コンサルタント座談会の様子をレポート!
参加者:添島さん、松田さん、後藤さん 書記:亀田
今回は実際にクライアントの現場に赴き問題解決にあたっているメンバーをお呼びしお話を伺うことにしました!
ではさっそくメインで行っている業務について、添島さんからよろしいでしょうか?
(添島)ツバイソの導入と、最近は保守の仕事もしています。
導入ではクライアントが現行使っているシステムの人事データや勘定科目体系をツバイソで使える状態にしたり、現行のシステムで表現している取引をツバイソではどのように表現するかを考えたりしています。保守ではコラボフロー(※1)、kintone(※2)などの他社のクラウドサービスと、ツバイソを連携させたカスタマイズ開発を行っており、これを維持するための保守業務に携わっています。
※1コラボフローとは株式会社コラボスタイルが販売するWebワークフローシステム。
※2Kintoneとは自社の業務に合わせたシステムを作成できるサイボウズ株式会社が販売するクラウドサービス。
松田さんはいかがですか?
(松田) 私の場合はクライアントを訪問し、「何に困っているのか」を経営者と一緒に考えるところからやっています。経営者も漠然と困っていて、顕在化した課題よりも潜在的な課題のほうが多いからです。その中で見えてきた問題をさらに深堀りし、解決案の中から我々が得意とする分野で解決できることを中心に支援をしています。
例えばただ売上を上げたいと言われても漠然としていますが、売上をあげるために営業を強化したい、しかし営業の人が営業事務に付きっきりだから動きにくい、などと問題分析して分解していくと、具体的な支援ができるわけです。
他にツバイソは管理会計分野もどんどん強化していっていて、部門別管理や、予実管理がしやすい仕組みがありますので、そういった側面からの支援も多いですね。
後藤さんはいかがですか?
(後藤) ブルドッグウォータのクライアントはスタートアップの企業が多いのですが、どちらかというとその中でも組織ができあがっていて、けれども毎月の決算がきちんとできていないという会社に対して、業務の自動化を提案したりフローを見直したりすることで決算を早期化できる体制構築を支援しています。
今担当しているのはそれこそ添島さんが導入に関わっていたクライアントですね。
ありがとうございます。皆さん業務の中で大変だったことはどんなことがありますか?
(添島) 一番大変だったのは、社内でブログ大会開いたけどページビュー数で負けてアイスをおごらされたことですね(笑)
(後藤) なんですかそれ(笑) そんなこといつやってたんですか(笑)
(添島) 後藤さん入社するはるか昔(笑)
(後藤) 添島さん大変だったことと言えばそれこそ私が今担当しているクライアントの導入は大変そうでしたよね。
(添島) そうですね、進め方にも反省点がありますが合意形成がうまくいかなかったから手戻りが何度もあったり。
あと導入では他のシステムからツバイソに移すから勘定科目をあわせるのはいつも大変だね。弥生会計とかは勘定科目に数字がないから採番をどうするか?とか。
松田さんもさっき言っていたけど部門やセグメントで管理ができるからそれも分析の切り口によってどういう設定にするかが変わってくるから難しいところかな。
(後藤) あと代表の方しか判断できない場合が多いのでスケジュールおさえるの大変じゃないですか?松田さん特にそんなイメージありますね。
(松田) 経営者しか判断できないことが必ずしも悪いわけでは無いんだけどね。
ただ経営者がやらなくてもいいことを経営者しかできないでいる状況は良くないよね。
大変なところで言うと、私の場合は価値を伝えるのはやっぱり難しいなと思います。
なんとなく良さそうとか、やらないよりはやった方がいいかな程度では絶対に受注はできなくて、きちんと価値が伝わって必要と思ってもらわないといけない。それに本当はやらなくちゃいけないことなのに伝え方が悪いせいで失注してしまうのはクライアントからしても我々からしてもお互いに損だからね。
ではやりがいでいうといかがですか?
(添島) 導入は現場に行くことが多いから、行くとすごく現場が困っていることが分かる。
そういうところにツバイソを導入して現場の改善ができるところですね。
(後藤) あ、分かります。
決算の早期化、という意味で一旦10営業日を目標にしているんですが、先月10営業日までにできたんですよ。何年もできていなかった会社が、ツバイソ運用が軌道に乗って、自分がノウハウを伝えて、できるようになってきた。
やっぱり現場が良くなっていくところを見れるといいですよね、やってよかったって思えます。
さらに、その顧客の社長が絶賛していたことを間接的に聞いたんですが、それを聞いて嬉しくないわけがない!
(松田)そこは共通して感じられるやりがいですよね。
あとは私の場合は今担当しているクライアントが金額規模の大きな融資とかもあって責任は大きいけどもやりがい感じますね。
では最後に今後やりたいことを教えてください。
(松田) 駄菓子屋やりたい。
すみません、そういうことじゃないです(笑)
(後藤) 夢ありますね(笑)
(添島) 私はもっと上流工程から関わっていきたいかな。
コラボフローやkintoneも含め、世の中の色々なツールの特性やどういうことができるのかを理解して、そのうえでユーザーの業務を把握して、どういう風に組み合わせればよくなるのか、ここを自分でやれるようになりたいですね。
(後藤) 添島さんに近いですね。
業務フローを整理・標準化して自動化できるところを徹底的に自動化する。そうやってクライアントの業務をどれだけラクにできるか、生産性をあげていけるかというところの力をつけていきたいですね。
(松田) 私が今やっているコンサル提案は成長したいと思っている会社でないと響かないと思ってます。
最初に言った通り、当社の中でも小さな顧客向けに提供している標準化されたパッケージサービスではなく、個々の課題に対しカスタマイズしたサービス提案をする必要があるので、それなりに単価も大きくなるから。けれどもそういった事例を1つでも多く積み上げて、そこから汎用的なものはパッケージ化・標準化できればリーズナブルになり、色々な会社に提案しやすくなるので、そんな方向を目指したいですね。