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会社を選ぶ5つのポイント

私たちは、社会人になったときから定年まで、人生の多くの時間を会社に提供しています。

であれば、やりがいがあり自分に合った会社を選びたいですし、できればなるべく高い給料を受け取りたいはずです。

そこで今日は、転職活動中の方々に向けて、私の考える正しい会社の選び方をお伝えします。


1.自分の好きなことや得意なことを仕事にする

多くの時間をかけるのだから、まずは自分の好きなことや得意なことを生かせる職種を選びましょう。

例えば、研究をするのが好きな人は、目の前のことに没頭し、思考錯誤し、成果につなげる研究者としての仕事が向いていると思われます。

新しいことをプランして実現していくことが好きな人は、イノベーションやロジックが求められるコンサルタントとしての仕事が向いています。

人とのコミュニケーションが好きな人は、人間関係の構築が欠かせない営業職に向いているでしょう。

一方で、自分の嫌いなことや苦手なことを仕事として選んでしまった場合、日々悩み続けることでしょう。

自分の好きなこと、得意なことだからこそ、人より相対的に成果を上げることができ、活躍することができるのです。


2.社会の大きな流れを捉える

AIやロボティクスなどが凄まじいスピードで拡大しており、人間の仕事がコンピューターに置き換わっていくと言われています。

実際に、例えば、代表的な頭脳労働者だと考えられるゴールドマンサックス社では、2000年に600名いたトレーダーのうち、2名を残して、代わりに200名のコンピューターエンジニアに置き換わったそうです。

https://gigazine.net/news/20170208-goldman-sachs-automation/

未来のトレンドを予測することは難しいことですが、少なくとも現時点での世界経済や政府の動向などといった社会の大きな流れを把握し、その中から今後の発展が見込める業界を選んでいくことが重要です。

さらには選択した業界において、変化に対して柔軟である企業を見抜いていく力が必要となります。


3.お金が動く業界であるか?

世間には、稼ぎやすい業界と稼ぎにくい業界があります。

一般的に、大きな金額を動かすほうが稼ぎやすい業界である傾向が高いです。

実際に、東洋経済社が発表している生涯賃金のランキングでは、M&Aの会社が1位と2位を占めています。

http://toyokeizai.net/articles/-/195054

会社の売買という非常に大きな金額を扱う業種であることが関係していることは容易に察しがつきます。

それ以外にも、IT、金融、不動産、保険、マスコミなどの業界は、大きな金額が動く業界と言えるでしょう。


4.お金が稼げる職種であるか?

お金が稼げる職種とはどんな職種でしょうか?

高い報酬を得るには、能力の差が結果に直結する職種を選ぶ必要があります。

例えば、営業の仕事は、歩合制の給与制度を導入している会社が多くあります。

特に不動産や保険といった高額な商品の営業は誰でも簡単に売れるような商品ではないため、はっきりと能力の差が給料に反映されています。

また、私たちのIT業界でもできる人とできない人で生産性は10倍~100倍違うと言われています。

例えば、Netscape創業者であり、現在は投資家のMark Andreessen氏は、「5人の素晴らしいプログラマは1000人の二流プログラマを完全にしのぐ」という旨の発言をしているそうです。

https://hbr.org/2011/06/great-people-are-overrated

このように、能力の差が結果に直結し、希少性の高い職種を選ぶことが必要なのです。


5.社会的な意義を考える

社会的な意義が低い仕事は、一生の仕事として選ぶにはリスクが高いと言わざるを得ません。

例えば、公序良俗に反する仕事であれば、どこかで捕まってしまうリスクがあります。

法的には問題なかったとしても、制度が改正されて続けられなくなったり、他の人に簡単に真似られて稼げなくなる可能性もあります。

自分の仕事について、人に堂々と言うこともできません。

仮に投資家として社会的な意義が低い案件に短期のリターンを求めて投資することは必ずしもNGではないとは思いますが、自分自身の長い時間を使ってしていく仕事としては、社会的な意義も重要な要素となります。


最後に

私たちBTCは、ここに挙げた5つのポイントにおいてすべてが100点満点の会社であるとは思いません。

それでも、自分で選んだこの会社がすごくいい会社であると思うし、さらにいい会社にするよう日々改善を続けています。

興味のある方はぜひお会いしましましょう。

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