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カホン自慢の左脳女子←人事からの感想

村上 有希さん 28歳 正社員

<もっと色々と任せてもらいたい。自分で提案したい人なんです>

藤村「こんばんは、もう既に、インタヴューについては、佳穂ちゃんや花織ちゃんから聞いている?」

村上「はい、振り返って自分をトレースするのは面白いって。また藤村さんの解釈や理解を確認すると、ああ、そういう仕掛けだったって、気がついていた事がさらに深くなるらしいので、今日は楽しみに
しています。」

藤村「では、ユキちゃん、今のお仕事気分はどんな感じですか? 晴れ曇りのち雨???」

村上「あっ、私この字でアキと読みます。しばらくは中福さんも、ユキって呼んでいましたけれど
(苦笑)」で、気持ち、プライベートは晴れ晴れ! 仕事は曇りかも? ただ、私普通の人よりは
落ち込みにくいと良く言われているので、人から見たら晴れているように見えているかも。
まあ、暗くはないです。常に音符マークな人です。」

藤村「アキちゃん面白いね。それでは、どちらの産地ですか?(笑)」

村上「山形の酒田というところです。高卒で就職しました。高卒の場合、勝手に就職に関して、
動けなくて。学校に来るものの中から、選んで、友達とダブらないようにとか仲間で譲り合ったりして、自分は自分が知っているところの中から選ぼうとしていて、飲食や接客の中で、アパレルに決めました。ファーストリテイリングさんです。なんとなく、自分に合っている気もした。」

藤村「えっ? マジでファーストリテイリングさんですか? そりゃ非言語に強いでしょうね。
つまり数字に強いんじゃないのかな? 噂ではあの会社は、数字感覚の無い方はご縁がないらしいから。
あら、やっぱり村上さん、あなたの適性検査、確かに数字に強い結果が出ているじゃないですか?」

村上「そうですか??? 高校出て、三年半、聖蹟桜ヶ丘のお店1店舗でじっくり育てられて。あの頃の記憶は、毎日、仕事している記憶しかありません。こういうと、やっぱりファーストリテイリングさんは、ブラック?とか言われちゃうんですけど、そうじゃなくて、純粋に働く事が楽しかったんですよ。
私は高校時代には、アルバイトした経験もなくて、だから初めてお仕事を任せられた事がとても新鮮で。最初は接客、そして商品管理を任されるようになり、売り場の管理も、メンバー育成も、レジのお金の
管理や、スタッフのモチベーションや元気のケアをすることも期待されて、だんだんと任される事が
増える事がとても嬉しかったし、やりがいがありました。ところが、ある時期から、自分がなりたい姿の人が居ないなあ、と思い始めました。店長はいい人だし、SVにもよくしていただいたけれど、
こうなりたいと思えるロールモデルじゃないんです。その先が見えない感じがしたんですね。成長実感が少なくなってきたかな? このままだと、このレベルなら、いつでもここに戻れるんじゃないのかな? そう思い始めると、『戻る』と発想すると、それはもう、出る、と意識していることじゃないですか?」

藤村「そうだね、そういう時に、何かに出会うものだけど?」

村上「当時、ホットヨガに通って居まして。そこでアルバイト募集していると聞いて。
ファーストリテイリングさんにいる頃、自分はまだ子どもで、社会保険とか色々理解して居なかった。
だから、純粋に大卒のアルバイトさん、働けるだけ働いてシフトに入ると、自分よりお給料が
よく見えたりして、アルバイトって正社員より楽で稼げるって、歪んで理解している部分もありまして。
幼かっただけなのですが。
アルバイトの立場で、お客様を綺麗に変身させる事ができるエステティシャンに、お客様のなりたい姿、変われる瞬間に出会える仕事なら、自分も成長できると考え、アルバイトの立場でしたが、承諾して、
その仕事に就きました。」

藤村「初めてのアルバイトになるわけですよね?どうでしたか?」

村上「2年くらい頑張りました。でも、アルバイトに任せてもらえることには限界がありました。
マシンでのマッサージは担当できても、手技は身につかないし、物販の方は、商品の流れやトレンドを
エクセルなど数字で見えるようにファーストリテイリングさんのやり方を導入して、伸ばして居たと思うんです。実際に売り上げが伸びて居たし。でも、アルバイトだからって言われちゃうんです。
全社の数字とか、新しい動きとか、教えてもらえなくて、それでエステティシャンとして、転職し、
正社員でのお仕事に移りました。」

