Iさんプロフィール
青山学院大学 コミュニティ人間科学部 卒業予定
株式会社セルム 内定
※セルムグループでは「株式会社セルム」「株式会社ファーストキャリア」の2社で新卒採用を行っています
「どんな会社に入社するか」ではなく、「どんな社会を実現したいか」から就職活動を始めたIさん。人が自分らしく意思決定できる環境に関わりたいという一貫した想いを胸に、どのように就職活動を進めたのか、そのプロセスと想いをご紹介します。
就活のスタートは、「何をするか」より、「どんな社会をつくりたいか」
私の就活軸は、「関わるすべての人が自分の理想像を描ける社会を実現したい」というものでした。これまでの経験では、人の変化の瞬間に出会い、その人の新しい一面や良さが見えることに心が動きました。そうした変化を、自分の周りに生み出せる存在になりたいと考えるようになりました。だからこそ、「人」に関われる仕事がしたいという思いは自然にありました。人が自分らしい意思決定をし、それに向かって取り組んでいる姿こそが幸せなのではないかと感じていたからです。具体的な職種や業界を絞って探すというより、「どんな社会を実現したいか」を起点に、仕事を通してどのように「人」に関わるかは、常に考えていました。
友人の変化が教えてくれた、「人の可能性は環境で引き出される」ということ
その友人は高校の部活では発言が少なく、あまり自分を出さないタイプでした。大学2年生の同窓会で再会したことをきっかけに、私が所属していた学生団体の活動に一緒に取り組むことになりました。活動を共にすると、高校生の頃からは想像できないほど明るくなっていることに気づきました。現在は、友人自ら仲間を集めて子ども向けの学習支援を行っています。
振り返ると、高校時代の部活は雰囲気が良くない時期もあり、発信力の強い部員もいて、その友人らしさを出しづらい環境だったのだと思います。大学では、自分で仲間を集め、やりたいことを形にしていました。その姿を見て、「環境が変わると、人はここまで変わるのか」と実感しました。友人の変化をみて、変化が生まれる環境をつくる側になりたいと強く思うようになりました。
学生団体で、環境をつくる側に
私自身は、学生団体で空き家をリノベーションした拠点で子ども向け学習塾の運営や、地域の商店街でのイベントを企画しました。当初は自分がやりたいことを中心に活動していましたが、次第に組織づくりにも関わるようになりました。新しく入ってきたメンバーを巻き込んで企画を進めたり、チームの組み方を考えたり、ミーティングの設計を行ったりと、団体全体がより良くなるように動く役割を担いました。
一方で、活動に意味を見出せず辞めてしまうメンバーもいました。「もっと早く気づけたのではないか」「一緒に意味を見出せたのではないか」と悩んだこともあります。それでも、この団体が誰かにとって心の居場所になっていると感じられた瞬間は、大きなやりがいでした。メンバーや塾に通う子どもたち、地域の方々にとって安心できる場所になっていると実感できたことは、今でも印象に残っています。活動を通して、人が自分らしくいられる環境をつくることの難しさと、同時にそのやりがいを感じました
企業選びは、何をするかより、何を目指して誰とやるか
就職活動では、業界を先に決めるのではなく、理念を重視して企業を探していました。企業理念が自分の価値観に近いか、人に向き合っているかを大切にしていました。説明会や面談にも多く参加し、①働く人が仕事に誇りを持っているか、②風通しがよいか、③若手がどのような仕事をしているか、④人に本気で向き合っている会社かという点を特に見ていました。
「何をするか」よりも、「どのような人と、どのような思いで取り組むか」を重視していました。最終的には、セルムと人材紹介会社の2社が選択肢に残りました。
与えられる役割より、自分で考える環境を選んだ
もう一社の企業は、ポジションや期待役割が明確に定まっていました。大学時代にさまざまな場面で抜擢していただくことが多かった私は、期待に応えることに強い責任感を持つ性格だと自覚しています。一方で、期待に応えることを優先するあまり、自分が本当に納得できるプロセスを後回しにしてしまうのではないか、という不安もありました。だからこそ、期待されていることに応えること以上に、自分自身が学びながら土台をつくり、長期的に積み上げていける環境のほうが、自分らしく成長できるのではないかと考えるようになりました。
セルムでは、大手企業を相手に組織づくりに深く関わることができます。また、あらかじめ用意されたパッケージを提供するのではなく、お客様と対話を重ねながら、一つひとつ考え抜いていくスタイルに魅力を感じました。選考の中で出会った社員の方々が、課題や成果の話だけでなく、お客様の背景やその想いまで語っていた姿も印象的でした。ここでなら、周囲から学びながら、自分にできることを少しずつ増やし、自分の理想に近づいていける。そう感じ、セルムへの入社を決めました。
迷ったからこそ、自分で選んだ選択を正解にしたい
挑戦したいと思ったことに、すべて挑戦していきたいです。そして、早く成長したいという想いもあります。迷っていた他社を断ったことはつらい経験でした。だからこそ、自分の選択を正解にしたいと思っています。仕事を通して出会うたくさんの人と、何年たってもお互いのことを語り合って応援しあえるような関係性を増やしていきたいです。
Iさんとの対話を通して、迷いながらも価値観に向き合う姿勢の大切さを、私たちも改めて感じました。Iさんのように、これまでの人生で、自分自身に向き合われてきた方が、就職活動を通じて、改めて自分の価値観に向き合い、言語化し、それを相手(選考を受ける企業の社員)と対話することで、納得のいく選択につながるのではないでしょうか。就職活動を通してさらに想いが明確になったIさんと、一緒に挑戦していけることを楽しみにしています。