前職では何をされていましたか。

前職はマーケティングの上流部分に関わる会社で働いていました。その職場では、調査を通じてブランドコミュニケーションの方針策定や、企業のさまざまな部署のメンバーを集めてワークショップを行いながら、会社が今後目指す方向性を定めたり、商品・サービスの新価値を発掘する等のサポートをする仕事をしていました。

なぜBirdmanに入社を決めたのですか？

Birdmanは上流の戦略立案から、施策の提案・実施まで一気通貫して携われる環境に魅力を感じ、入社を決めました。また、施策の「手口」が限られておらず、自由度高く企画を行えることもBirdmanのプランナーの特長であり、個々の得意領域やスキル、過去の経験を活かして仕事を行える点も非常に魅力に感じているポイントです。

クライアントが抱えていることに向き合い、本質を見極める

Birdmanではコミュニケーションプランナーとしてお仕事をされていますが、前職の調査・マーケティングのお仕事と共通する部分はあったりしますか？

Birdmanのプランナーとしての仕事はマーケティングの上流から企画・施策の実施までを一気通貫して行いますので、案件によっては調査から始まり、その結果を踏まえコミュニケーションプランの提案・施策の企画と実施を行います。その一連の流れのすべてに関われる環境だからこそ、自分の強みを発揮できると思っていますし、こうした点はBirdmanならではの特長だと感じています。課題を発見したり、商品・サービスの価値を伝える広告・PRを展開する上で調査が必要になることもあり、過去の調査まわりの経験やスキルを生かしながら各案件に関わっています。

その他にプランナーとして意識していることはありますか？

商品もサービスも「競合」がひしめきあう市場が多い今の時代に、「何を伝え、どう戦うか？（いかに抜きん出るか）」を重視してプランニングするように意識しています。「商品の認知獲得」などおおまかな与件を頂くこともありますが、ただ商品を見かけるだけでいいのか？その商品“らしさ”で選ばれるにはどうすべきか？を考え、ブランドや商品、サービスが語るべき「What to say（本質価値/らしさ）」の部分から提案・ディスカッションをすることで、軸のある「How to say（手口）」を企画・実施する効果的なコミュニケーションを提案することを重視しています。

施策の立案だけでなく、戦略から提案する

この2年半ほどBirdmanでお仕事をされてきましたが、関わった案件の中で印象に残っているものはありますか？

入社してまもなく、電話代行サービス「fondesk」の調査PR・広告展開に携わらせていただいたのが印象に残っています。日本の多くの企業に残る「会社宛ての電話は新人が取るべき」「総務社員が話に出るのは当たり前」という電話番カルチャーや職場の空気感から、そうした職場で起こる無言の電話ハラスメントを「TELハラ」と命名するPR・広告を展開していました。主に調査PRまわりで携わっていましたが、自分で担当していた調査や情報が、いつも見ているニュース番組に登場した時は思わず声が出てしまいました。
クライアントの抱える課題を捉え、サービスの本質価値を多くの人に感じてもらえる方法で、世の中で影響力のある施策となった案件に少しでも関われたことが嬉しかったのを覚えています。

プランナーとして今後どのようなキャリアアップを考えていますか？

今後は単に施策の立案にとどまらず、特に戦略パートからクライアントに対して効果的な提案を行う能力を伸ばしていくことを重視しています。また“伴走”する形で、クライアントとディスカッションを重ね、協力しながら良質な施策を作り上げていくような案件も増やし、Birdmanのパートナー力を底上げできるようになりたいと考えています。自身のキャリアの発展のためにも、提案を繰り返しアップデートすることで、常にクライアントに納得いただける提案ができるようスキルアップしていきたいと思っています。

コロナが落ち着き出社される方が増えていますが社内の雰囲気はどうですか？

Birdmanのオフィスでは、クリエイティブ関連の部署が3階に集まっていて、デザイナーの方々も近くにデスクを構えています。そのため、デスクに向かいながらチームメンバーと話し合ったり、複数人でパソコンを囲んで作業したりすることができ、このようなスピード感のあるコミュニケーションで、企画・クリエイティブの質を高めていける環境がとても魅力的だと感じています。

インタビューありがとうございました！

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