想いを伝えることで、つくり手と消費者をつなげる。3ヶ月で気づきはじめた仕事の本質と意義|広報・PR 中原 愛海にインタビュー

中原 愛海|プロフィール
1996年生まれ、熊本県出身。名古屋大学農学部在学中。2018年秋頃からライター活動を始め、ニュース記事の執筆やインタビュー、イベントレポートなどをおこなう。2019年2月から株式会社FINEで広報・PRのインターンを始め、社員インタビューやコラム記事執筆、新規プロジェクトに参画などしている。

中原:津田さんにインターンに誘っていただいて、たしか一度断りましたよね?(笑)でもやっぱり、話だけはちゃんと聞いてみますってオフィスに行きました。

ーそうだったよね。

中原:断ったのは、当時ほかのことで忙しく、しっかりコミットできる自信がなかったからでした。でも、津田さんが「時間も短くてOKだから、まずはお試しでやってみない?」と言ってくださって、インターン参加に踏み切れました。津田さんとはもともと知り合いだったので、知り合いがいる会社ということでハードルも低かったのかな。

(津田が友人だった中原にTwitterで「うちでインターンやらない?」とオファーしたのがきっかけだった)

会社や事業を知れば、モチベーションが高まる

ー中原さんの何かのツイートを見てインターンに誘ってみようと思いついたんだけど、絶対やってくれると思ってた(笑)入る前と入った後でイメージの変化はあった?会社の雰囲気とか。

中原:そもそも入る前は、FINEに対して「津田さんがやってるアパレル会社」くらいの認識しかなくて、入ってからFINEやRenameについて勉強しました。率直に思ったのは「すごく面白くて良いことやってるんだな」ということです。

ブランドタグを付け替えて名前を変えるって新しい発想だし、それでアパレル廃棄も解決できる。「社会に良いことをやっている」感覚が持てるから、私のインターンのモチベーションも上がりました。

ー思ったより良い会社だった?(笑)

中原:はい(笑)今までの知識が少なすぎたのもありますが、「こんなに良い取り組みやってたんだ!」と驚きました。

そして、会社に対しての私のイメージはFINEで大きく変わりました。テレビでブラック企業とかのニュースを見かけることもあったので、以前はなんとなくネガティブなイメージだったんです。決まりに縛られて、仕事も大変そうだと。

でもFINEのみんなは雰囲気が良いし、嫌々ではなく楽しそうに働いているから、会社って私が思っていたほど全然悪いところじゃないんだと思うようになりました。

初めてのチャレンジ、初めての成功

ーじゃあ、印象に残ってる経験はある?

中原:2つあって、1つがいま進めている新規プロジェクト(※2019年7月スタート予定)です。これまでとは違う分野のつくり手の人たちにインタビューするのですが、その人たちもまた強い想いを持って取り組んでいるなと。その想いをちゃんと文章に反映させたくて何度も推敲したので、私の中で最も時間をかけたインタビュー記事になったかもしれません。

つくり手の人は自分がつくったものやそれにかける想いについて、多くのことを話してくれます。なので、伝えたいポイントを絞って文章にまとめるのがとても難しかったです。

ーローンチが楽しみだね。じゃあ、2つめは?

中原:メディアの方にネタを提供して、取材が決まったときです。自分のやったことが直接成果に結びついた初めての経験だったので、仕事取った!って感じで本当に嬉しかったです。しかも、初めてのチャレンジで初めて成功したので感動しました。奇跡が起こった!(笑)

ー振り返ってみてここが成果につながったのではってポイントってある?もしくは運が良かっただけ?(笑)

中原:きっと運も良かったと思うけど、ネタ提供用の原稿にはすごく時間をかけました。時間効率は悪いですが、FINEの過去の出来事や掲載されたニュースなど、あらゆるものに何度も目を通しました。それで得た情報を、「FINEの売りはなんだろう?このメディアはどこに目を留めるだろう?どういう情報を求めているのだろう?」と考えながら文章にしていったんです。

ー相手の視点に立つ、ニーズに答える。そこを徹底的に考え、それにフィットしたアウトプットができた。まさに成果につながった理由かもね。

"モノを買う"理由は、価格や品質、デザインだけではない

ー話は変わって、アパレル業界のイメージってどんな感じ?

中原:以前はアパレル店員さんのイメージでした。私とアパレル業界の接点ってそこしかなかったから。FINEに入ってから、メーカーや流通などのもっと多くの人たちにアパレル業界が支えられていることを知りました。また、在庫や廃棄、ブランド毀損などのアパレル業界にあるたくさんの問題を知って、正直大変な業界だと感じました。

ーそうしたアパレル業界の現状は世の中の人は知った方がいいと思う?

中原:知った方がいいんじゃないですかね。知ってから、私は服を買う感覚が少し変わりました。好きなブランドのお店に行って70%オフだったとき、今までは単純にラッキーと思って買ってたけど、今はそこで一旦立ち止まるようになりました。買いづらくなったわけではないですが、「安くなった背景にはどんなことがあるのだろう」と考えてしまいます。

ー服だけじゃなく、消費やモノの買い方は変わったりしそうかな?

中原:つくり手の想いが伝われば、「買おうかな」という気持ちにはなるかもしれないです。さっき話した新規プロジェクトのインタビューをしたことで、「またこのお店に来たい」って私は思えたから。普段はあまり目に見えないし聞けない、つくる側の人たちのことがもっと広まれば、安さではなく、そこにある想いから消費行動は起こるんじゃないかな。

初めての会社、初めての広報・PR、3ヶ月間で学んだこと

ー広報やPRをどういうものだと捉えてる?中原さんにとって広報・PRとは(笑)

中原:とは(笑)うーん……会社の出来事や人など、会社のすべてを知らないといけない仕事ですかね。常にアンテナ張っていないといけないなと思います。

ー会社の中で一番会社のことを知っていないといけない。ある意味、社長よりも知っていないといけない。じゃないとアピールするものも見つからないよね。

中原:そうですね。

ーわずか3ヶ月のインターンでそれに気づけたのは、スキルアップ以上の大きな学びだよね。これからやりたいこととかある?

中原:自分の興味の領域が今は広報・PRなので、もっと知識をつけたいし、ほかの広報・PRのインターンも機会があれば行ってみたいです。でも、まずはFINEでnoteを始めてバズらせたい(笑)新規プロジェクトも加速させたいです。

ーでは、最後に一言お願いします。

中原:新規プロジェクトで私のインタビューと文章でつくり手の想いを伝えて、誰かの行動を変えられれば、本当に嬉しいなと思います。もしこれが実現すれば、つくり手と消費者をつなげられたことになる。文章を書くことだけにこだわらず、こうした人と人をつなげるということをやってみたいです。

(聞き手・ライター:津田 一志)

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