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これからの「動画クリエイター」はどう生き残るのか。

「世界中の働くを、たのしく」をビジョンに掲げる株式会社CACTAS。

創業4期目を迎えるCACTASが、2020年3月から始めた新規事業が、動画クリエイターコミュニティ事業「VENNS」です。

「VENNS」は、「動画クリエイターが自分らしく輝ける世界」の実現のためにつくられた新しい動画クリエイターコミュニティの形。では、日々めまぐるしく移り変わる世界の中で、動画クリエイターの働き方は、これからどのように変化していくのでしょうか。

株式会社CACTASが考える「これからの動画クリエイターの未来」とは。

そんな思いを弊社代表の青木/VENNSコミュニティ事業部長の河野に聞いてきました!

(インタビュアー:CACTAS採用広報いち)



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青木:大手PR会社を経て、株式会社CACTASを設立。動画制作事業のMOBAL、クリエイターコミュニティ事業のVENNSなどアジア15カ国で動画/デジタルクリエイティブにまつわるサービスを展開。(写真左)

​​河野:フロントエンド・サーバーサイドエンジニアとしてCACTASに参画、2021年8月より取締役に就任し、VENNS事業部長兼テックリードとして、クリエイターコミュニティの開発に従事。(写真右)

====(※ちなみに2人は高校の同級生なんだとか…!その話はまたどこかで!)

-CACTASが考える“動画クリエイターの未来”とは -

いち:ずばり、お二人にお聞きします。1年前と今では、動画クリエイターの世界はどのように変化していくと感じますか?


青木:ご存知の通り、“インターネットの進化、YouTubeやTikTokといった大きな動画配信プラットフォームの普及”もあって動画制作の需要は急拡大しています。さらにコロナ禍の影響で、企業は今まで以上に対面で話す機会の代替として、動画を使うことが増えました。

それもあってか、動画クリエイターという仕事が一気に増えて、ここ2,3年で制作をする側もとにかく量が増えているなと思います。

河野僕は働き方についての変化を感じます。企業だったり組織との「個人の繋がり方」が多様化し、リモートワークが当たり前になったり、副業する人が増えたりもしていますよね。

なので、今の時代は「正社員」として会社に所属していなくても、なにか面白そうなプロジェクトがあれば参加して、気の合うクリエイターと取り組むような働き方も、本人が望めば実現できる社会になりつつあると感じます。

5Gなどの技術の発展に伴い、そういった働き方の選択や多様性というのは、今後もドンドン増えていくでしょうね。

いち:なるほど。これからクリエイターに求められていくのは、どのようなことだと思いますか?

青木:今まではツールの複雑や、機材の値段のハードル、ノウハウの希少性があって、動画を作れる人は少なく、企業に頼むしかなかったですし、そもそも動画を作る機会もそんなに多くなかったものです。

でも今は、adobeのソフトで簡単に編集できて、機材も少しお金を出せばいいものを買えるし、ノウハウはYouTubeやうちのコミュニティなどですぐに学べますよね。

企業に発注していたものもフリーランスに依頼することになっていくのも時間の問題だと思います。

まだまだ企業に有益なコンテンツを作ると言った意味では、そこまでのレベルで仕事ができるクリエイターは非常に少ないと思うので、これからは作業者としてではなく、ソリューションの提供者として何ができるかが求められていくのではないでしょうか。

-CACTASの目指す“動画クリエイターのこれから”-

いち:ありがとうございます。そんなクリエイターにも変化の訪れる現代で、今後、「CACTASが目指したい未来」というのはどのようなものでしょう?



河野:僕は、働き方や企業と個人の繋がり方が変化していく中で、個人と企業を繋ぐハブやプラットフォームの役割をCACTASが担っていければいいなと感じています。

個人的には、働くすべての人のキャリア選択が自由にできるよう、手助けをしたいですね。

僕自身、普通の会社員からフリーランス、そして今のCACTASの事業部長まで色々なフィーズを経験しているのですが、「スキルを持った上で会社に所属して、新しい価値を提供できること」が、最も幸福度の高い働き方だったなと感じています。

働き方や幸福度の基準は人それぞれですが、どんな選択であっても、個人と組織がそれぞれWin-Winになれる関係を構築していけるような未来を、会社として目指したいと思っています。

青木:前のインタビューでもお話したとおり、「一人でも多くの人が楽しく仕事ができる世の中にしたい」ということは常に思っています。

そのためにまずは、「世界で活躍できるクリエイターのキャリアインフラを創ること」を目指していますね。

今すぐに、誰もが楽しく仕事ができるということは難しいかもしれませんが、着実にそういう人を増やすことはできると思っています。

-世界中の動画クリエイターのハブとなるコミュニティ「VENNS」-

いち:CACTASが2020年から「VENNSコミュニティ」を運営するきっかけとなった出来事があれば教えてください。

青木:そうですね…VENNSができる少し前から、デザイナーの業務委託のマッチングとか、クリエイターのポートフォリオSNSとか、いろんな企画を考えては実現しなかったんですよね…。(苦笑)

