患者様、病院、そして事業会社も。“三方良し” の新しい事業モデルを目指す、セルスペクトの挑戦に迫る。【CEOインタビュー】

はじめまして、セルスペクト株式会社です。今回のインタビューは、セルスペクト株式会社のCEO、岩渕拓也(いわぶち・たくや)さん。CEOから会社のビジョンを語ってもらいます。このブログでは、私たちの会社をより深く知っていただくために、様々なポジションの社員へのインタビュー記事を掲載していますので、この記事を読んでセルスペクトのことが気になったら、ぜひこのページに「いいね!」をしてみてくださいね。

ーまずは、バイオベンチャー「セルスペクト」を設立した経緯を教えてください。

この会社のひとつ前にも、「診断薬」のバイオベンチャーを起業しており、診断薬開発の事業を軌道に乗せる事ができました。開発された診断薬や研究用試薬をご愛顧いただき、多くの新しい医学的見知にアクセスすることができました。次のステージは、診断薬分野に限定せず、これらの見識をベースとして、プライマリケア分野全体に活かせる事業をやろうと考えて、医療機器と診断薬を一気通貫で開発できる会社として、セルスペクトを設立しました。

現在の日本では、医療用医薬品の流れを汲む「診断薬分野」と、機械産業の流れを汲む「医療機器分野」が完全に別個に発展してきた背景があり、関連法規の関係からもこれらが別会事業体として存在しています。しかしながら、欧米にまで視野を広げれば、同じカンパニーの傘下で医薬品と医療機器は一貫した研究開発が行われており、今後日本でもこの分野を発展させていくには少なくとも同じ屋根の下における協力事業体勢をとらないと勝負していけない、と常々思っていました。これが、次の事業フィールドを医療機器分野に決めた背景です。


セルスペクトの事業戦略の肝は「知財」と「スピード感」

ー以前のインタビューで、基礎研究にも資金を投下しているとお聞きしました。ベンチャー企業にとって、基礎研究への投資はハードルの高い意思決定ではないですか?

私たちは、事業戦略として「知的財産戦略」を重要視しています。わかりやすく言えば、モノゴトの上位概念である基礎研究において特許を取得し、その知財を有効活用して事業を大きくしていく、という考え方です。基礎研究を始めるときに、その成果をどうやって成長させていくのか、どうやって事業としてマネタイズしていくのかまで考えて意思決定をすることは必要不可欠です。たとえば現在、日本の大学に支給される科学研究費は、“たった今(短期的に)ユニークな課題”に対して与えられがちです。しかし、セルスペクトでは、中長期目線で社会価値に通じると期待される研究に対して、投資しています。VC(ベンチャーキャピタル)が、直接事業まで実行している、と言えばイメージがつきやすいかもしれませんね。

ーこの会社の存在意義、競合に対して優位性がある点を教えていただけますか。

まずは、スピード感です。先ほどお話ししたように、セルスペクトは「アンダーワンルーフ」制。すべての情報が社内で共有され、機械設計の部門、診断薬の部門、ITの部門がアンダーワンルーフに存在しています。たとえば、今日、設計エンジニアによって設計されたハードデバイスは、隣のデスクの試作エンジニアが直ちにプロトタイプを作り、その隣のデスクの診断薬エンジニアが試薬のレシピを最適化し、さらに隣のITエンジニアがアルゴリズムとプロトコール、GUIをモデル設計、あっという間に試作品による実証試験を迎えることができます。一般的な事業部別の組織であった時代には1年かかっていた作業を、たった1週間で完了させることができるスピードは、大きなアドバンテージだと思っています。

また、セルスペクトは「社会が必要としているニーズから、それに活用できそうな基礎研究シードを見つけてくる」というポリシーがあります。マーケティング用語でいう「マーケット・イン」の考え方で、これまで日本で行われてきた「プロダクト・アウト」的な発想とは真逆のアプローチです。ただし、そのためには「社会のニーズ」を正確に捉える必要があります。私たちはそれをキャッチするために、世界中の医療関係者にヒアリング訪問したり、自分たちの研究課題を広くPRする機会を設けています。医療関係者、患者様、流通関係者から、その訴求事項について伝聞ではなく、自分の肌で感じてくることが大事なのです。この会社では、特に海外市場におけるインテリジェンス活動を重要視しており、国際カンファレンスへの出席やキーパーソンへの面会に行くことを積極的に推進しています。もちろん、せっかく世界1周するのであれば、しっかりと目的を持って準備し、社員全体に還元できるような知見を持って帰ってくることが求められます。

すべての人を、幸せに。私たちの社是は「CREATION, FUSION, PASSION

ーこの会社の「成すべきこと」、すなわちビジョンを教えて下さい。

私たちが事業をする上で掲げているビジョンは、「すべての人を、ご自分の考える幸せな健康状態へなるようにサポートすること」。「健康」って、実は個人によって感じ方が違うものなのです。視力をサポートするためには眼鏡やコンタクトレンズをかければいいですし、高血圧症なら、正しくお薬を服用すれば良い。患者様、地域の皆様ご本人が「健やかである」と感じる生活をどう実現するかだと思っています。個別の事象に私たちが丁寧に対応していくことで、どなた様もほっこりできる社会を作りたいという想いが、この社是には込められています。

また、セルスペクトの社是の締めくくりは「パッション」。何事も情熱的に取り組むことです。徒然草に「狂人走れば不狂人も走る」という言葉がありますよね。本来の意味とは少し違うかもしれませんが、「誰かが情熱をもって先頭を走れば、社内外含めて、協力してくれる人がどんどんついてきてくれる」という意味を持った言葉だと、私は理解しています。

医療分野での事業は、どうしても「病気の人が増えれば売上が増える」というパラドクス的側面を持っています。しかし私たちは、今後ITのチカラを使って、プライマリ・ケア(病気への気づきとその治療経過ケア)を推進していきます。セルスペクト社は、地域の皆様が健康で暮らせることが、社会や医療業界全体の利益につながるような、「三方良し」の事業モデルを目指して鋭意挑戦していきます。


ー最後に、セルスペクトに興味を持っている方に、メッセージをお願いします。

セルスペクトでは、事業が急成長中です。会社とともに成長したいひと、私を反面教師(笑)に将来起業したいと思っている人と一緒に働きたいと思っています。また、なにかスペシャルな専門性をもっているのに活躍の場がなく困っているアナタ、わたしたちと「専門性の使い所」を模索してみませんか?

セルスペクト株式会社's job postings
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