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「将来は服に関する仕事がしたい」大学で学んだSDGsの知識を仕事に|インターンシップ生・滝 真由子にインタビュー

FINEでは、ブランドさまやメーカーさまの在庫に対し、ブランドネームタグ(襟ネーム)や洗濯表示タグ(内タグ)などを付け替えて再流通する『Rename(リネーム)』事業を展開しています。ブランド名をクローズして流通することで、ブランド価値を毀損することなく、在庫の換価や廃棄コストの圧縮が可能です。これまでとは違う顧客層へも商品価値を提供できる、新しい流通方法です。

今回は、2020年2月にFINEにインターンシップ生として参画したばかりの滝 真由子氏にお話を伺いました。

滝 真由子|プロフィール
1999年生まれ、愛知県みよし市出身。南山大学国際教養学部在学中。大学では主に持続可能性を学び、SDGsに興味を持つ。アルバイトとしてアパレル販売員をしている。

ーFINEを知った経緯を教えてください。

滝:大学で、毎週いろいろな企業の方がゲストスピーカーとして来てくださり、自分の将来のキャリアを考えるという講義がありました。講義の最終課題で、興味のある働き方をしている人にインタビューをし、それを元にレポートを書くことになったんです。

私はSDGsの中でも特に環境問題や大量生産・大量消費の問題に興味があり、服が好きでした。そのため、なにか社会的な取り組みをしているアパレル企業がないかインターネットで検索しました。

そこでヒットしたのがFINEで、ホームページから問い合わせたところ、インタビューに応じてくださいました。

ーインタビューを通してなにか分かったことはありますか。

滝:会社の事業を通して社会にメッセージを投げかけるみたいな、そういう働き方もあるというのは新発見でした。

また、今までは一般的な企業に対して、新しくつくったモノを売って利益を得るというイメージがありました。しかし、既存のブランドの服にタグを付け替えて再販するRenameのやり方は、私にとってすごく斬新なアイディアでした。

ーインターンシップをしようと踏み切ったのは、どのような気持ちの変化があったのですか。

滝:私は将来、アパレル関係のお仕事をしたいと思っており、情報発信にも興味があります。そうして、自分の関心が詰まっているFINEで実際に働いてみたいと思うようになりました。

大学の講義を通してアパレル廃棄問題の現状について知っていましたし、アパレルのアルバイトを通して売れ残った服の行き先についてもよく考えさせられていました。そのため、もしインターンをさせてもらえたら、自分の将来やりたいことが実現できるかもしれないという思いもあります。

ー仕事にしたいと思うほど服が好きなのですね。そこまで服を好きになった理由を教えてください。

滝:服は人の第一印象に関わるもので、会話しなくてもその人の個性や雰囲気を表現できるものだと思っているからです。私はほかの人と違うことをしたい、自分にしかできないことをしたいというタイプなので、一番手っ取り早くそれを実現できるのが服でした。

ーじゃあ、少し変わった服を選んだりもするんですか。

滝:そうですね(笑)。服を選ぶときは、デザインとして自分らしいかどうかはもちろん、長く着れるかどうかも重視しています。そう意識しているうちに、一点モノで新品よりも安く、質の良い古着を選ぶことが自然と多くなりました。

ファストファッションのように一時の流行を押さえた服って、デザイン的にも質的にもワンシーズン着たら基本終わりじゃないですか。そんな寂しい服の着方はしたくないなと思っていて。

一方古着は、前持っていた人にとって一度役割が終わったはずの服が、私が着ることで再び役割を持つようになります。そのため、着ているだけでなんだか良いことをしている気分になります。

ー最後に、春休みを利用した短期間でのインターンシップだそうですが、FINEでどんなことがしたいですか。

滝:アパレルの流通システムを知りたいです。ほかにも、広報のような、情報発信的な面でも携わりたいです。趣味でやっていた動画編集も、この機会に活かせたらいいですね。

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