1
/
5

【NYC現地レポート記事】NYCで流行りの自動レストラン・モバイルペイ&オーダーシステムの調査をしてきました!

2018年、BULBの新規事業がスタートします!

BULBでは現在新規事業として、飲食店テックのサービス開発の準備をしています。

今回、折角NYCにきたので、今年から本格稼働するこの飲食店テック周りの最先端のサービスを調査してきました!

米での先行事例:自動レストランEatsa

BULBにて現在進めている新規事業の参考にしているEatsaというサービス。以前はNYCに出店してたのですが、残念ながら既に撤退してしまっており、見ることが出来ませんでした。残念!

Embed image

Eatsaは当初は自社ブランド店舗をガンガン出していく戦略だったようですが、途中で全米盲人協会に「目が見えない人には使えないだろ!」と怒られたことをきっかけに、他にも色々検討した結果戦略転換したようです。今ではシステム売りに舵を切って、自動飲食店の仕組みをパッケージ化して販売しようとしています。

今回は残念ながら、そんな渦中のEatsaは見ることができませんでしたが、他にも多くのサービスを見ることが出来ました。

モバイルオーダー&ペイ


実は数年前から、米国のスターバックスは事前モバイルオーダーによる店舗ピックアップの取り組みをしています。スターバックスは日本でも米国でもいつも行列が激しいですが、この仕組みを使うと店舗到着前にスマホアプリから時間指定してオーダーしておけば店舗到着時にタイムリーにピックアップすることができます。便利!

米国スターバックスは既に顧客の20%の購入者がこのモバイル事前オーダーを利用していた時期がありました。実は、この事前オーダーを利用する顧客の行列ができ、一見さん顧客が店舗から離れる現象が発生し、結果的に売上が落ちるという事態になってしまうほどのインパクトをもっているそうです。

NYCでいろいろな店舗を回ってみた所、同様の取り組みをハンバーガーチェーンのShakeShackをはじめ多数のファーストフードチェーン店が行っていました。

色んなお店の入り口に、行列解消のためのアプリインストール誘導がある


最初は楽しく写真を撮影していたのですが、どこの店舗にもピックアップの箱があり、キリがないので撮影を止めてしまいました。それだけ浸透しています!

ShakeShackの場合、スターバックス同様に専用アプリから事前モバイルオーダーしておけば、店頭でタイムリーにピックアップができます。受け取り時刻は15分単位で設定可能。

DunkinDonuts、SweetGreenなどおしゃれ系飲食チェーンではこのモバイルオーダーが積極的に利用されており、特に都市部、オフィス街のランチタイムや帰宅タイムには行列必須なので非常に重宝しそうです。

上記はそれぞれ自社専用アプリを提供している例ですが、それとは別に飲食店ポータルを作って汎用的なサービス提供をしているのが、Seamlessです。

Seamless / デリバリーとモバイルオーダー&ペイのプラットフォーム

日本でいうと、UberEats+店舗ピックアップサービス、みたいな感じでしょうか。加盟飲食店のポータルサイトからデリバリーorピックアップができる店舗検索ができます。店舗数は1,300都市、75,000店舗と非常に多いです。街を歩いていてもSeamlessのシールを貼ったお店がたくさんありました。Seamlessを運営するGrubHub社は既に上場しており時価総額約6000億円!!!

Seamlessのマークのあるお店もたくさんありました


SeamlessはUberEats同様に、これまで店舗内で飲食する前提だったレストランのメニューを店舗外で飲食する機会を最大化してくれます。一般の飲食店でピックアップというのは日本であまり浸透していない文化だと思います。

ですがピックアップ/店舗外での利用なら「一人暮らしであまり量も食べない...」「栄養もこだわりたい」という時に、「いつも帰り道でみかけるあのお店のサラダ"だけ"が食べたい...」とか、「あの店のハンバーグ"だけ"食べたい...」とか、「あの店の寿司が一貫"だけ"食べたい...」といったマイクロオーダーなども実現できそうな気がします。単品注文だと入店が申し訳ないような場合に使えたら便利かもしれないし、コンビニに対抗する個人飲食店の市場拡大になるかもしれない...?などと色々と想像が広がりました。

