エジプト紀行Vol.02 ~ワークライフバランスの実現を目指して

こんにちは。

今回は私が会社の皆様のご協力とアメンラーのご加護を受けて理想的なワークライフバランスを目指す為の旅、エジプト紀行の3日目~4日目をお送りします。
>1日目〜2日目のVol.01はこちら
>5日目のVol.03はこちら

1日目〜2日目はカイロ周辺のピラミッドを中心とした壮大な遺跡群巡りでしたが、今回はルクソール周辺の神殿や王家の谷、ミュージアムなど神聖で繊細な美術・文化面が強くなって行きます。ピラミッドの他にも目玉級の見所が相次ぐのもエジプトの凄い所です。

今回も各スポットについての感想は抽象的で小学生レベルのものです。
遺跡やエジプトについて詳しく知りたい方はググってください。w

念のため、趣旨は「私と会社のワークライフバランスの実現について」ですからね。エジプトはただの一例としてのご紹介です。決して私的な「旅行日記」ではありません。
ただほんの少し後ろめたいので家で書いています。(眠いzzz)

3日目 古の首都 ルクソール東岸

3日目は早朝にカイロを発ち(三時半起き!)空路ルクソールへ。
元々ルクソールはテーベと呼ばれた古代エジプトの首都で、ナイル川を挟み東岸が日が昇る聖者の都市、西岸が日が沈む死者の都市として栄えて来たそうです。さあ、まずは東岸の神殿巡りへLet'sGoひろみ!

カルナック神殿

ルクソール空港からバスでナイル川沿いをしばらく走ると到着。ナイル川が水量豊かだった頃は神殿の側まで船で乗り付け可能だったとの事ですが、今ではナイル河岸から数百メートルの位置にあります。
歴代のファラオ達が増築・改築・破壊・再生繰り返した結果エジプト最大の神殿になったとのこと。現に広大な神殿内の壁という壁、柱という柱はヒエログリフや絵に埋め尽くされており、入り組んだダンジョン状のレイアウトはサバイバルゲームの会場としては最高でしょう。

中は巨大なオベリスクや石像が立ち並び、映画「ナイル殺人事件」で見た大石柱の回廊「大列柱室」もありました。しかしあの映画、あんな巨石を女性が一人で動かして落とすのは絶対無理ですね。間違いない。(それでもエジプトの景色満載の映画でオススメです)

映画「ナイル殺人事件」で作家のオバサンが卑猥な表現をする羊頭スフィンクスw
同じく「ナイル殺人事件」で犯人が石を落とす大列柱室

個人的に、エジプトVSヒッタイトの「カデシュの戦い」にまつわる説明であった「ヒッタイトに鉄の武器は無かったらしい」と言う話は意外でした。「まんが世界の歴史」で読んで以来ずっと信じてたのに・・・(T-T)

おまけ
今回のエジプト人ガイド、イサーム・ガラールさんが紹介するカルナック神殿の動画。
分かりやすく勉強になります。

ルクソール神殿

少しコンパクトなカルナック神殿の副殿で、両神殿は数キロに及ぶ参道でつながっています。門の両脇には当時2本のオベリスクが立っていましたが、1本はフランスにパクられパリのコンコルド広場(マリーアントワネットが処刑された所)に立っています。私は昔、コンコルド広場にあるオベリスクを見たことがあったので対になるオベリスクを見るのがこの旅行の楽しみの一つでした。当時はまさかもう一本を現地で見られるとは思わず・・・感無量です。涙

向かって右側のオベリスクがない
片方のオベリスクがあるコンコルド広場(Wikipediaより)

この神殿で面白かったのはローマ帝国時代の跡があった事です。
説明によるとローマ軍が一時期この神殿を基地として占拠していた時代があり、その時に神殿内部をローマ風に作り変えたそうでフレスコ画?みたいな壁絵や「アウグストゥス」のラテン文字があり、こんな所にこんなものが!と驚きでした。純エジプト考古学からすれば「遺跡になんたることをしやがって!怒」かもしれませんが。w

3行目にラテン語で「アウグストゥス」と書いてある
ラムセス二世の子供たちの壁画を説明する河江暗黒卿
腕の太さが尋常じゃない。やはり暴君なのか・・・

ルクソール博物館

ここはルクソール周辺の遺跡から出土した遺物を展示しているスタイリッシュでこじんまりとした博物館です。カイロのエジプト考古学博物館に比べ1点1点が綺麗に整然と展示されてストレスなく見ることができました。(エジプト考古学博物館はとりあえずぶち込んで雑然と並べた印象)

