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代表取締役CEO 加藤×取締役COO 津田が語る、FINEのあゆみと目指す未来

FINEのCEO加藤です。FINEでは、ブランドさまやメーカーさまの在庫に対し、ブランドネームタグ(襟ネーム)や洗濯表示タグ(内タグ)などを付け替えて再流通する『Rename(リネーム)』事業を展開しています。ブランド名をクローズして流通することで、ブランド価値を毀損することなく、在庫の換価や廃棄コストの圧縮が可能です。これまでとは違う顧客層へも商品価値を提供できる、新しい流通方法です。

今回は、COOの津田とともに、そんなFINEのこれまでとこれからを語りつくしました。

津田 一志|プロフィール

山口県出身。大学卒業後、メディアソフト会社でEC事業の立ち上げやスマホゲーム会社のマーケティング職を経て、2016年5月にFINEへ入社。取締役COOとして、MD、EC、物流、広報、経営企画、人事、新規事業などの業務全般を統括。好きなものは居酒屋とテニス。

“ゆるいつながり”から始まった

左が加藤、右が津田

加藤:津田さんがジョインしたときのこと、私たちの出会いについて、改めて教えてください。

津田:もともと、知り合いだったんですよね。前々職で、たまたま一緒に仕事をするような機会があったりして。1年に1回会うぐらいで、特に仲が良い友人という訳でもなく、“ゆるいつながり”がありましたね。

加藤:今から6〜7年前に知り合ったんですよね。その頃、弊社の事業ドメインはメディアソフト事業で。共同経営で、別に代表がいた頃です。私は取締役でした。いろんなゴタゴタもあって、精神的にもずいぶんと参っていたときです。そして、2016年5月末に津田さんがジョインしてくれました。

津田:たまたまタイミングが合ったんですよね。前職のプロジェクトが一区切りついたんです。何か別のことをやろうかと考えていたとき、加藤さんと会う機会があって。

加藤:“ゆるいつながり”の中で、会社での課題感について、相談に乗ってもらうこともあって。いろんなアドバイスをもらいました。

津田:そうですね。課題が明確だったので、100%に近い確率で解決できそうだと感じていました。これまでの取引によるつながりや商品力、そういったアセットはあったので、あとはそれをいかにうまく活用するか。簡単な問題だと感じました。

あと、会社が自分にフィットするからということもありました。自分らしく振る舞えるというか。そういうこともあって、タイミングも合ったので、「じゃあやりましょう」ということでジョインしました。加藤さんは、昔から「いつかFINEに来てください」と言っていましたよね。

加藤:やる気がないのを無理やり引き抜いて…というのも難しいなと思っていました。そもそも、会社のオペレーション部分の課題や、EC、小売りの課題は明確で。津田さんがいてくれたら、絶対解決できるだろうと思っていました。ただ、本気で「ジョインしてほしい」と言えるほどの魅力を伝えられる自信がなくて。そんなタイミングでしたね。そんな中、津田さんが転職を考えていると聞いたので、今しかない!と思ったんですよ。

加藤:津田さんには、本当に助けられています。課題があるときに、シンプルな思考で解決するのがすごいなと思っていて。課題があるときは、わりと思考が複雑になりますよね。物事の本質も見えづらくなる。私は整理整頓して物事の道筋を考えるより、直感的にえいや!と取り掛かるタイプです。そこで津田さんに洗いざらい話すと、シンプルに“見える化”してくれる。さも、相手のリアルな行動や思考が見えているかのように。その力は、弊社の中でも特に秀でていますね。

それから、情報が散乱する今の時代でも、違う分野同士の点と点であっても、つなぎ合わせることができる。それが得意ですよね。

津田:ありがとうございます。加藤さんは、結構真面目ですよね。見た目ではわかりにくいのですが(笑)。大学院で勉強したり、いろんな人と交流したりして。そこは素直に尊敬しています。自分にはないものを持っているなと。

先ほど「直感的だ」と言っていましたが、そう言いながらもロジカルなところがありますよね。会社の先進性を見せながらも、堅実さはしっかりとあって。取引先には、ノリと勢いだけでは通用しない部分もあります。その辺りのバランスを持ち得ているところは、いいなと思います。あとは、突破力や、土壇場での調整能力ですよね。いろんな過去を乗り越えて、今がある。その胆力はさすがだなと思っています。

FINEの舵取りが語る、会社の未来

加藤:津田さんがジョインしてくれて、会社の課題も明確になり、道筋が見えてきました。津田さんは、会社の未来について、どう考えていますか?

津田:フェーズ的には、Renameにより注力していきたいですね。社会課題として認識されてきたという背景もあり、業界への説得力は増してきています。大変ありがたいことに、これまで地道にやってきたことが徐々にご理解をいただけるようになってきました。その反面、それをいちユーザーに伝えていくかどうかは、これからの課題でもありますね。

幸い、社外にも協力してくださる方たちがいるので、新しい発想も形にしていけると思います。そういった協力を得て、「アウトレット」や「リユース」のように、「Rename」という新しいカテゴリを作っていけたらと思います。新しい販売のカテゴリにすれば、結構インパクトがあって面白いと思いますが、どうですか?

