【インタビュー】グローバルに働くとはどういう事か?ベステイト代表石橋拓馬が語る起業までの人生ストーリー

こんにちは!ベステイトでWantedly運用を担当している伊藤です。

会社の空気はそこにいる人が作るもの。

会社を知る為には、そこで働いている人たちのことを知ってもらうのが一番ですよね。

「ベステイトではどんな人が働いているんだろう?」

と思う人の為に、ベステイトのスタッフたちを順番に紹介していきたいと思います。
僕たちのことをより知ってもらえる機会になれば幸いです!


インタビュー企画第1弾は、もちろん弊社代表の石橋拓馬から!
インタビュアー伊藤が根掘り葉掘り聞いてきたので、ぜひ御一読下さい!

ベステイト代表 石橋拓馬とは?

石橋拓馬

株式会社ベステイト代表取締役。1991年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒業後、3年間シェアハウス・ホステル運営会社に勤める。2017年、東京都足立区にてホステルやゲストハウスなどの宿泊施設の運営・管理事業を行う株式会社ベステイトを創業、代表取締役に就任。同年、本社を福岡市博多区に移転し、日本初の宿住混在型施設「モンタン博多 ホステル&レジデンス」の運営を開始。オープン1か月で黒字化に成功し、現在も月間平均稼働率85%・高レビューを維持している。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

伊藤:社長、今日はよろしくお願いします!

石橋:はい、こちらこそよろしくお願いします!

伊藤:まず始めにですが、社長がどんな学生時代を送ってきたのか興味があります!

石橋:高校時代はサッカー漬けの毎日で、将来のことも考えていなければ今の仕事に繋がることも何も考えていませんでした。大学でも入学早々サークル選びを誤るなど、いわゆるキャンパスライフのスタートダッシュに失敗し、1人で過ごす日々が続いていました…。

大学生活つまらないなぁ…と感じる自分を振り返ったときに、「何の為に大学に通っているのか?」と真剣に考えた時期があったんですね。

そのときに、元々海外に興味があったし比較的英語が得意だったこともあり、海外に行くのを決めて、1年間大学を休学しワーキングホリデービザを使ってカナダへ渡航しました。何か人生をかけて没頭できるものが見つかると思って(笑)

伊藤:現地での生活はどうでしたか?

石橋:最初はなかなか仕事も見つからず食べるのにも困るくらい貧乏な生活でしたが、なんとか見つけたイタリアンレストランで皿洗いとして一生懸命働いて、貯めたお金でカナダ国内を旅していました。例えばトロントからモントリオールという所まで1000キロくらいの道のりを自転車でテント生活しながら巡ったり、VIAトレインというカナダ横断鉄道に乗ってエドモントンやバンクーバーまで行ってみたり。

僕の旅って、体力的にも精神的にもめちゃくちゃキツくて、それに耐えながら自力で成し遂げるような、どちらかというとM寄りの(笑)旅に楽しさを感じるスタイルだったんです。
アメリカにも行ったんですが、ときにはヒッチハイクをしたり、ハーレーを借りてルート66を爆走したり。アリゾナ大学に潜入して勝手に講義を受けたりもしました(笑)

伊藤:なんだかめっちゃいい旅してますね!いいなぁ!そこで旅の面白さを感じたわけですね!

ホステル業界で働く事になった動機は?

石橋:そのときよく泊まってたのがゲストハウスなどの安宿だったんですね。
もともとドミトリーっていう宿泊スタイルは知らなかったんですが、泊まっている内にいろんな出会いがあり、ドミトリーとか交流というものに面白さを感じていました。これが今の仕事に繋がる僕の原体験ですね。

それからワーホリ期間が終わり帰国して大学に戻るわけですが、バイトしなきゃと思って探していたらたまたま見つけたのがホステルの仕事でした。今から5〜6年前なので、まだゲストハウスとかホステルが日本にほとんど無い時代です。そんなときにホステルのオープニングスタッフの募集があったので応募して働き始めることになりました。

伊藤:それがホステル業界の始まりの第一歩になってるわけですね!それにしてもそんなにガッツリ旅しているとは知りませんでした。

石橋:それでいうと、海外での旅の経験はそのワーホリ期間だけですが、日本国内は結構旅していました。学生時代はバイクを持っていたので、大学1~2年の長期休みで47都道府県を巡った事もあります。余談ですが、そのバイクは会社興すときの資本金の一部になりました(笑)
当時はユースホステルと呼ばれる安宿があったので、よく泊まっていました。

伊藤:ユースホステルではゲストハウスのような交流の面白さはなかったんですか?

