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「さあ、自分の強みに目覚めよう」旅をしたいディレクターへのインタビュー

※「探さない、待つの」キャリアウーマンの仕事風景

Webディレクター井上へのインタビューです。

株式会社キャブに入る前

「井上さんは、キャブに入る前は、紙とWebの両方のディレクターをしていたんですね」

井上:子供の頃から書くことが得意だったので、ものを書く仕事をしたいと思い、コピーライターとしてセールスプロモーションの制作会社に就職しました。コピーライティングのほか、プランナーやディレクターとしてデザイナーやクライアントと対面で仕事をする面白さを教えてもらった会社でした。
 就職した頃は、まだ写植の時代でした。DTPになり、Webサイトが出てきたのが就職して5~6年目ぐらいのことで、紙とは違うブラウザでの表現や、技術的な進歩、論理的な構成などがとても新鮮でした。
 

「仕事をする上で、紙モノとWebサイトの違いってありますか?」

井上:知識は違うところもありますが、ディレクターの仕事はどちらも同じだと思っています。
1. クライアントの目標に対して、何をするべきかを提案すること
2. 実現したいことをどのように作るか計画すること
3. 作る人やクライアント、人と人の間をつなぐこと
その中で知識やスキルが必要になる、という感じ。
Webサイトは、アクセス分析やコンバージョンなど、データが残るところが面白いですね。


「キャブへ転職した動機はなんですか?」

井上:広告やWebサイトの仕事を続けたいと思っていましたし、ホテルのWeb制作の経験もあったので仕事で貢献ができると思ったところ。そして、キャブなら色々なところへ出張に出かけられる、と思ったことが一番大きかったです。
 それまでも地方の美術館へ行ったり鉄道に乗ったり写真を撮ったりといった小旅行が好きだったのですが、仕事が忙しくてあまり旅行に行けない、それなら仕事のついでに行けばいいんだ、と思ったんです。


現在の仕事について

「希望どおり、出張が多いですね」

井上:お客様と顔を合わせることを大事にしている会社ですから、「行きたい」と言えばどんどん行かせてくれる。ミーティングだけでとんぼ返りということもありますが、泊まりのときは、翌朝早く起きて散歩に出かけたり、近くの観光スポットに立ち寄ったりします。
 私は、現場の空気を感じることでクリエイティブが浮かぶタイプですが、飛行機恐怖症の某社員は、現地に行かなくても北海道や沖縄のお客様と良好な関係を築いていますし、人それぞれかもしれないですね。


「どんな仕事が多いですか」

井上:コンペでのプレゼンテーションを含む提案・見積、制作面ではクリエイティブディレクター、公開後のアクセス解析や改善提案などのコンサルテーションと、全般的に関わっていますが、一番時間を割いているのは、公開後のアクセス解析と改善提案だと思います。
 本格的にアクセス解析をやるようになったのはキャブに入ってからですが、知見のある社員にコーチしてもらいつつ、自分なりの視点や、Webサイトを取り巻く変化、Googleのアップデートなど、色々な情報を取り入れて分析し、形に変えるところが醍醐味。
 成果を出し続けるために緊張感をもってやっています。


「公開して終わりじゃない、というところも他とは違うと言われます」

井上:お客様にとっては、公開後にいかに集客するかが大事ですし、私たちにとっても、作るときから責任感が持てたり、継続してサポートできるという安心感があったりします。キャブの仕事は、基本的に制作と運用がセットになっていて、私たちもお客様と一緒に Webサイトを運用する中でたくさん学ばせていただいていますし、お客様にとっても資産を活かせるというメリットがあります。

株式会社キャブについて

「Webサイトの制作会社はたくさんありますが、キャブの特長はどんなところだと思いますか?」

井上:Webサイトに特化しているところ、ホテル・旅館に特化しているところ、おもてなしを大切にするところです。
 ときどき、印刷物制作のご相談がありお客様の声に応えたい気持ちもありますが、お断りすることでWebサイトに集中することができます。これからの時代、「やらないことを決める」ことが重要だと実感しています。
 次に、ホテル・旅館の特化について思うのは、やはりものを作る人間は、できればひとつのことをじっくりやりたいものではないかなということ。継続してホテル・旅館の仕事をすることで、知識を蓄積していけるのが魅力だと思います。
 そして、「おもてなし」。苦田社長がいつも「お客様は、ホテル・旅館業のいわばおもてなしのプロの方たち。そんなお客様だからこそ、気づかいや礼節をもって接することで信頼していただける。プロの方たちを感動させるようなおもてなしをしたい」と言っています。私自身も、技術者も、そこのところはまだまだ勉強が必要ですが、キャブにいることで、Webのスキルだけではない学びがあると思います。


今後どういうことをしていきたいか

「新しい仲間を迎えたら、どんなことをやってきたいですか」

井上:Webサイトは、制作・広告・コンサルと色々な分野があります。ディレクターのタイプとしても、プレゼンテーションが得意な人、スピーディーに仕事が捌ける人、ムードメーカーとしてみんなと気持ちよく仕事できる人、などなど、得意分野があると思います。今いる社員も含めて、それぞれの強みを活かして伸ばせるような組み合わせをたくさん作りたい。
その結果、社員が効率的に楽しく仕事ができて、スピーディーに課題を解決できて、お客様にも喜ばれる、そんな会社にしていきたいと思っています。


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