加藤:そうですね。アパレル業界は、“リアル”で動いている産業です。ちゃんと既存の産業も立てなければいけないし、そこでの課題が明確ではあるけれど、AIやテクノロジーだけでは解決できるものでもありません。そんな中で、いかに弊社が生き道を作っていけるかというのは、そこで“ハブ”の役割を担うことだと思っていて。そこで新しいカテゴリを謳っていくのは、Renameだからできることだと思っています。

津田:なので弊社ではもう少し「人」の部分を入れて「テクノロジー + 人」というスタンスでやっていきたいですね。ファッションテックという言葉がありますが、ちょっとそれとは違うぞといった感じで。

あと個人的には、「SDGs」に取り組む会社のモデルケースになれたらと考えています。世の中には今、いろんな社会課題があります。「SDGs」というのは持続可能な世界の実現のために掲げられた2016年から2030年までの国際目標です。ここ最近、それがまた注目されていると強く感じています。そこでは、環境に関してはもちろん、雇用や格差の問題、ジェンダーについてなど。そのような社会課題を含み、解決しなければならないさまざまな目標が掲げられています。

そのため、そこに紐づく会社の存在意義や価値は確実に高まります。そして、テクノロジーの活用すればそれをしっかりとビジネスとして実現することができる世の中です。弊社の取り組むアパレルの廃棄問題は、環境負荷やエネルギー資源に関わる社会問題でもあります。それを解決に導くビジネス構造や取り組み方についてのモデルケースを作る。それを真似してもらえるようになれば、会社としても価値があるでしょうね。

加藤:いいですね。FINEのロゴマークの下にある“Rediscovery of thing(s)”には、“モノコトの再発見”という意味があります。世の中にネガティブなことがたくさんある一方で、視点を変えてみると、本当にネガティブなんだろうか?そう問い直せるような物事はたくさんあると思うんですよね。実際に弊社は、アパレル在庫の廃棄問題から生まれた負の資産を“ポジティブ化”していくところをビジネスにしています。

課題とされるものは、一方でチャンスだったりもします。アパレルの課題はもちろん、何かの課題をきっかけにビジネスチャンスを生み出していく弊社のスタンスは、今後も変わらないでしょうね。

スタッフの力、人との縁でここまでこられた

加藤:これから、スタッフの力もより重要となってきますよね。弊社のスタッフは、みんなすごく素直で真面目。これはすごく重要なことだと思っていて。私たちは、ようやくアクセルをガシッと踏みこんで再スタートが切れる段階です。それまでは、紆余曲折や課題も多くて。

そんな段階を経て、それでもこの会社にいてくれる。目の前のやるべきことに、素直に真面目に取り組んでくれた。だから、ここまでこられたんですよね。さらなる変化が求められたとき、その変化を厭わず、素直についてきてくれるスタッフばかりです。そういった人間力の強さを持っていますね。津田さんはどう思いますか?

津田:不安定なときがありながらも、よく一緒に乗り越えてくれましたよね。私がジョインした当初は、コーポレートサイトも整備されていなかったですが、その投資も惜しい状況でした。今はある程度投資できるようになったので、ブランディングやPRにも取り組んでいます。そういった背景があったり、会社も小さかったりして、そんな中でもやろうと思ってくれている。一番長い人だと、10年位働いているんですよね?

加藤:アルバイトからだと、10年位のスタッフがいますね。

津田:いろんなことがありながらも、それでも続けてくれているのは、それだけでも価値があります。

加藤:本当に感謝しています。仕事のスキルは、外で身につけようと思えば勉強できます。弊社でも、そういった教育は可能ですが、人間性に関しては育てられる部分ではないと思います。基盤となる人間力自体が高いんですよね。

津田:今後採用するにあたって、そういう部分は重視しますか?

加藤:正直なところ、スキルは面接だけでは測りきれませんよね。これまでのキャリアが一つの指標にはなるのかもしれませんが、それよりもフィーリングの方が大事ですね。

津田:雰囲気を重視して採用した人もいますよね(笑)。

加藤:そうですね(笑)。もちろん、スキルもあります。結果的に、みんなが会社の良い雰囲気を作ってくれていますね。それを構成してくれているのは、もちろん一人ひとりです。この人数でそんな雰囲気を作り出してくれているのは、ありがたいですね。私は半分以上オフィスにいないので、帰ってくるたび、いつでも帰ってこられる“ホーム感”があるなと感じています。

津田:あとは、柔軟性がありますよね。弊社はやっていることも特殊なので。

加藤:一人ひとりが、常識にとらわれない考えを持っていますよね。そうでなければ、なかなか変化についていけないと思うし、疑問を感じて立ち止まってしまいますから。

津田:そもそも、スタッフに限らず、いろんな方に助けられていますよね。

加藤:そうですね。Renameというサービスを考えついたはいいものの、なぜ形にできたのか。それは、こういうものが必要だと思ったときに、紹介してくださる方がいて、困り事に一緒に取り組んでくださる方がいるからです。だから、会社が潰れずに今があるんだと思います。

津田:いつも協力してくださる共伸物流の坂口さんが良い例で、坂口さんがいたからこそ、Renameが実現できたんですよね。それも、たまたま紹介で知り合った関係で。

加藤:よく信じて一緒にやっていただけたなと思いますね。私たちにとっては初めての取り組みだったので、どんな作業をすればよいのかもわからないので、完成型のイメージだけを伝えて。あの出会いがなければ、Renameは生まれていなかったかもしれませんね。良い縁や運に恵まれていると思います。

津田:ロコンド社との共同事業「ロコンド リネーム」もそうですね。私がジョインしてから少しして、次は販路を増やそうといろいろな企業に連絡しましたが、あまり相手にしてもらえませんでした。そんな中、ロコンド社は返信をくださいました。そこで出店して少しずつ実績を積み上げた結果、共同事業が実現しました。こうやって、信頼を積み上げていくようなことは、やれてきているかなと。そこが土台となり、結果的に今につながっている。この先も、そうでありたいと思います。

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