石橋:オーナーさんのタイプに寄りましたね。毎日キャンプファイヤーをやったり面白いところも多かったんですが、交流が全く無いところも多かったです。ただ一つ、印象深い思い出があって。

徳島で泊まったユースホステルのオーナーさんがとてもいい人で、宿泊客が僕1人だったのもあってとても良くしてもらったんです。ホットプレートで焼肉やってくれたり、周辺を案内してくれたり。

そのオーナーのおっちゃんが、コテージともいえる小屋を紹介してくれて。中には一応寝床も用意してあって、海がキレイに見渡せる静かでゆっくりできるところでした。

で、おっちゃんがいきなり「徳島に来たとき、いつでもここ使っていいぞ!」って鍵をくれて(笑)
まさかの若干20歳にして徳島に別荘を持つっていう。しかもプライベートビーチ付き!笑

伊藤:すごいエピソード(笑)でもいい思い出ですね!

石橋:そんな旅の思い出があったり。正直徳島のどこに行ったの?って聞かれても覚えていないんですよね。でも人との出会いや交流があると、こうやってエピソードとして話すことができたりするじゃないですか。それが旅の醍醐味ではありますよね。

人との交流っていつまで経っても残るものなんですよ。かけがえのない思い出になるし、旅の土産にもなる。旅人を受け入れる側になった今でも大切にしていきたいことですね。

伊藤:それがホステルに興味を持ったきっかけになるわけですね。

石橋:その出会いの良さを知った上で、実際にカナダでドミトリーに泊まって面白さを感じたから、こういうのをやりたい!って思ったんだと思います。

前職の会社での仕事について教えて下さい

伊藤:前の職場でもそういった交流を大事にして運営してたんですか?

石橋:前職は主にシェアハウスを運営する会社のホテル事業部にいました。割合でいうと9割シェアハウス、1割ホテルといった感じだったので肩身の狭い部署でした(笑) その分だいぶ好き勝手やらせてもらっていましたけど。

運営していたホステルでは、宿泊のゲストを混えてちょっとしたパーティーみたいな交流は1週間に1回くらいのペースで行なっていましたね。スタッフ仲間も飲む人が多くて、仲良くなったお客さんと飲みに行くこともしょっちゅうでした。今では考えられないくらいめちゃくちゃ弾けてました(笑)

              (インタビュー中におふざけする一面も)

夜勤のときも朝方まで飲んで、ベロベロの状態でゲストのチェックアウト対応をするっていう(笑)ミンティアとマスクで最善の処置をすれば、ちょっと風邪っぽいのかなぁ?って思われる程度で済みます、たぶん(笑)

伊藤:それはそれでハードですよね(笑)

石橋:もうめちゃくちゃハードでした(笑)

夜勤で仕事して、朝まで飲んだ後に10時くらいまで仕事して、昼から大学の授業に出るっていう。授業までホステルの倉庫で仮眠取って。笑

伊藤:今の仕事スタイルからは想像できないですね(笑)

石橋:だいぶ大人になりました(笑)

当時はアルバイトの立場だったのでそれが許されてたのかもしれませんが、でもその分誰よりもゲストを楽しませているという自負はありました。ゲストが「めちゃくちゃ楽しかったわ」って楽しんで帰ってくれることが大事でもありましたから。仲良くなって今でも繋がっている人もいますよ。

伊藤:まずは目の前のゲストを楽しませるっていうスタンスだったわけですね!
その後は社員という立場に変わっていったわけですか?

石橋:ホステルでの勤務が楽しくて、そこそこいい大学に通っていたとは思うんですが、全く就活はしなかったんです。

当時は、アルバイトでいいから4~5年働いてお金貯めて将来ゲストハウスを開こう!って思ってたんですが、卒業時に社員にならないかと言われて。社員になったほうが任される仕事の幅が広がるはずだし、そこは戦略的にひとまず就職を選びました。

伊藤:社員になったことで任される仕事の幅は広がりましたか?

石橋:広がりましたね!ちょうど卒業時に2店舗目が出来るタイミングだったので、そこの支配人を任されることになったんです。

1店舗目のアルバイトの立場でのオープニングとは違い、支配人としての2店舗目のオープンではほぼ全ての業務を任されることになりました。初めてのことばかりで、その分苦労は多かったですね。

予約サイトの申し込みからシステムの構築、どういう売り出し方をしたら予約が入るのか。どういうプランがいいのか。分からないなりに全部やりました。

伊藤:やり方を教えてもらうとか、アドバイスをもらえる状況とかではなさそうですね。。。採用も同時並行ですか?

