< 石原 雅人 Masato Ishihara >
島根県松江市出身。メーカーブランドの店舗運営開発・デベロッパーリーシングを経て、2018年5月島根支社設立に伴い入社。島根支社立ち上げから業務推進を担当。「地域活性」をミッションに、ブランディング・マーケティング・コンサルティング業務といった案件に関わる。
地元である島根に貢献したい
入社に至った経緯について教えてください。
出身は、島根県松江市島根町で、伊達社長と地元が一緒なんですよ。ほんとに田舎町だったので、中学生までは、伊達さんと学校も同じで一緒に遊んだりバスケをしたりしてしていました。その後、国立松江高専を卒業し、アパレル関係の仕事がしたく、アパレル関連の会社に入社しました。様々なブランドの運営をさせていただく中で、「ネクストステップに進みたいな」と思うようになり、退職しました。そこで伊達社長と故郷の島根を盛り上げようということで当時のa-dot(現Birdman)に入社することになりました。
島根支社はどんな経緯で立ち上げたのでしょうか。
僕が入社する前に、島根で若手経営者の会があり、そのセミナーの講師として伊達社長が島根に来ていました。そこで、様々な経営者の方々から「ぜひ島根でも一緒に取り組みをやってほしい」というご要望をいただいたようで、伊達社長も地元である島根に貢献したいという想いがあり、そのセミナーの後に、島根支社を作ると決められました。その際に「一緒にやろう」とお声がけしていただき、島根支社を一緒に設立しました。
とはいえ、当時は上場企業にいきたいという気持ちもありました。ですが、地元の一個下の後輩である伊達社長から「上場企業に入るより、上場企業をつくる方がよっぽど楽しいよ」という言葉が胸に刺さり、この人かっこいいなと思いました(笑)
この言葉で勇気をもらい、入社を決断しましたね。
立ち上げた当時の苦労はありましたか?
立ち上げ当時は、一人で運営をしていました(笑)
4ヶ月くらい営業をかけても鳴かず飛ばずの状態で、、、
新規開拓の難しさと、業界や広告のことを知らない人間が営業にいってもお客様に信頼してもらえないということを思い知らされました。それに気づいてからは、広告や自社のことについてしっかり勉強しましたね。
自分自身がきちんと理解ができたタイミングでお客様のところにもう一度訪問して、やっと案件が取れました。
転機となったタイミングなどはありますか?
大きく2つありました。まずは自社の強みを理解できたことです。そこからは、クライアントにあわせたセールスができるようになっていきました。もう一つは、少しずつ実績を積み重ねていくことでお客様の方から”一緒に仕事したい!”と指名していただけるようになっていき、信頼してもらえるようになりました。そうしていく中で、プロモーションだけではなくプロジェクト全体を任せてもらえるようにもなり、大きな案件も増えていきましたね。
広告代理店としては珍しい、自分たちの事業も核に
現在、やられている業務内容について教えてください。
僕は基本的に営業なので、お客様のところを訪問して新規の提案だったり、既存のお客様に新しい提案をして案件をつくっていくことがメインになっています。
島根支社としては、マーケティング、戦略作りやブランディング、PRといったプロモーションの全域をやらせていただくことが多いですね。直近一年間では、マーケティング寄りの仕事をいただくことが多く、戦略作りからアウトプットまでやらせていただいています。また、要所要所でクリエイティブだけの発注もあるのですが、Birdmanらしいストラテジックプランナーが入って、戦略的な意味のあるクリエイティブを提案できているのかなと思っています。
それとは別に、昨年12月から、広告代理店としてはとても珍しいのですが、自分たちでも事業をやらせていただいています。フェスタルーチェ(https://festaluce.jp/matsue/overview/)というイルミネーションのイベントを行っていて、実行委員会とBirdmanで共同主催をさせていただいていています。
フェスタルーチェについて教えてください
事業内容を一言でいえば、松江市にある施設を利用してイルミネーションを行い、地域活性化を目指すプロジェクトになります。伊達社長の言葉にもなるのですが、地方には夜の魅力があまりなくて、出かける場所も少なければ、営業しているお店も少ないんですよね。さらに冬になると寒さが厳しくなるので、出かけることも少なくなっていき衰退してしまうんです。そんな寒い冬の夜でも出かけられる場所があることで、地元の人や観光客の方が、住んでいる楽しさ、訪れる楽しさを感じでいただける機会が増えていけばいいなと思っています。通常であれば、クライアントに「こんなことはどうですか」と提案していくのがスタンダードなのですが、それも待っていられないので”自分達でやっちゃおう”ということでこの事業がスタートしました。イルミネーションの企画を提案する会社はあると思うのですが、ここ島根にはイルミネーションが必要だからイルミネーションの事業をやろうという会社はないんですよね。これができる会社ってほとんどないのかなと個人的には思っています。
ゆくゆくは日本全国をフィールドに!
ずばり、島根支社の魅力をお聞かせください。
東京などの都心とは違い、地方では生活に直結しているサービスを作っていらっしゃる方々が多い印象です。そのため、地域特有のものだったり、職人の方々のものだったり、いわゆるラストマイル的なサービスが多かったりします。しかし、人口減少が進む地方では、後継者がおらず、それがどんどんなくなっていくと言われています。これらの職業やサービスを魅力的に見せたり、地方を創成していく取り組みをできることにやりがいを感じますね。あとは地方ならではのサービスを島根支社としてつくっていくことも、魅力だと感じていますね。東京に比べればマーケットは小さいですが、しっかりとした魅力をつくれたり、このスピード感でできることが島根支社ならではの魅力だと思います!
最後に野望をお聞かせください!
島根だけのフィールドではなく、日本全国をフィールドにしてやっていきたいですね。
島根支社なので、もちろん島根を中心にやっていくことがベースにあるんですけど、これからは島根だけでなく、他の地域も盛り上げられるようなプロジェクトをやっていけたらいいですね。
実際、現在も2割くらいが県外の企業様と仕事をさせていただいています。このように島根支社はフットワーク軽くやっていきたいです!
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◼︎島根支社の取り組んだプロジェクトの記事もご覧ください!
https://birdman.tokyo/journal/marketing/shimane-special-movie/
◼︎他のBirdmanメンバーインタビューもご覧ください!
「エンターテインメント・トランスフォーメーション(EX)事業」立ち上げから関わった副部長にインタビュー
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取締役 CCO クリエイティブディレクター布施が考えるBirdmanの魅力とは
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