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-誰よりも強い信頼を勝ち取る- 必要とされる人間であるために
「誰かに必要とされる存在でありたい」
「誰かの役に立ちたい」
この強い気持ちが、僕のすべてのやりがいに繋がる。
No.1プレーヤーからの転落
高校時代は、全国でもトップクラスのサッカー部に所属していた。
200人以上いる大所帯の部だったが、僕は下級生の頃からTOPチームのメンバーとして戦っていた。
もちろん、自分のプレーにも自信をもっていた。
「個人能力で比べたら、他の誰にも負けない」
チームで1番のプレイヤーとして存在し続けるべく、毎日がむしゃらに練習に励んだ。
しかし、順風満帆にはいかなかった。
自信満々だったこの僕が、高校3年の時にTOPチームから外されたのだ。
なぜ、外されたのだろう?
サッカーに対しての熱は誰にも負けない自信はあったし、練習も真剣に取り組んだ。
自分が上手くなって試合に出れば、チームを勝利へと導けると思っていたのに。
高校最後の試合で応援席に座っている自分に苛立ちを覚えた。
天から地へと叩き落されたその時、チームの代表として戦っているメンバーたちを見つめた。
チーム一丸となってボールを繋げ、やっとの想いで1本のゴールを決めていた。
ゴールが決まった瞬間、メンバー同士が駆け合い喜び合っている。
1点をきめたことに、チーム全員で喜ぶ光景。
羨ましいほど、楽しそうだった。
“そうだ。必要なのは、これなんだ・・・。”
この時、これまでの自分がいかに独りよがりで小さな人間であったかに気がついた。
「このままサッカー人生を終わりたくない。僕も仲間と共に喜びを分かち合いたい。」
チームで1番のプレーヤーになるだとか、自分が上手ければそれでいいとか、そうじゃない。
新たなサッカー人生を歩むため、大学でもサッカーを続けることにした。
チームプレーが自分を強くする
大学での目標は、ABCとレベル分けされた3チームの中でもトップとなるAチームに入ること、そして、Aチームの仲間と戦い、喜びを分かち合うことに決めた。
目標達成に向け新たな気持ちで練習に励み、CチームからBチームまでは順調に上がることができた。
しかし、Aチームまであと少しのところで、怪我という壁にぶち当たった。
リハビリを続ける日々。
大好きなサッカーを思うようにできず、
「このまま終わってしまうのだろうか」「目標まで届かないのだろうか」
と何度も挫けそうになった。
それでも、いつも側にいてくれる仲間の存在が、大きな心の支えとなり、僕に勇気を与えてくれた。
「お前が頑張ってるから俺も頑張れるわ」
この一言でどれだけ心が軽くなったか。
もしかしたら、何気なく言った一言かもしれない。
だけど、僕にとっては今でも忘れることができないほど温かい言葉だった。
直接「ありがとう」なんて照れ臭くて言えなかったけど、本当はすごく嬉しかった。
こんな僕でも、誰かが見てくれている。必要としてくれている。
“誰かに必要とされる存在でありたい”、それが僕が頑張る理由になっていた。
挑戦、仲間とともに。
挫折と仲間の有難さを学んだ部活生活を終え、就職活動が始まった。
洋服が好きな僕は、アパレル業界を中心に選考を受けていたが、好きなだけで仕事を選んでいいのか?と違和感を感じるようになった。
仕事をする上でのやりがいって何だろう?
僕自身のやりがいって、何だっただろう?
真っ先に、これまでのサッカー人生が頭をよぎった。
怪我をして挫折しかけた時、ほんの少しでも仲間に必要とされているのだと感じた瞬間。
誰かに必要とされ、誰かの役に立つこと
僕にとってのやりがいは、これなんだ。
そして今、僕はバイセルテクノロジーズの内定者となっている。
バイセルテクノロジーズはお客様のご自宅まで伺い、商品の査定を行う出張買取サービスを行っている。
査定では、「お客様とのコミュニケーションや信頼関係の構築が重要である」と、合同説明会で人事の方は言っていた。
しっかりと信頼関係を築くことができれば、お客様から「またこの人に来て欲しい」とご指名いただける。
僕のやりがいである”誰かに必要とされ、誰かの役に立つこと”を、まさに実現できる仕事だ。
今はまだ内定者という立場だが、入社をすれば、共に切磋琢磨する仲間がたくさんいる。同期入社という仲間を大切に、いい時も悪い時も自分から声をかけていきたい。自分があの時、そうして救われたように。お客様はもちろん、社内でも必要とされる人間になるために。
誰かに必要とされる時、計り知れないパワーを発揮できる気がするのだ。
編集後記
「大学では仲間に助けられたから、バイセルテクノロジーズでは同期が困った時には僕が支える存在になります。社員からもお客様からも必要とされる人材になります!!」
そう宣言する安山くんの目はキラキラしていた。
バイセルテクノロジーズでも輝かしい活躍をしてくれるだろう。