エジプトで最も美しいと言われているらしいトトメス3世の石像
どことなく仏像のアルカイックスマイルな感じ
当時の色彩を留めた石棺内部

夜 河江先生セミナー

夜はホテルで河江先生によるエジプト発掘最先端の講座がありました。感じたのは河江先生のスライドがとてもデザインが良いことです。私もPRが本職でありプレゼン資料やPRメディアを作ることが多々ありますので、本筋をそれてそこに興味がいってしまいました。

以前も先生の別の講演を聞いていた時に思ったのですが、スライドが基本的に「ワンシートワンメッセージ」でまとめられ、かつフォントやレイアウト、ビジュアルの品が良いのです。私はてっきり資料を作るブレーンでもいらっしゃるのだろうと思っていました。後でそれについて尋ねてみた所スライドは自分で作っているとのご返事。特に気をつけているのは「(話を小難しくする学者は多いが)話を難しくせず分かりやすく伝えることを大切にしている」との事。

なるほど分かりました。
「この方はエジプト考古学のプロだけでなく、伝える事のプロでもある」のだと。資料や文章を小難しくしがちな私はとても勉強になりました。暗黒卿だの暴君呼ばわりしてしまい反省です。
大変失礼致しました、、、。

そんな河江グランドマスターの大変分かりやすい最新本「ピラミッド: 最新科学で古代遺跡の謎を解く」はこちら!

おまけ ナイル川西岸に沈む夕日〜

ホテルからの眺め。太陽が死者の終末地であるナイル西岸に沈んでいきます。夕日とナイル川の美しさで一瞬疲れを忘れました。南無南無・・・

ホテルのジャクジーの使い方に戸惑いつつ、3日目終了。

4日目 終末の地 ルクソール西岸

メムノンの巨象

見た、来た、でかかった!
終わり。(手抜きではない、眠くて巻いてるだけ)

王家の谷

後半戦のクライマックス「王家の谷」。なんと総数64個もファラオ達のお墓が埋まっています。
ここはあのツタンカーメン王墓がある所ですが、ツタンカーメンの墓は他のお墓と比べるとかなり小さい方とのこと。中には何倍もの広さと奥行きの王墓達が地中に広がっています。

残念ながらツタンカーメン王墓以外は全て盗掘され財宝は見つかっていませんが、ツタンカーメン王墓で見つかった膨大な財宝と、ずっと大きい他のお墓の規模を比べると、他にどれだけの財宝があったかは想像に絶します。本当に残念。

ちなみに今回は公開されている中から4つの王墓に入ることができました。いずれもフォーマット的には似たレイアウトと壁画でしたが緻密な絵が色鮮やかに残っており、立体感のあるアートと言うよりも二次元的なデザインに近い感じがします。説明によると、均一の大きさで書かれている絵や文字は共通の型枠を使って描かれたそうで納得がいきました。

豆知識
「ツタンカーメン」と発音するのは日本だけで本来は「トゥト・アンク・アメン (Tut-ankh-amen)」と言うらしい。下画像はツタンカーメン王墓入り口。残念ながら内部は撮影禁止。


デイル・エル・メディーナ

王家の谷と山を隔てた場所にある集落跡。
ギザにあったピラミッド・タウンと同じく王家の谷の墓を作った職人たちの街だそうです。なんでも待遇のブラックさから世界で最初にストライキが起きた場所らしく、私も若い頃幾つかの職場を素行不良でクビになったのを思い出しました。労働者って大変です。涙
まあ私の場合は自業自得でしたが。。。(コレオ株式会社はブラックではありませんよ!)

ハトシェプスト女王葬祭殿

ここは10年前に日本人を含む観光客65人がテロの犠牲になった「ルクソール事件」が起きた場所です。
そのことが少々頭をよぎりましたが、シンメトリーで調和とダイナミックさが合わさったとても綺麗な神殿でした。特に遠目から見ると真っ青の空と背景の白い山肌と合わさって大変綺麗で、内部よりも外からの眺めの方が印象に残っています。

夕方、ルクソール空港よりカイロに戻り4日目終了。


エジプトも残り1日。
ツタンカーメン黄金のマスクと対面する5日目に続く。

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