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初めて東京で就活する方へ送る5つのポイント

この記事を読んでくれている人は少しでも東京の企業に興味があるという方だろう。

以下のような思いはないだろうか。

・東京で就活するイメージがつかない
・東京って何か怖い
・情報をどこで得たらいいのか分からない

このようなイメージが重なって「不安」となって押し寄せてくる。
そういった就活生は非常に多い。

しかし不安になる必要は全くない。
一つ一つステップを踏んで行動すれば確実にいい方向に道は開ける。
実際に東京に来て就活がうまくいっている地方就活生を何人も見てきた。

そこで「初めて東京で就活する」という地方就活生のために送る5つのポイントをまとめたので是非参考にしてほしい。

<目次>
1.目的意識を持つ
2.スケジュールを決める
3.何に参加するかを決める
4.東京についてある程度理解しておく
5.動きながら考える
6.まとめ

1. 目的意識を持つ

目的意識を持つ。

これが地方学生が東京で就活するにあたって一番重要なことであり、逆にここさえ押さえておけば就活はうまくいく。

あなたは何のために東京に行くのだろうか。
「東京で働くことに憧れているから」「就活イベントがたくさんあるから」「選考があるから」など色んな理由があると思う。

就活の期間は限られている。9月までの内定を目標に考えるとあっという間だ。
そして、地方就活生にとって東京に滞在している期間はかなり貴重になってくる。

お金と時間がかかるため何回も東京に行けるわけではない。
そこでまず、何のために東京に行くのかをよく考えてほしい。

「何のために」という部分を意識することによって東京に滞在しているときの行動が変わってくるはずだ。

例えば、「たくさんの人の話を聞いて、志望業界の理解を深める」という目的意識を持つと、「企業の説明会の後に社会人のアポを事前に取っておいてOBOG訪問をする」などといった時間の有効活用ができるようになる。

予定を詰め詰めに入れればいいと言う訳ではなく、東京に行く目的を達成するにはどのようなスケジュールでどの説明会・イベントに参加すればいいのか、どのOBOGと会えばいいのかと自分で考えることが大事だ。

「大学卒業後、どのような環境でどのような仕事をして、どのようなライフスタイルで生活しているか。そのためにはどのように就活を進めていけばいいか。」
ここまでイメージできていれば十分だろう。

<目的意識を持たずに東京で就活した場合の失敗例>

1.最初は東京の企業に憧れて東京の就活イベントに参加してみる
2.企業からの選考のオファーや東京の学生の出会いなどが意外と多く、誘われるごとに承諾し予定を埋めていく。
3.東京で就活することが楽しいが、なかなか内定が出ずに就活が長引いてしまう。

上記のようなケースは旧帝大などの上位校の学生に多い。企業からのオファーが多くなるから勘違いしてしまうのだ。
目的意識がないと無意識のうちになんとなく東京にきて、なんとなく楽しそうに就活をしているだけになってしまう可能性がある。

2. スケジュールを決める

なんとなくで予定を決めるのは以下のデメリットがあるからよくない。

・目的意識が薄れる
・就活の後半でスケジュールがきつくなりがち。
・予定に偏りができて時間を有効活用できない。

直近の予定だけではなく、年間のスケジュールも何となくでもいいので意識しよう。

想定される就活以外の予定は
大学の講義、公務員試験、大学院試験、サークル・部活、アルバイトなどがある。

これらの大まかな予定を確認すると就活に使える日数がある程度分かる。
その中で東京に行ける回数や期間も大体分かってくるはずだ。
こうやって年間のスケジュールを確認した上で、週単位のスケジュールを決めていこう。

大まかなスケジュールの立て方の例)

6月以降は公務員試験や大学の前期試験に集中する。

5月までにある程度の選考を終わらせなければならない。

3月からどんどん選考を受ける。

2月までに面接練習、GD練習、ES練習を済ませておく必要がある。
2月までに自分の将来ビジョンを考えたり、
興味のある業界について色んな人から話を聞く必要がある。

1月中にアルバイトや部活・サークル活動の調整をしておく必要がある。

<スケジュール管理ツールのご紹介>

Googleカレンダー

・無料で使える
・パソコン、タブレット、スマホなどで同じカレンダーが見れる
・予定お知らせアラームが付いているので予定忘れを防止できる
・カレンダー共有など機能多数

私自身も使っているが、これを使ってから紙の手帳を一切使わなくなったぐらい便利だ。

3. 何に参加するかを決める

はっきりと目的意識をもったところで、実際に何に参加すればいいのかと困る人もいるだろう。
実際に東京では多くの説明会やイベントが開催されているが、地方の学生には情報が届きにくい。