ちなみにSeamlessは自社の配送網ももっていて、UberEatsのようにデリバリーも行ってくれます。

本日紹介したいずれのサービスも、デリバリー・ピックアップという形で飲食店の効率化と利益の最大化を目指しています。

ユーザ向けのオーダー機能や配送機能も大事ですが、店舗側のオペレーションシステム提供とその定着が大きな課題になりそうです。 Grubhubはそのあたりもパッケージとして提供していますが、日本の場合は日本独自の文化があるので、Airレジや飲食店向けCRMやシフト管理など、そういった業務管理系との連携が重要になると思われます。

上記の様な日本の文化的な背景も踏まえ、まだまだこの分野でテクノロジーを用いて出来ることはたくさんあると確信しています!

冒頭にも書きましたが、2018年はBULBにとって新規事業の年!

一緒に飲食店向けサービスの立ち上げに参画してくれるメンバーを募集しています!興味がある方は是非下記の募集要項からエントリーをお待ちしております!


UBER EATSが好きな人
NYCではスタンダート?最先端のフードピックアップIoT新規事業!
CoLifeは、 家の中で発生する不便や住宅設備の不具合といったトラブルを把握し、 住まいの体調を可 視化する住宅メンテナンスプラットフォーム 「iecon」 を提供し、 住宅業界の課題解決を図るメンテナ ンステック企業です。 住宅設備備品の販売、 住宅設備機器交換や小修繕などリフォーム工事の提供、 定額制住宅設備修理サ ービスといったリアルなサービスの提供と、 サービス提供のプラットフォームとしてコールセンター やEC、スマートフォンアプリケーションを提供しております。 課題の多い住宅業界において、 ITの力 を活用し、 リアルとITを組み合わせたサービスの提供を目指しています。 リアルなサービス 【1】 住宅備品販売事業 暮らしに必要な住宅設備備品として換気口フィルターや浄水器カートリッジなどを販売。 【2】 住宅リフォーム事業 住宅メンテナンス (住宅設備機器全般の交換や内装等) リフォームを提供。 【1】 【2】 に関するサービスサイト https://iecon-mask.jp/ 【3】 定額制住宅設備修理事業 住宅設備機器の修理を月額定額制のサブスクリプションサービスとして提供。 ・IT活用によるサービス進化 【4】 ホームテクノロジー事業 【1】 ~ 【3】 のリアルなサービス提供における課題解決を図るべくITを活用し、 日々サービスを進 化。 それらのシステムを住宅事業者等に提供し、 業界全体のIT推進を図っております。 <事例 住宅メンテナンスCRMアプリケーション 「ieconAPP」 > 業界の課題を解決するアプリケーションを開発し、 住宅事業者と連携し提供しております。 システムを通し、 図面、 住宅設備・備品の情報 取扱説明書、 メンテナンス履歴の情報をデータベース に蓄積していきます。 また、 それらデータベースにAIを活用し、 分析をしていくことで、 将来的には、 物件ごとの住宅設備の故障予測、 画像解析による迅速な見積もり提出、 各種オペレーションの改善な どを行っていき、 住宅メンテナンス業界の人手不足の解消を目指しています。 <事例 現調不要見積もり診断システム 「iecon check」 > 業界課題であったリフォーム工事前の事前訪問調査 (現調) をなくすべく、 画像診断による見積もり 提出システムの提供を行なっております。 iecon check サービスの使うシーン例一 シーン1 現地調査なしでお客様が工事を依頼したい時 シーン2 工事の価格相場を気軽に知りたい時 シーン3 別取得している見積もりが高いか安いか不安な時 iecon check サービスの今後の展開について - (1) ビデオ通話によるリアルタイム見積もり診断 写真送付ではなく、 その場でビデオ通話をしながらの見積もり出しを行います。 (2) 写真の画像診断による自動見積もり診断 人の目によるチェックでの見積もり負荷を軽減するべく、 写真データを蓄積し、 画像解析技術によ 自動見積もり診断を行う機能の開発を行います。 (3) iecon check システムのSaaSモデルの提供 全国の施工店に本システムを提供し、 業界の課題解決及びDX化を促進してまいります。
株式会社CoLife
株式会社CoLifeでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング