スタートアップ経営者の新卒1年目までの働き方 Vol.2 浅川編~5つのルール~
僕は2013年に新卒で広告代理店に入社しました。
2年ちょっと働いて今のBLAMの立ち上げメンバーとなり、会社はもうすぐ4年。
無事に増益増収を続けています。
その中で、仕事のミッションはWebマーケのコンサルから営業、新規事業立ち上げ、バックオフィス、採用、経営など、どんどん変わっていきました。
そういった経験をしながらも、新卒のタイミングで意識してやってよかったなと思ったことを紹介していきます。
① 全てに手を挙げるYESマン
社内の業務依頼や募集には、全てYES!だったり、手をあげていました。
と、いっても僕は体育会系から、最も離れた存在だったと思います。
(お前は情熱が足りないから、最も情熱のある上司の下にすると人事に言われたほどです。)
そんな非体育会系の自分でも、体育会系のように全てにYESと言うルールを決めた理由は、シンプルに学べる機会を増やしたかったからです。
業態的にも、新卒だろうと非常に仕事が多い職場でした。そのため、なんでも手を上げていたら仕事がパンパンになってしまいますし、現在持っている仕事が疎かになってしまうかも。家に帰る時間がどんどん遅くなるかも。そういったことは誰でも考えてしまうと思います。
「案件ほしい人?」と聞かれるタイミングでは、頭のいい人ほどそういったリスクを考えてしまうと思います。ただ、そんなリスクは3年後に振り返ったら、どれほど小さいことでしょうか。それ以上に、機会損失が発生してしまいます。
そのため、僕は、あえて思考を停止して手を挙げ続け、YESと言い続けました。
②夜はしっかり寝て、休日に仕事はしない
YESを言い続けて、仕事はどんどん増えていましたが、それでも平日の夜はしっかり寝て、休日には絶対に仕事をしないようにしていました。(今は状況が違うので休みも全然仕事はしますが)
何故かと言うと、休日や深夜に仕事していいとなると、普段からだらだら仕事をしてしまうためです。感覚ですが、朝の1時間の完了した仕事量って、眠くなった深夜の完了した仕事量の4時間分くらいと同じだと思うのです。
また、終わらない仕事に対しての解決策が、時間を伸ばすっていう方法しかできないと、必ず限界が来ます。全員平等に24時間しか持っていないので。
さらに、仕事の時間が減るとシンプルに勉強出来る時間が増えます。
同じこと繰り返していても、仕事のスピードは少ししか改善しません。
それなら、一部勉強に費やしたり、人に相談して、根本的に箇所から改善してみてはいかがでしょうか。
③帰りの電車でメモを見返す
今は効率を重視して、 PCやスマホでメモを取ってしまいますが、新卒自体は常にノートを持ち歩いてメモを取っていました。
学校の授業では、予習が大事だったかと思いますが、社会人では圧倒的に復習が大事です。
なぜなら、上司に指摘されたことに対して、明日また同じ間違いを犯していたら、上司は呆れてしまいますよね。逆に1回の指摘でその後、改善すると、上司としても教えがいのある後輩だとなり、更に多くのレベルの高いことを教えてくれるかもしれません。
僕は、記憶力が圧倒的に不足していますが、それでも帰りの電車でノートを読み返すだけで記憶は定着しました。
さらに次の日の朝の電車で振り返ると完璧です。
また、ノートには知らない言葉をメモっておいて、振り返りのタイミングにスマホでググって言葉を覚えていました。
④ 上司の仕事を奪う
シンプルな話ですが、上司の仕事を奪うことを意識していました。
これを意識することで身についたのは、先読み力です。上司がどういう人か、何をしたいのか?上司の会社におけるミッションは何なのか?そういったことを考え、時には聞きながら、上司の仕事を奪っていきました。
「〇〇はやっておきました」「〇〇が必要かと思ったのですが、僕がやってみてもいいですか?」
もちろん、自分の仕事をしっかりとやった上です。
その結果、上司が自分を評価してくれるので、社内の他の人にも「あいつは仕事ができるやつだ」という評判が広がってくれます。
それによって、新卒では絶対に任されない仕事をもらったり、多くの機会を得ることができました。
⑤ 仕事が出来ないとダサい状況を作る
今もよくいじられるのですが、僕は大学の卒業時に最後の機会だと思い、金髪にしていました。新卒入社時には黒く染めたのですが、あまり染まりきらずに茶髪のような状態でした。
さすがに、今は東証一部の上場企業にリクルートスーツに茶髪で出社するのは流石にないだろと思います笑
ただ、その時に、指摘されるまで直さなくてもいいやと思ったのは、茶髪の新卒が仕事できないのって、めちゃくちゃダサいと思ったからです。
さすがに、それだけはなりたくない。と、あえて背水の陣を敷いた気分でした。
サボってしまう自分を頑張らなくてはいけない環境に無理やり立たせる意味でも良かったと思っています。
以上が新卒時代に意識してよかったことです。
自分でもできそうだなと思っているものがあれば、是非ご活用ください。