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「○○菌」や「△△虫」?問題の“外在化”で原因分離のマインドセット!<社内WSレポート>

問題解決マインドセットWS(ワークショップ)を開催!

先日、キャディ社内でメンバー有志の初ワークショップが開催されました。

部署を越えて、各個人が持っている有用なノウハウや知恵を共有していきたい 、また組織も急速に大きくなってきている状況下で、親睦も深めていきたい、というメンバー発信の試みです。

今回のワークショップの講師は弊社のエンジニア、"いなむさん"。なんと元高校数学教師。

(いなむさんは左、顔出しは・・事務所NG。倉庫感丸出しですが、場所がないので会社の検品梱包スペースにて開催)

テーマは、「カウンセリング観点から、問題解決へのマインドセットについて学ぼう」。
問題が起こるのは当然のことですが、それが起きた時にどう対処するか?そのマインドセットについてのワークショップをペアワークで実践を交えて意見交換していく内容でした。

参考にした本はこちら

ポイントは、「問題を外在化する」こと

この本の4th Stage Lesson12の内容をかいつまんで実施。
このセクションでの1番のポイントは、「問題の外在化」

(真剣にワークに取り組む参加メンバー)

「問題の外在化」とは何か?本では下記のように説明されています。

問題行動を「〜虫」「〜菌」などと比喩的に命名することで本人と問題行動を分離して捉えるようにする

例えば、暴飲暴食してしまう人がいたとして、その人の問題を「食いしんぼう虫」「のんべぇ菌」など、比喩的に命名します。

そうすることで、本人と問題の原因になっていることを分離して考えられるようにする、という工夫です。

いろんな「虫」や「菌」を出してみた

WSの中では、自分の中にある問題に虫や菌という名前をつけて書き出してみました。

出てくる出てくる・・いろんな菌(虫より菌のが使い勝手がいい説)。

問題先延ばし菌
時間ギリギリ菌
劣等感菌
現実逃避菌
弱虫
働きたくない菌 などなど(ほんの一部)・・

(途中、「板菌(板金)」というギャグも飛び出す)

その中でも共感ポイントが高かった2つの菌/虫をピックアップ。
「シャイ菌」「無知だと思われたくない虫」の二つでした。

(圧倒的ひらがな感)

次に、それぞれの菌や虫の好物と嫌いなものを書き出す。

シャイ菌、無知だと思われたくない虫、両方に共通している彼らの嫌いなものは

「安心感」「ひらきなおり(諦め)」でした。
なるほど、なんか納得感ある。

「あ、〇〇菌だ」と考えるマインドセットへ

書き出してた「その菌の好き嫌い」という特徴は、御察しの通りそれらを意識することで対処がしやすくなるというメリットがあります。
そしてそれらを人に対して(自分に対しても同じ)指摘する時も、その人自身と(菌・虫という形で)問題を切り離して話せることで、自然と表現として柔らかくなる・ユーモラスになることがポイント。

「ああ、"シャイ菌"が出た。今自信失ってるな。開き直ろう」
「君いま"無知だと思われたくない菌"出ちゃってるねー」

という感じ。

参加メンバーの感想:
「CADDiはすごい人がいっぱいいる。

だからこそ劣等感を感じてしまいがちで、"シャイ菌"や"無知だと思われたくない虫"が出やすい環境かもしれない。
(このセッションによって)"開き直って"、自分も含め周りが"安心感を醸成"し、
"素直に" 業務に取り組むことで"自信"がついてくるかな、と思った。

実生活でも活きてきそうという整理ができた良い機会だった」

自分の思考の癖として、何菌(虫)に犯されやすいのか、意識してみるところから始められるのでオススメです^^

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