当社は設立当初から、ノー残業、在宅勤務、ワークライフバランスを重視してきました。そのために、お客様先常駐が当たり前のソフトウェア受託開発業界で、需要が少ないにもかかわらず、あえて、持ち帰り開発で依頼してくださる理解あるお客様を探し出して、クラウド上での開発を推進してきました。開発業務だけではなく、事務業務や営業業務も同様です。会計や顧客管理などのクラウドサービスを活用しながら、私一人ですべての業務をこなし、ときには、在宅勤務で子育て中の主婦の方に事務をお手伝いしていただくこともありました。

当社は昨年夏から様々なクラウドサービスを活用しながら、もっと、ゆとりある個人生活や家庭生活を営めるような働き方を希望し、このような働き方を一緒に実現させてくれる方を募集しています。まずは、技術者自身が自己の開発業務で生活にゆとりをもてる働き方を実現するための開発環境と方法論を構築し、これを当社内で活用するだけではなく、広く、同業他社やお客様にも活用していただくことによって、社会全体がゆとりのある生活を確保しながら、グローバルなビジネス競争にも勝つ、そのような社会の実現を目指したいと思います。そのためのキーワードは昔から言い古されてきましたが、①「生産性の向上」、②「高付加価値」、③「適切な財の分配」です。特に③はとても重要かと思います。経営者と従業員、顧客と事業者、元受けと下請けが「ともにがんばろう！」というとき、③が最も大切でこのために①と②の実現が必要となります。当社はこのような考え方で、共感してくださるお客様・パートナー・従業員とともに今後もビジネスを進めていきたいと思います。