石橋:いや、支配人になるときにはすでにスタッフは決まっていて、実は後のベステイトの創業メンバーである濵田と押川との出会いもこのときでした。

伊藤:その時からすでに起業を意識していたんですか?

石橋:いつかはしたいという想いは常にありました。今ではゲストハウスのパイオニアと呼ばれるようになった人たちが当時25歳くらいで実際にゲストハウスを作っていて、彼らにもできるんだから自分にもできるだろうと思っていました。
そのとき僕は23歳でしたが、彼らと同じ25歳くらいまでには自分の宿を持てるだろうと漠然と考えていました。今となっては大変おこがましい話ですけど。

伊藤:オープン後は大変でしたか?

石橋:とても苦しかったですね。支配人を任されて一番苦労したのが「人のマネジメント」でした。

どう教育したら、仕事に楽しさとやりがいを感じてもらいながら同じ方向を向いて売上をあげていくことができるのかを徹底的に考えました。ときにはめちゃくちゃぶつかることもあったし、泣かせちゃったりして。かける言葉ひとつで相手のモチベーションが大きく変わるということもこのとき学びました。

四苦八苦するなかで、今も一緒に働いてくれている濵田と押川が常にフォローしてくれて、とても助けられました。

伊藤:それが今に繋がっているわけですね。

石橋:その1年後に、今度は奈良で新規店舗がオープンするという話ができて、今度は開発段階から仕事に関わることができました。

間取りを決めたり、お客さんの動線を考えたり、ここにドライヤーを設置すると夜中に響くんじゃないかとか、壁紙の色とか。また違う大変さがありました。先輩社員と同居生活しながら仕事してましたね。
ただ僕は、オープンからは4ヶ月だけ運営に携わって、その後はまた東京に戻ることになりました。

伊藤:それから起業の道を進んでいくわけですか?

石橋:奈良にいるときすでに起業に繋がる仕事の話はもらっていたんですが、その時点ではまだ口約束の状態で、実際に会社を興すまでには半年ありました。
東京に戻ったのは、東京の店舗を統括するエリアマネージャーを任されることになったからだったので、起業までの半年間は仕事を続けながら、経営の勉強をして準備していました。

それで一通り仕事が落ち着いた段階で会社を辞め、2017年3月3日に会社を興しました。

伊藤:その日付に何か特別な理由ってあるんですか?

石橋:小さいころからやっていたサッカーの背番号がずっと3番で、3という数字に縁を感じていたので。あとは税務上の問題です(笑)

伊藤:そういうこだわりって大事ですよね!

起業してからの話を聞かせて下さい

伊藤:起業からこれまでの学びや気づき、苦労などはありますか?

石橋:もう毎日苦労しかないですね(笑) 特に人員計画を甘くみていたのが失敗でした。
今までは店舗の売上だけを考えていればよかったんですが、今度は会社の経営者となるわけで、店舗の売上はもちろん会社の売上も考えなければいけません。

最初は会社に資金を残すことを意識し過ぎた為にかなり痛い想いをしました。

僕はそれこそ365日朝から晩まで働く気でいたし、自分たちが一生懸命働けばなんとかなるだろうと思っていたので、少しでも人件費を浮かすためにスタッフを十分に雇わなかったんです。開業時は創業メンバー3人とアルバイト2人の5人だけでした。

ありがたいことだったんですが、オープンしてからすぐに満室状態が続き、一気に忙しくなってさっそく人手不足に陥ってしまったんです。
想定外だったのが、選定した清掃業者の動きがイマイチで、チェックイン時間の15時までに客室の清掃を終わらせるためには自分たちも手伝わなければならなかったことです。今考えると信じられないくらいの業務量でした。

そんな状態だったので、採用に時間をかけれず面接もできないし、採用したとしても研修する時間も取れない。悪循環が続きました。
アルバイトの子たちの教育も十分にできず、みんなと向き合って話す時間も持てなかったので、完全に失敗でしたね。

自分が会社の社長として利益を追い求め過ぎたが為に、他のスタッフに迷惑をかけてしまい、すごく反省してます。なので、当時苦労をかけたメンバーたちに対する恩はこれから返していきたいと思っています。オープン当初からちゃんと必要人数を揃えていればここまで大変ではなかったはずなので。

結局は、経営者としての判断ミスであり、自分で生んだ苦労なのでしょうがないといえばしょうがないんですが。今後の新規案件では最初からしっかり人数を揃えて準備していく予定です。

伊藤:でもその失敗を乗り越えて、やっと落ち着いてモンタン博多の運営ができるようになってきたわけですね。

石橋:ありがたいことに来年の冬には新しい店舗もできますし社員も増えるので、これからが楽しみですね。

これからのベステイトについて

伊藤:これからの会社の展望とかあるんですか?

