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【新規事業紹介】弁護士ドットコムRightsが爆誕したので、チームメンバーに話を聞いてみた。読み方は“ライツ”。 〜第1巻あらすじ〜

日本最大級の法律相談ポータルサイトを提供する、法曹界のリーディングカンパニー「弁護士ドットコム」。楽しそうな雰囲気を漂わせながら仕事している、面白そうなチームがあるので話を聞いてみました。

■佐々木 龍平
職業:家と昼寝を愛するマネージャー
好きな漫画:「喰う寝るふたり住むふたり」

■大塚 悠介
職業:なんでもとりあえずやってみるエンジニア
好きな漫画:「ジョジョ!読まずにはいられないッ!」

■大池 清佳
職業:漫画を愛し、クリエイターを愛す人
好きな漫画:「クロロ…HUNTER×HUNTER!あとARIA」
■ナレーター:藤江 陽子
職業:説明入れたり編集したりする人
好きな漫画:「コナンと幽遊白書ですかね」

※本記事は2019年7月時点でのインタビュー内容です。

第1話:弁護士ドットコムRightsが生まれたキセキ

割と最近のむかし、東京某所に佐々木さんがいました。冒険に行く途中に大塚さんと大池さんに出会い、弁護士ドットコムRights(ライツ)をつくったそうです。

佐々木「弁護士ドットコムRightsとは、2019年5月に誕生した、企業の知的財産権の保護に特化した新サービスです。著作物の不正利用を防ぐことで、クリエイターが安心して作品を作り続けられる世界を目指しています」

大塚「正式リリースまでは、社内では“漫画ばっかり読んでいる人” “YouTubeを見て楽しんでいる人”というあらぬ誤解もあったとか(なかったとか)。とにかく、本格稼働できて安心しています」

佐々木「不正サイト(漫画村など)は以前から大きな問題となっています。その中の一つとして、不正サイト側の手法が日々変化をしているんですよね。“著作権侵害をなくしたい側”としては、かなりのスピード感で対応しなければならない状況です」

佐々木「漫画家さんや出版社を中心としたクライアントのニーズはもちろんのこと、常に市場や法律など世の中の動向を観察し、必要に応じてサービスに反映しています」

第2話:漫画を語る朝会で和気あいあい!?Rightsのナカノヒト

社内では、「和気あいあいとした、仲の良さそうな印象が強いチーム」との評判。どんなメンバーで事業をつくっているのか伺ってみました。

佐々木「今は僕と大塚さん、大池さんの3名のチームです。和気あいあいとしているよねー、と確かによく社内で言われるのですが、理由は何でしょうね。強いて言えば、朝会を大事にしているからでしょうか」

大塚「チームが立ち上がったばかりくらいの段階で、1日に1度は“話をする場”をつくろうという話になりました。少人数のチームなので普段からコミュニケーション頻度は高いのですが、あえてイベントとしての朝会を用意することで、“発言する機会がある” “絶対に話しかけて良い場がある”という安心感につながっています」

佐々木「情報共有の場という意味もありますが、結果的に、問題提起や課題解決もスムーズに行えていると思います。まぁ、漫画の話が盛り上がり始めると、マニアックな方向に話が進んじゃうこともあるんですけど」

大池「ヒートアップしすぎると、佐々木さんが“そろそろ本題に戻っていいですか?”って聞いてくるときもありますよね(笑)」

佐々木「業務の分担としては、僕がマネージャーで、クライアントとの窓口対応全般を対応しています。今は地道な営業活動が中心です。未来のクライアントとなる漫画家さんや出版社の方とコンタクトをとるために、ツテをたどったり、500人規模のイベントに顔を出したりしています」

大塚「僕は職種としてはエンジニアで、主にシステムの開発を行っています。とはいえ人数が少ないので何でもやっていますね。運用フローを改善したり、営業資料作成のためにデータを集めたりもしています」

佐々木「大池さんは実際にサービスを利用し、クライアント目線で製品の使いやすさのフィードバックや改善提案をしてくれています。日々高い集中力で作業を進めていて、本当にすごいです」

