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全員がリモートワークの会社で働いて気づいた、「リモートワークは甘くない」ということ。

株式会社キャスター管理部の勝見です。

2017年1月に入社し、人事・広報・IRなどのコミュニケーション業務を担当しています。


はじめは戸惑った、働き方の違い

当社は2014年からフルリモート経営し、1500名以上が47都道府県でフルリモートワークしています。(※人数・都道府県の数は2022年更新)

メンバーの多くが関東圏外に住んでおり、管理部の同僚たちも兵庫や沖縄などの全国各地に住んでいます。わたしも出社義務はありませんが、渋谷本社が近いので半分出社、半分リモートワーク、くらいの割合で働いています。(※2022年時点で、本社は宮崎県西都市に移転)

メンバーの居住地

みなさんは、リモートワークにどんなイメージをお持ちでしょうか?

・通勤時間が削れて良い

・仕事に集中でき、生産性が上がる

・場所を選ばずに仕事ができる

などなど、ポジティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これらのポジティブな面は、もちろんあります。でも、私ははじめの一定期間は戸惑いました。だってそんな働き方をしたことがなかったから。今までは「直接会って話してなんぼ」的な仕事の仕方をしていたので、働き方がガラッと変わりました。

今日は入社間もない目線から、どんなことに戸惑いながら仕事をしていたのかをお伝えしていきたいと思います。


1、ほとんどの同僚に会ったことがない

当社の主なコミュニケーションツールはChatWorkです。(※2022年時点で、Slackに変更しています)

これは私が入社したときに、ChatWorkで自己紹介をしたときの様子です。はじめまして〜と言っていますが、ほとんどの人に会ったことがなく、「返信してくださってるこの方はどんな方なんだろう...」と想像を膨らませていました(笑)

チャットで自己紹介した後のやりとり


2、めちゃくちゃたくさん、チャットする

対面コミュニケーションとの違いは何か?と考えたときに、情報の少なさがあります。当然、直接話をするよりも、相手の見た目の印象や表情、仕草などの情報が、チャットコミュニケーションだと減ることになります。

このように情報量が減る中で、業務を円滑に進めるためには、コミュニケーション量を増やすことが一番効果的です。

なので当社では、すーっごくたくさんチャットをします。約150人のメンバー、100以上のチャットグループでのやり取りを日々行っています。

チャットを30分放っておくとこうなります



絵文字などを駆使して、自分の気持ちを相手に伝わるようにしたり(LINEと同じ要領です)、Skypeで話す機会など作って、コミュニケーションを取るようにしています。


3、自分で自分を律する

当社ではプロセス管理をせず、成果をどう出すかは個人の裁量に委ねられています。

リモートワークだとみんなサボらないのか?と聞かれることもありますが、オフィスワーク以上に仕事したり、生産性を高めるために集中してる方が多いのかなという印象です。

というのも、「会社にいる=仕事している」ではなく、「可視化できる成果を出している=仕事している」となるわけなので、成果に対しての意識が高まり、結果として仕事に取り組むプロセスもより能動的になる、という感覚です。

逆に言うと、いつでもどこでも仕事ができるからこそ、意識して自分の時間を持ったり、インプットなどをするための時間のコントロールが必要になります。


それでも、やっぱりリモートワークって良い

わたしがキャスターと出会ったのは、結婚をきっかけに将来のキャリアを考えたときのことでした。

結婚や出産のようなライフイベントをなんとなく身近に感じてきたことで、改めて仕事でやりたいことや、フリーランスとして働いてみたいといった「仕事欲」が湧いてくるのと同時に、今後どうやったら働き続けられるかという「不安」に駆られました。というのも、エンジニアやデザイナーなどのクリエイティブ職と比べて、バックオフィスでのリモートワークは、圧倒的に事例が少なかったんです。


場所や時間の制約が今度出てきたとしても、仕事を我慢したくなかったですし、ライフスタイルの変化に対応しやすい働き方をしたいと思っていたときに、出会ったのがキャスターでした。

(ちなみに当社は副業も自由なので、私は個人でも仕事をさせていただいています)


ミッションである「リモートワークを当たり前にする」、ビジョンである「労働革命で人をもっと自由に」を掲げ、自分たちも新しい働き方を体現しながら、会社を成長させていきたいと思います!

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