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【エンターテインメントで豊かな仕事を実現するために考えてみた】

仕事って、どう考えますか?
使命感ですか? 義務感ですか? 責任感ですか?
こんな堅苦しい言葉から仕事って考えることが多い気がします。

僕は1975年の昭和生まれで、
仕事は苦しいもの、
生活の糧、
やるべきこと、
そんな価値観から入っている世代です。



でも、楽しい、エンタメ、なんて視点で考えたいと思うけど
それって仕事にならないんじゃないかとか、
軽く見られるとか、浅い考えではないかとか、
言われてしまうと思うんですよね。

だから、楽しく仕事をするためには何をすべきかを
堅苦しい言葉や古い価値観を払しょくするために
おそらく多くの人が疑問に感じられる以下の
3つのパターンで考えたいと思います。

A.自分の努力で報われるべきが仕事なのか?
B.お金を稼ぐことが仕事なのか?
C.人に喜んでもらえることが仕事なのか?

まずは、Aパターンで考えてみます。

Aパターン:自分の努力で報われるべきが仕事なのか?

努力の天才と呼ばれる人はたくさんいます。
でも、意外と自己犠牲的な精神から、仕事が楽しくないと
語る人がが多いと思っています。
人の役に立つことをしなければならないと分かっていても、
それを犠牲的な行為と思っている限り、仕事は楽しくないはずです。


煉獄さんの自己犠牲はなぜ崇高か 滅私を超えた鬼滅の力(朝日新聞)


次は、Bパターンです。

Bパターン:お金を稼ぐことが仕事なのか?

現代では、若くして数億円、数十億円といったお金を手にして
世間で"成功を収めた"と憧れられる人がいます。
でも、明らかに情報弱者から収益を吸い上げて
お金を手にしている人もいます。
「どんな手段を使っても稼げればいい」
そう考えてしまうと、人を騙すことも商売と考えてしまう
誤った価値観を生み出してしまうかもしれません。



最後は、Cパターンです。

Cパターン:人に喜んでもらえることが仕事なのか?

喜んでもらい、笑顔になってもらえる仕事がしたいと
誰もが理想的に思うかもしれません。
確かに楽しいかもしれないけど、商売するためには
その喜びや笑顔を価値として認めてもらう必要があります。
でも、現実的には日本には海外では根付いている"チップ"のような
サービスを受けたことに対して心づけとして相手に現金を
渡す文化がありません。
そのため、サービス精神に対して無報酬こそ美徳として
考えられています。
仕事に結びつけにくい感情があります。



では、人は楽しく仕事ができるようにするためには
どうしたらよいのでしょうか?
少しでも楽しい仕事を実現できるような
心持ちを持つために、この3つのパターンからヒントを
考えたいと思います。

心理学者ショーン・エイカー博士の研究によると、
人には「成功して幸せになるのではなく、幸せを感じられる人が成功する」
という傾向があるようです。
つまり、いつか成功しようと我慢・努力を続けてもそれはかなわず、
今の仕事を楽しみ、そこに幸福を見出せる人が成功するということです。


幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論


ここでいう成功は人それぞれであると思っています。
金銭的、感情的、肉体的、様々な状況を汲んで考えるべきです。
だからこそ、楽しむ、エンターテインメントという視点から
ヒントを見出していきます。


Aパターン:自分の努力で報われるべきが仕事なのか?

Aパターンのように努力を積み重ねていくことは大切です。
ただ、闇雲に頑張ればよいということではなく、
仕事の中に遊びの側面を見出していく必要性があると思っています。
自分のため、人のためにも、努力が報われるべきという
絶対的な目標達成ばかりではなく、ある一定の成果が自分にとっても
幸福感を感じられるように、楽しさという視点で継続的に努力し続けることを
原動力とすべきです。


Bパターン:お金を稼ぐことが仕事なのか?

Bパターンの場合は、金銭的な価値観を生み出す下地となる
哲学が必要だと考えています。
お金を稼ぐことは確かに大切であること、仕事をする上では
求められる成果の大半を占めると思います。
ただ、稼げればよい、競うことに勝つべきこと、
数値的目標ばかりに囚われてしまうと、
商いの原点ともいわれる利他的な価値観を失うことになり
結果的には信頼や仕事を失うことに繋がってしまいます。


Cパターン:人に喜んでもらえることが仕事なのか?

Cパターンは、理想的な仕事と思われつつも
報酬が低いこと、成果の価値を認められないことが多く見受けられます。
ただ、我慢することを美徳とするのではなく、
「こうしたほうが面白い未来につながる」
「新しい創造を生み出すことができる」
と考えるような前向きな発信を続けて、増やすことで
共感を覚えてもらう人を巻き込んでいきながら
価値を認めてもらい、成果に結びつけることが重要だと考えます。


改めてになりますが、すべての根底には、
楽しさという観点で仕事を捉え直し、「遊び」を見出す視点を持つこと
が大きなカギになると考えます。


ルパン三世「人生を楽しむコツは、どれだけ馬鹿なことを考えられるかなんだ。」


しかしながら、「楽しみが見つけられない(どうすれば?)」と思う人が多くいると思います。

現代は、スマホが代表例になりますが、わかりやすい刺激の強い「楽しみ」があふれています。
多くの人がそこに注意が独占されてしまいます。
けれども、本質的に大事な能力というのは、何の変哲もないようにみえることに
「楽しみ」を見つけること。子どもにペットボトルをひとつ渡すと、
喜んで1時間くらい遊んでくれているような姿こそ
ビジネスパーソンや大人も見習うべきで、「楽しいものがある」ではなくて
「それを楽しめる存在に自分がなる」というのが、
大切なことではないでしょうか。


竈門炭治郎(かまど・たんじろう)「頑張れ!! 人は心が原動力だから 心はどこまでも強くなれる!!」

「楽しむ」ことが結果的に、生きる力になっていて、
「楽しむ」というのも、本能の働きのひとつなのかもしれません。

エンターテインメントは、身近なことから感じて
自らの価値観や生き方に活かせるように
取り入れていくことがまずは手がかりになりそうです。

まずは、どんな環境でも楽しめる、エンタメ化に変えられる
仕事力を身に付けよう!

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