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クリエイティブのスキルは実は、目に見える。

こんにちは。制作部の蛯原です。

みなさま、お初にお目にかかります。

今週の月曜日、CDCブログがスタートしたと社内広報を受けておりましが、まさか2記事目を仰せつかることになるとは微塵も思っておらず、書きながら何を書こうか決めていくスタンスを取らせていただければと思います。

早速ですが、手探りの中で今気付いたことがあります。

それはおそらく、前回の記事の展開を踏襲するが吉、ということです。理由は、学生のみなさまも読みやすく、そして何より、採用担当の塩川からの指摘も少ないだろう、ということです。(←ここが本音)

さて、まずはプロフィールから。

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入社年

2015年1月 ※中途入社の30歳です


入社後のキャリア

2015年にチーフとして入社。その後、2017年10月からマネージャーへ昇進。

AD-1の企画・運営を行う委員に所属し、現在進行している

第13回のAD-1ではプロデューサーを担当。


入社前のキャリア

4年生大学で建築の意匠を専攻。

3年生の頃にインテリアデザインの専門学校にダブルスクールに通う。

卒業後はグラフィックデザインを行う会社でデザイナーとして勤務。

大手代理店の下請け故の激務(月平均200時間くらい残業していました)により

入社1年で退職(←ナイス判断)

ただ、デザインが好きだったことから制作の仕事を探し

CDCとは別の、求人広告の代理店にて制作職として勤務。

27歳の頃、将来のキャリアを考えてCDCに転職


転職の際に重視したポイント

・スキルアップできる制度面

・家族を養えるだけの条件面

・プロフェッショナルが集う組織があること


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すみません。転職組みなので、プロフィールが長くなってしまいましたが得になるような記載はないのでスルーしてください。

さて、プロフィールを記載したことですし、今回プロデューサーを務めさせていただいていることもありますので、僕からはAD-1についてお話ししようと思います。

■AD-1とは

あど-わん【AD-1】

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[1]CDCGにおける年に2度開催される全社イベント ※入賞者にインセンティブ(賞金)でます!

[2]制作マンが血で血を洗い競い合う下克上等の求人広告コンテスト

[3]一次選考~二次選考~三次選考→役員会の承認→優勝者決定、と厳正な審査を実施

[4]一次選考通過者には名誉ある「通り名」が命名される

[5]全社会での発表の場では、AD-1委員企画~撮影・編集のムービーも上映

<文例>

「もうすぐ―――の時期だね。どの広告をエントリーしようかな」

「もし―――でインセンもらったら間違いなく家を建てますね」

「―――三次選考緊張しすぎて仕事が手につきません。なので今日はこれで早退します」

「私、前回の―――の通り名が“二重の無駄遣い”だった!委員って私のことよく見てるよねー」

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要するに、自分が作成した求人広告を全社で競うコンテストです。評価軸は「設計」「表現」「効果」の3点。

★設計とは、「誰に」「何を」というターゲットとそれに訴求すべきコンセプトがねじれることなく、広告内で一貫させることを言います。→広告制作職にとって、この設計こそ全てともいえるほど重要な概念です

★表現とは、設計したものを「どうやって」ターゲットに伝えるか。その表現方法が適切かどうかを判断します。→ただやりたいだけのぶっ飛んだ広告だった場合、刺されます。公開処刑

★効果とは、掲載した求人広告の応募数やPV数、ターゲット通りのユーザーから応募があったのか。その後の内定・採用数はどうか、などを評価します。→応募の詳細をリアルタイムで確認できるのは、版元であるCDCならではなのです

上記3指標を踏まえて、各制作マンがこぞって自信作をエントリーしていくのです。


■評価するのは制作部+他部署のマネージャー陣

CDCの評価は平等。AD-1内でもそれは同じです。そのため下克上上等。反対に役職者も容赦はしません。制作部を家族とするならば骨肉の争いのソレです。ガチで広告のクオリティのみでぶつかり合うコンテストなんです。そして作品を評価するのは、CDCの局長、部長をはじめとする経営層や各事業部の課長陣。最終選考では彼らを相手にプレゼンテーションを行います。

議論の場では、「効果を見ても設計通りのターゲットからの応募を集められている」「ありきたりなコンセプトを、ターゲットを意識した面白い表現に落とし込めていて好きです」という声もあがれば、「私がターゲットだったら全然惹かれないけど」「お客様の課題を解決できるのか疑問」などの辛辣な指摘も…。自分が作成した広告を客観的に評価し、率直な意見をもらえる貴重な場となっています。

※個人的に何度か最終選考を経験しましたが、毎回前日から食事がのどを通らなくなります(←もちろん症状には個人差があります)


■目に見えないはずのスキルアップが見える

自己成長を実感することは難しいと思います。前職で求人広告の作成を散々してきた僕も、その中で一体どのくらいスキルアップできたのか聞かれれば答えられません。

またもや個人的な話になりますが、入社して初めて担当したIT企業の案件で、取材は先輩にやってもらうわ、書く原稿は真っ赤に朱入れされて戻ってくるわで、まったく自分の実力が通用していない経験をしました。それからは、先輩に教わりながら、時には原稿が終わらず先輩を巻き込んで徹夜をしたりと、できないながら一つ一つ咀嚼していきました。そして縁あって、その最初に担当したIT企業を再度担当することになり、そのときは取材~原稿作成まで一人でやりきりました。結果的に採用につながり、お客様の印象も上々。入社して3度目のAD-1ではその広告をエントリーし、社内でもみくちゃにされながらも何とか1位を獲得したんです。最初は自分が書いた文字が少しも反映されないほどに修正が入りまくった広告が、二度目に担当する頃には全社で評価されるレベルにまで到達したんです。

クリエイティブのスキルはなかなかに評価しづらいところがあると思いますが、自分のスキルが周囲に認められている=スキルアップできている、という一種の「しるし」のようなものを自分自身に見つけることができる。その一つがAD-1にあると感じています。


さて、すっかり真面目っぽい話になってしまっていますが、AD-1はつまるところ、先輩も上司も関係なくガチンコで意見を言い合いながら、自分自身のスキルアップも実感できる上に、入賞すればお金ももらえる、制作マンにとって、とーーっても名誉のあるイベントなんです。ちなみにイベントのくくりで言うと、ノリ的には「お祭り」でしょうかね。めっちゃ真剣にやる「お祭り」です。

実際に全社員が見守る全社会での発表では、AD-1委員が企画~撮影・編集をしたムービーも上映し、年2回のお祭りを一層盛り上げます。もう最高に盛り上がります。ほんとさいこー。さいこー。

そんなAD-1の第13回目がただいま進行中で、ちょうど今は一次選考段階。次は一体誰が1位に輝くのか、今から楽しみです。

…といった感じで手探りブログはこの辺で。われながら手探り感がすごかったですね。

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