就活仲間や相談できる社会人から情報を得るのが一番いいが、最初はそういった人脈もないと思うのでインターネットを使って情報収集する方法がお勧めだ。

東京に行く前にチェックして、目的にあったイベントなどを予約しておこう。

注意点として、個々の企業説明会は企業HPにのみ掲載されるケースも多いので気になる企業はたまに確認しておこう。

他に説明会、イベント、インターンシップ、企業情報を掲載しているサイトをいくつか紹介する。
これらに掲載されている以外にも就活イベントは多数あるので、就活仲間や先輩に聞いてみよう。
*リクナビ、マイナビは皆さん使っていると思うので省略させて頂いた。

・JOBWEB
・日経就職ナビ
・逆求人
・ミートボウル
・カラーズ

<就活仲間を作ることについて>

イベントだったり説明会に参加する際は是非とも就活仲間を作ってほしい。
就活仲間を作るメリットは以下の通りだ。

・声を掛けようと努力する
・情報交換ができる
・切磋琢磨できる
・就活の愚痴や相談ができる。
・同期がどう動いているのか分かる
・社会人になっても関係が続く場合もある

実際に私も東京で就活した際に就活仲間を作り、情報交換をしたり
「すごそうな奴」と友達になり、負けたくないという気持ちでモチベーションを上げてたりしていた。
今でも何人か友達の関係が続いている。

4. 東京についてある程度理解しておく

そもそも東京って何?って思いながら不安になる方や逆にワクワクする方もいると思う。
これに関しては東京に来て見れば分かるのでそんなに問題ではない。

しかし、スムーズに就活するためにある程度は理解しておこう。

<東京の特徴>

・人口密度が高い。
人口1300万人である。と言ってもあまりイメージがつかないかもしれないが、
「どこの駅を降りても人がたくさんいる」という感じだ。
そして、朝の通勤ラッシュは想像以上にすごい。
電車が本当にはちきれんばかりだ。

・路線がめちゃくちゃ多い
電車に乗るときは必ず事前に調べておこう。
一駅に路線が10種類以上あることはザラなので、
1時間以上迷う就活生も多い。

・ベンチャー企業が集まっている。
地方にもベンチャー企業はあるが、東京のほうが圧倒的に数が多い。
大企業の本社も東京にあることが多い。

・地理の特徴としてはかなり大まかに言うと「都心はオフィスが多い」「少し郊外が住宅街」だ。
どこにいくにしても電車で30分あれば大体行ける。

・東京って物騒?
20年以上前は西麻布や新宿も物騒だった。
しかし今はかなり改善された。
深夜で一人歩きはさすがに安全とは言えないが。
物騒というより、詐欺師のほうが多いイメージだ。

<都内移動に使う必須アプリ>

東京に住んでいる私自身も初めての場所に行くには電車と地図アプリを使わないと行くことができない。
そこで今までで一番便利であったアプリを2つ紹介する。

・YAHOO乗り換え案内(アンドロイド、iosアプリ)
路線検索アプリの一つであり、電車・バス・徒歩の情報を網羅しており、最適なルートを示してくれる。
電車乗り換えも丁寧な表示で分かりやすい。

・GoogleMap(アンドロイド、iosアプリ)
すごく細かい道まで表示してくれる地図アプリ。
現在地を表示してくれる機能がデフォルトで付いていて、自分が今どこにいるのかすぐに分かる。
駅から降りて目的地まで歩くときに必須のアプリと言える。

5. 動きながら考える

さて、ここまで目的意識をもって計画的に就活を進めることが大事だと伝えてきた。

しかし、「まず動いてみる」という考え方も大事である。

矛盾したことを言っているようだが、考えることばかりで何も行動しないのでは意味がないということだ。
頭でっかちになってはいけない。

どういった将来ビジョンをもって、どのような目的意識で就活に挑むべきか、全然分からないうちは目に付いた就活イベントなどに参加してみよう。
そして、その中で将来ビジョンのヒントだったり、興味のある業界を見つけたりして徐々に方向性を固めていけばいい。

説明会や選考はあなたが悩んでいる期間も待ってくれない。どんどん開催される。
悩んで動きが止まってしまうぐらいなら何かに参加して、今後のヒントを得たほうがいいのだ。

6. まとめ

今回のコラムは色々書いてしまい少々読みづらかったかもしれない。
一番お伝えしたいことは東京に行くなら「目的意識」を持つべきということだ。
何のために東京に行くのかを考えて意識することにより、自分の行動が変わり結果として得られるものが大きくなる。
地方就活生にとって時間とお金は貴重だ。
東京の滞在時間を有効に活用するために是非「目的意識」を持ってほしい。

個人的な就活相談も承っているのでお気軽にご連絡頂きたい。

地方のミカタ 岩本

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