石橋:直近の目標でいうと年商1億円です。世の中の会社からしたら小さい数字かもしれないけれど、創業2期目として是非この数字はを追っていきたいです。

また、5年以内に従業員数100名にしたいですね。
いろんなバックグラウンドを持った人と関われるし、単純に多くの人が集まったときにどんなことが起きるのかワクワクするじゃないですか。

絶対に自分の目の行き届かない所も出てくるし、大変さは増えるけど、自分が作った会社に多くの人が集まったときに何が起きるのか。旅の時と同じで純粋な好奇心からそう思っています。

伊藤:これからが楽しみですねー。このフィードを読んでくれた人にも是非来てほしいですね!

石橋:そもそも僕が起業したのは、自分たちのやりたいことを誰に指図されるわけでもなく、自分たちの力で成し遂げたい、っていう野心からきているんです。そして人とお金が増えればやれることの幅がどんどん広がるはずです。だから会社を大きくしたい、スケールを追い求めたいと考えています。

僕もこの先宿泊施設の運営事業以外にもやりたいことがたくさんあります。それを共感してくれる仲間と一緒に成し遂げたい、みんなと面白いことをやっていきたいという想いがあるので、この記事を読んで少しでも興味を持ってくれた人とは是非一度お話しできればと思います。

採用したい人材とは?

伊藤:そうなるとやはり採用が非常に重要になってきますが、どんな人に入社してほしいですか?

石橋:一言で言うと「チャレンジャー」ですね。
いまのところベステイトという会社は、良くも悪くも一人ひとりが自分の頭で考えて行動できないと成り立たない会社なので、常に自分の頭で考えて、受け身じゃなくて能動的に動ける人。目の前のゲストの為に、積極的に変化を加え、挑戦していける人材がほしいです。

こうしたらもっと宿が良くなるのに、こうしたらもっといい会社になっていくんじゃないかって、前向きな姿勢で、どんどん新しい事に挑戦していける人がいいですね!

伊藤:是非チャレンジャーに来てほしいですね!

石橋:あとは「感謝と謙虚」を忘れない人。これがあれば、あとはどうにでもなります(笑)

グローバルに働く事とは?

伊藤:最後に何かメッセージや言い残した事などがあればお願いします。

石橋:「グローバルに働く」というのはどういうことか、これについて僕から伝えたい事があります。

一般的にグローバルに働くって、英語を使って、世界を股に掛けてカッコよく働く、みたいな華やかなイメージを持つ人が多いと思いますが、実際はめちゃくちゃ大変なことなんです。

ホステルやゲストハウスってグローバルな環境だといえますが、本当にいろんな文化や価値観を持った人たちが集まります。そしてスタッフもゲストも往々にしてみんな自分の文化や価値観を押し付けがちなんですよ。例えば、日本にいるんだから○○して!とかアメリカではこんなこと普通だ!とか。
アメリカは~とか、韓国は~とか、中国は~って国籍で語っている時点でグローバルではないんです。

本当の意味でグローバルに働くとは、そんな異なる文化や価値観を持った人たちを一旦すべて受け入れることから始まると考えています。それがまずとても大変です。人間誰しも自分と違う考え方や風習を持つ人と会ったら、少なからず嫌悪感を抱くものですから。

たとえ自分に理解できないようなことだとしてもまずは受け入れて、その一人ひとりの違いを楽しむこと。その上で自分はこういう人間だってしっかり発信できるのが本当の意味でのグローバル人材だと思います。

つまり一人ひとりの違いを受け入れて理解し合うのが「グローバル」、でもそう考えるとグローバルなのに一人の人間単位で考えるって、それって「ローカル」な世界でもあるわけです。これって面白くないですか?グローバルを追求したらローカルに行き着くっていう。まぁ簡単に言うと「宇宙船地球号」ってことです。
最近、そんな考えに行き着きました。

本当の意味で「グローバルに働ける人」に是非ベステイトに来てほしいです!僕たちと一緒に成長していきましょう!

まとめ

ベステイトの事、弊社代表石橋の事を少しでも知ってもらえたでしょうか?

このインタビュー企画を通して、僕自身も社長の事を知るいい機会になりました。

次回はモンタン博多支配人の濵田にインタビューしていきますので、ぜひお楽しみに!

社長、本日はありがとうございました!
またお話聞かせて下さい!

お読みいただいてありがとうございました! 株式会社ベステイトでは、私たちと一緒に働くメンバーを募集しています!面白そうと感じた方はぜひお声をかけてくださいね!

株式会社ベステイト's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more