<自分がやりたいことを冷静に考えてみたかった>

藤村「そして、またエステティシャンの仕事に別な会社で就いた。どうでしたか? 
願いは叶えられましたか?」

村上「働きながら、カウンセリング術や手技も学べるってことでしたが、お客様ともスタッフも
女子ばかりで、そちらは少し人間関係が。6ヶ月で、辞めてしまいました。」

藤村「その頃のアキちゃんの気分は? どんな感じなの?」

村上「なんか、本当に自分、なんで働くんだろうって感じて居ました。間抜けに思われちゃうでしょう
けれど、また、アルバイトして居たサロンに出戻り、3年半働いたんです。今度は正社員にするって言われて、その気になって頑張りました。店長にまで抜擢されて居たんです。けど、正社員になって初めて
商売のカラクリが見えるところもあって、誠実じゃないなとか、店長の力で評価が偏るなとか、そもそもが評価する基準が公平なのかな?と思える場面も多々合ったり感じたりして。自分が何をしたいのか?
どこに向かっているのか? 落ち着いて考えたいと思い始めました。」

藤村「そうか、落ち着いて。そこまでは走り続けてたんだね?」

村上「そんなつもりはありませんでしたけど。自分の時間が欲しいとは、そんなに感じて居ませんでしたね。今までずっと、土日とかはファーストリテイリングさんにアルバイトで、出戻って並行で働いている時期もあって。JRなどに入るFC展開のお店でアルバイト店長やってて、自分で好きな商品入れられたりして居たけど。前の正社員で居た時より自由でしたけど。でもなんか違うなって感じながら。
でも、とりあえず、やりたいことがあるわけじゃないから、目の前のことをしっかりやっておくべきか? みたいな、気分ダラダラの癖に体力だけ有り余ってる感じですか?」

藤村「そうか、何かに飢えながら、その正体が掴めなくて、走って追いかけて、追いつけるものなら
捕まえたいような気分かしら?」

村上「そうなのかな? それで、その後、派遣社員もやりました。二ヶ所で簡単な事務のお仕事です。
お金は結構貯金して居ましたし、小遣い稼ぎの感覚で、決まった時間内の中でお仕事が調整できるので。自分探しのために、じっくり人に会ったり、物を考える、調べる時間が欲しくなりましたね。そして昨年の9月頃にウォンテッドリーに出逢いまして、売り上げを伸ばすとか、マーケとか、広告とか、
高卒だから無理かなと思いながらも、探して居ました。」

<出会いはいつも突然に、直感的にやってくるものなんですね>

藤村「昨年の9月からみて居て、カホンを見つけるのはいつ頃?」

村上「10月、11月頃かしら? 正確には覚えて居ないのですが、「20代の限られた時間は
あとわずか」というようなメッセージに惹かれました。気軽に面談に来てくださいってメッセージや、
カホンを道具にして、一緒に成長しようとおっしゃっていただいた中福さんのお気持ちとか、
すごく勇気付けられました。」

藤村「これまでのお仕事、販売とか接客とか、だいぶ違う面もあるでしょ?」

村上「はい、だけれど、私はサロンの現場で働いて居ましたから。その現場で困っていることを解決してくれようとしているサービスだと理解できましたし、サービスを信じられると思いました。
それと一番大きいのが、私はこれまでモノを売って居た、販売して居たんですけど、カホンの仕事は、
信じられるやり方で、ソリューション、お客様の課題やお悩みを解決すること。単にモノを売っている
のではなくて、自分を信頼してもらい、先輩や仲間の知恵も借りながら、お客様の願いを
最高レベル近くまで、実現しようとすることなんですね。
そう気づいたら、お客様とお話しするのが、飛び込みだって、少しも怖くないし、全部が財産だって。
お客様から任されている感がハンパないです!」

藤村「それは頼もしい。ようやく自分でドライヴィングできる仕事についた感じね」

村上「ああ、そんな感じですかね。直感でコレッいいんじゃないかな?って感じたことが、やはり辻褄が合っているから、グングン前に進む感じです。」

藤村「アキちゃん、後2年の20代、どう過ごしたいと感じている?」

村上「あ、中福さんの片腕になりたいです。今は、何から何までご自分でやられて居て。
私が代われる部分もあると思って居て。あ、生意気ですかね?」

藤村「いいんじゃない? 女役員になっちゃおうか?」

村上「いやあ、私はトップはダメなんですよ。間くらいがやりやすい。」

藤村「だから、中福さんがトップで、他のメンバーを導いたりする、一部を村上さんが担当する。
社長には社長の大仕事があるでしょ? でも中福さんは、今は、メンバーが発展途上だから、
そこの部分もフォローしている。そこはアキちゃんが補えるところだと思うな。」

村上「そうでしょうか? 今までも自分は努力して来たと思うんですが、なんとなく頭を押さえられたりしてたな、と感じたりもして居ました。けれど、カホンにはその空気がない。頑張れるところまで
行っちゃおう、みんなで何処まで出来るかワクワクしちゃおうっていうところが気に入って居ます。
そして、本当にお客様のために、徹底的に考える。納得するまでお客様と話し合い、自分の見栄のため
じゃなくて、とことんお客様の満足を追求するって姿勢。今まで、そうしたかったんだと、
目がぱっちり開いた感じです。」

藤村「アキちゃんは、数字が見える、数字を理解し、創ることができるタイプのようだから、
とても楽しみだ。経営ボードまで早く進んで欲しいな。心から期待して居ます。
今日はありがとうございました!」

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