当時はまだ企業向けの動画マーケティングサービスをやりながら、新規事業を模索している頃で、VENNSはその中で出てきたものでした。

ビジョン実現を目指すサービスとして、最初は複業プラットフォーム的なもので、僕らが一番知っている業界(動画クリエイター)から、楽しく働ける世界実現をしていこうと決めていきました。

今のVENNSの形になったのは、2020年の3月。まだオフィスも2つ前の新橋にあった時ですね。

”企業のプロジェクトを一緒にやったり、みんなで集まって何かついて議論したり、いろんなケーススタディやトレンド、技術について学んだり、時には仲間を作ったり、、、などなど、そんな世界が動画クリエイターなら作っていけるんじゃないか?”と思って。

しかもそれが世界中でボーダレスに交わる環境作りって素敵すぎるなと考えついてすぐ河野を呼びかけたのを覚えています。

いち:なるほど…!声をかけられてから、河野さんはどうでしたか?

河野:青木から話をもらってからは、“じゃあまず動画クリエイターの「働くを、たのしく」とはどういう状況だろう?”ということを一生懸命考えましたね。

それを細かく分解していくと、以下の3つかなと考えるようになって。

  • ①自分でスキルを身につけること
  • ②そのスキルで誰かにソリューションを提供し、報酬をもらうこと
  • ③同じ志をもった仲間たちと出会うこと

そこで、VENNSのベースである「学ぶ・働く・つながる」の3軸を決めました。

学ぶは、VENNSアカデミーとよばれる「学習コンテンツ」を今後始動予定で、まずはそこでスキルを身に着けてもらう予定です。働くは、CACTASの案件をメンバーたちにふることで、クライアントにソリューションを提供し、報酬をお支払いするようにしています。

最後のつながる、ですが、これはコミュニティ内での交流をメインに考えています。同じような志をもつクリエイター仲間が多いかと思うので、コミュニティに入っているみなさんが繋がり、そこから自分たちの仲間をつくってもらえれば嬉しいなと思っています。

今はコロナの影響で対面での交流は難しいのですが、オンライン交流会などはちょこちょこ始まっているので、なかなか動画クリエイターの友達ができない!という人にも、ぜひ入っていただけたらと思います。

いち:では最後に、今決まっているVENNSコミュニティの今後についても教えて下さい!


河野:クリエイターさんそれぞれに、「自分がなりたいクリエイター像」があると思うのですが、そこにたどり着くための機会やプラットフォームとして、VENNSの存在があればいいなと思います。

例えば、「いつか自分の作品(映画を作りたい)」というクリエイターさんがVENNSにいたとして、CACTASの取引先に映画製作会社があれば、つなげることも出来ますよね。

そのように、会社を大きくしていくことで実現できることも増えますし、クリエイターさん(ユーザーの要望)によって変わっていくものでもあるなと思います。柔軟に、より多くの動画クリエイターを幸せにできるコミュニティでありたいなと思います。

今後も「動画クリエイターの働くをたのしく」するために、VENNSは常にアップデートしていきたいです!

青木:VENNSは、正直まだまだこれからのコミュニティだなと思っています。いま入会してもらっているユーザーの方たち皆さんに満足してもらっているわけではないと思うので。そのあたりにエラーがあれば、常に改善はしていきたいですね。

将来的なビジョンでいえば、世界中の人達に色んな意味での「選択肢」を増やしたいので、海外展開が一つの短期的な目標です。今も、アジア16カ国のクリエイターさんとコンタクトをとるなど、試験的な運用は進めているのですが、国や働く場所にとらわれない、インフラに成長したいと思っています。

企業のCMを作るときに、国や年齢など関係なく、ビジョンへの共感や本当の意味で必要なスキルを持った人が、混ざり合ったチームで作るのが当たり前の時代を目指したいですね。

「常に企業にとっては最適なクリエイティブが行き届いて、クリエイターにとってはやりたい仕事が過ごしたい環境でできている時代」そういった時代をVENNSコミュニティを通じて作りたいです。

【株式会社CACTASでは一緒に働く仲間を募集しています!】

【CACTASと一緒に、これからの動画業界の未来をつくりませんか?】

■CACTASはこんな職場です

○仕事を通じて成長できる:様々な業界・業種の企業へ提案を行うため、各業界の理解や専門的な知識に触れられるなど成長することができます。

○ 裁量権がある:まだまだ少人数の会社ですので、裁量権を持ちながら、経営視点を持って働くことが可能です。

○ 若手でも活躍できる:従業員の平均年齢は27歳、代表も20代と非常に若いメンバーが多いので、若手でもどんどん活躍できる環境があります。

○最新設備が揃った働きやすいオフィス:2021年4月に立ったばかりのオフィスで、内装が綺麗です。執務スペース以外にも、仕切られたブース席で個人ワークに没頭できる「フォーカスゾーン」やWEB会議専用ブースなどがあり、一階にはカフェが併設されているため、執務スペース外でも業務が可能です。

■現在募集中の職種一覧

  • 動画クリエイター
  • 法人営業
  • 動画ディレクターインターン
  • マーケティング

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