大池「佐々木さんは必ず“チームで”取り組みました、と言ってくれる人です。自分が窓口になって交渉していたとしても、チームで進めているんだという意識を強く感じます。だからこそ私も自然と頑張ろう、と思えるんです」

佐々木「今はスタートダッシュの段階なので、役割分担は必要以上に決めすぎずに、みんなで協力していこうという意識が強いです。“チームで”取り組んでいるという想いは、情報発信をするときに自然と現れているんでしょうね」

第3話:開発を進めるエンジニアの本音

エンジニアの大塚さんに、開発体制について伺いました。

佐々木「大塚さんは、単純にものを作るだけの人ではないんです。作り手としての視点はもちろん、営業視点も加味して議論してくれてありがたい存在です。もう一人マネージャーがいるような感覚に近いですね」

大塚「僕はもともと弁護士ドットコムのサイトの開発チームに居たのですが、今回の事業立ち上げのタイミングでこちらにジョインしました。大きなサイト、大きなチームとは違い、少人数チームでの開発ということで、やはりやることは大きく変わってきますね。エンジニアとして技術的にチャレンジングなこだわりも入れていますが、この辺が割と寛容な環境なのでありがたいです」

大塚「今は、とにかくスピード感を重視して開発しています。クライアントのニーズや実際の作業者の使い勝手の向上など、チーム全員で会話しながら、少しずつブラッシュアップしています。コミュニケーションが密に取れているからこそ、様々な視点で良いものにするための議論が行えています。この辺は進めやすいですね」

大池「大塚さんは、私が伝えた意見をそのまま1受け取るのではなく、読み解いて10返してくれる(改善してくれる)ので、いつも驚かされています。どんどん使いやすくなっていくので、何でも伝えていますね。本当に、ドラえもんみたいな人です(笑)」

大塚「ここで、ちょっといい話をしちゃいますけど・・(笑)、僕は、技術を使うときに“”が根底にいないと嘘だと思うんですよね。ホンダの創業者・本田宗一郎さんの“技術は人に奉仕する手段”という言葉が好きなんです。クライアントの言葉を紐解いて、真のニーズを理解した上で、技術で貢献したい。“人を幸せにする”というところが、僕にとって重要なことなんですよ」

第4話:Rightsチームが描く未来予想図

ほーらーおーもーったー、とーおりにー・・
最後に、新規事業に対する想いと今後の目標について語ってください。

佐々木「新しいものを生み出し続けるカルチャーって、とても重要だと思うんですよね。“新規事業を応援する雰囲気”が自然と社内に生まれたら、とても素敵だなと感じています。既存事業で戦っているメンバーにとっても、他部署との密なコミュニケーションや連携ってプラスでしかないな、と」 

大塚「新規事業だから、ということがあるかどうかはわかりませんが、日々変化が激しく、作業範囲も広くて日々バタバタしている印象ですね。今までの仕事の進め方とは全然違うな、と感じています」

佐々木「まさにカオスな状態なんです。もちろんやりがいが大きいのですが、ときには当事者だけでは辛いこともありますね」

大塚「だからこそ、社内で応援されるチームでありたい。社外の方に対してはもちろんのこと、社内のメンバーにも僕たちのことを知ってほしいなと思っています。一方で、こちらは“弁護士ドットコムという基盤事業があるからチャレンジができている”という感謝を忘れてはいけないなと思っています」

【レポート】リーガルテックは知財の未来を救うか? Legal Tech Forum Vol.3
今回のLegal Tech Forumは、いつもとはちょっと違う「知的財産」がテーマ。折しも不正サイト「漫画村」の運営者が身柄を拘束されるという象徴的な日に、テクノロジーがいかに日本のコンテンツ業界に貢献できるかについて討論しました。
https://www.cloudsign.jp/media/20190710-legaltech-chizai/

佐々木「Rightsチームとしては、困っている人を助けられるようなサービスをどんどん展開していきたいなと思います。いつかは、不正サイト自体がなくなって、僕らが要らなくなる世の中になればいいなと思いますね」

この話は、To Be Continuedかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
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