無料で健康チェックできる時代がやってくる。セルスペクトが注力する「ヘルステック事業」とは?

みなさん、はじめまして。セルスペクト株式会社です。「セルスペクトって、何をやってる会社?」「医療?興味はあるけれど、自分の活躍できるだろうか…」このブログでは、そんな疑問やモヤモヤをもっている皆様に、私達の会社をより深く知っていただくために、社員インタビューを中心に記事を掲載して行く予定です!Wantedlyブログ第二弾の今回は、株式会社セルスペクトの共同創業者で取締役COOの小出和弘(こいで・かずひろ)さん。この記事を読んでセルスペクトのことが気になったら、ぜひこのページに「いいね!」をしてみてくださいね。

機械×試薬、それがセルスペクトの特長であり、資産です。

ーセルスペクト社の共同創業者の小出さん。会社創業までの経緯を教えてください。

もともと私は、化学機械の設計をする会社でサラリーマンとして働いていました。その後、社長の岩渕と共に、試薬の研究開発をおこなうセルスペクトの前身となる会社を興しました。血液の中の鉄分量などを測る試薬です。みなさんも、理科の実験でリトマス試験紙を使ったことがあると思いますが、そのようなイメージです。そこから、色々な出会いやきっかけがあり、機械設計をやってきた自分の経歴も活かせると思ったため、「機械×試薬」でなにかあたらしい取り組みができないか?と考え、生まれたのがセルスペクトです。通常、この業界だと試薬を作る会社と機械を作る会社は分業するのが一般的です。しかし、2つの工程を一気通貫でやることで、効率化であったり、新しい着眼点ができたりと、メリットがあると思ったのです。


ー現在セルスペクトで、小出さん自ら関わっている、注力事業があるそうですね。

もともとは医療機器だけをスコープにしていたのですが、資金調達をする過程で、医療以外の分野、特にいま技術的にも盛り上がっているIoTの分野で何かできることがないのか?と考えるようになりました。そのなかで誕生したのが、いま注力している「検体測定室」を活用したヘルステック事業です。



ー「検体測定室」とはなんですか。

自己穿刺により、指先などから採取したわずかな血液をもとに、糖尿病や脂質異常症、高血圧といった生活習慣病に関係のある項目を測定できるスペースを「検体測定室」と呼びます。セルスペクトは岩手県のドラッグストアチェーン薬王堂と協業し、検体測定室の設置をすすめていて、現在は血糖値、中性脂肪、悪玉、善玉コレステロールなどの8項目がカンタンに測定できるようになります。

ーどうして、ドラッグストアチェーンと協業することになったのでしょうか?

もともと、地元の銀行やベンチャーキャピタルのご紹介で出会いました。国が推進する「セルフメディケーション」の流れもあり、2社でなにか事業ができないか検討していくうちに、この事業に行き着きました。検体測定室そのものは、それこそ先程お話した「機械×試薬」という、セルスペクトの資産を十分活用できるものでしたし、両社とも岩手にルーツを持つ会社ということで、地元を盛り上げるという意味でも、協業できたことは嬉しいです。今後の見通しとしては、4月からいよいよ実証実験の第一弾として数店舗からサービスを開始します。

ーわずかな血液からわかることなんて、大したことはないのでは?

いえいえ、指先から少量の血液を採取するだけではありますが、血糖関連、肝機能、腎機能など、皆さんが1年に1回うけている健康診断と同じ内容が分かるんですよ。しかも、数値がその場でわかりますから、健康診断などで気になる数値がある方は、ドラッグストアでのお買い物のついでにでも、定期的に検体測定室で測定を受けてみていただきたいです。

増え続ける日本の医療費に課題意識


ー検体測定室の事業に、セルスペクトの「機械×試薬」技術が活用できることはわかりましたが、なぜ測定用の機械や試薬を販売するというビジネスにとどまらず、自ら検体測定室の設置に動いているのでしょうか?

そこに、我々のビジョン/ミッションがあります。日本の医療に関する歳出が、どれくらいかご存知ですか?年間、約「40兆円」です。これは国家予算の約半分にも上る大きな額になります。ところが一説には、国民が定期的に健康診断を受けるなど、若い頃から積極的にケアしていれば、このうち5兆円程度が削減できるとも。さらに、職場で案内があっても忙しくてすっぽかしてしまう、専業主婦なので受診の機会がないなどの様々な事情から、健康診断を受けていない人は国民の4〜6割といわれており、弊社の調査ではそのうち3割の方に、なんらかの健康上の問題があることがわかっています。たとえば、誰かが心臓発作を1度起こすと、救急車代、診察費、手術代、入院費などで数百万円ほどの歳費がかかります。

いまはまだ測定項目には入っていませんが、将来的に心臓発作に関する血液マーカーなども、検体測定室で計測可能な項目に加えていきたいと考えています。特に心臓発作は、事前に兆候がわかった時点で病院で正しく処置をすれば、防げる病気ですから。これらが、私たちの考える“予防医療の意義”です。今後、この検体測定の仕組みを事業化、収益化することを考えています。セルスペクトではこれらのデータと服薬データなどを組み合わせることで、新薬の開発など、医学の発展に貢献できると確信しています。

ー小出さん、ひいてはセルスペクト社が医療分野にかける想いはよくわかりました。この会社で働くには、医療分野へのチャレンジに想いを持っていることがマストですね。他には、どんな志向のひとがこの会社に向いていると思いますか?

やはり、会社のメイン事業に関わる部分ですから、一定のレベルで理系分野での知識・経験はあったほうが早期に活躍できるかもしれません。また、会社が「機械×試薬」と複数のバックグラウンドを持っているのと同じように、専門分野や得意なことを複数分野に渡って持っている人が多いですね。「電気+薬学」、「農学+機械」など。イノベーションは既存のものの組み合わせで生まれることも多いので、そういった背景がある方を歓迎します。医療・健康分野にIT技術を組み合わせるカテゴリーを「ヘルステック(Health + Tech)」と呼ぶことがありますが、セルスペクトが挑戦しているのは、まさにこのようなジャンルといえるでしょう。

また、新しいことをやってみることについて、挑戦的な人が向いています。会社全体がそういった雰囲気に包まれているので、研究職であっても、管理部門であっても、すべての社員に求められる基本姿勢になっています。逆に自分の専門性や、これまでの経験が邪魔をして新しいチャレンジをするのにストップがかかってしまうような人は、この会社には向いていないかもしれません。


最後に、チームワークが得意な人。「機械×生物×電気」なんて、すべてを完璧に修めている超人などいないはずです。だから、それぞれの分野のプロフェッショナルが一緒になって、新しいものを生みださなければなりません。時には相手の専門分野を学習し、時には自分が譲歩して、チームの最終目標のために、全体最適を目指していく。そんな姿勢が取れる人とは、一緒に働いてみたいですね。


医療や健康の分野イノベーションを一緒に起こしたい人、セルスペクトで一緒に働いてみませんか?

セルスペクト株式会社's job postings
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