を持っている人だと活躍いただけると思います。
ーー最後に、候補者の方へのメッセージをお願いします。
弦間: クラウドサインは今、マルチプロダクト化へと進んでおり、プロダクトのあり方が大きく変化しようとしているフェーズです 。これまでの品質保証のやり方にとらわれず、0→1の構築に多く携わっていただける環境です 。他社にはない、非常に面白い経験ができると確信しています 。
田中: QAEチームはこれまでの積み重ねや新しい取り組みによってユーザーの動きや困り事が見える状態になってきています 。品質保証を通じて事業へ貢献したい方、新しいフェーズにあるクラウドサインで戦略的なことに挑戦したい方はぜひきていただきたいです。