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部署横断コミュニケーションのためにやってみた『Thanks Board』

こんにちは、CINRAの杉浦です。2回目です。

年末定例のイシュー、
「今年の年賀状どうするよ問題」。
いよいよ逃げきれない時期になってまいりましたね。

私はと言いますと、先日出社したら、
自分のデスクがオフィスの隅っこに追いやられていました。
ほぼいないので仕方ありませんが、せまいです。
めげません。


さてさて。

前回、弊社の副業解禁についての記事を投稿させていただきました。

記事の中で、本業と副業が相乗効果を生み出すために
会社がやっていかないといけない3つのことを書きました。

1.全職種に成果指標を複数設ける
2.チームワークを保つ制度、大切にする社風をつくる
3.副業ができる事業環境をつくる


今回は、早速ネタ切れ気味なので(!)、
2つ目の「チームワークを保つ制度、大切にする社風をつくる」
について、弊社で最近はじめたことを紹介させてください。

「ありがとう!」を共有する『Thanks Board』

以前、あるマネージャーが、
「これ必読なんで」と、ぼそっとデスクに置いていったのがこちら。

(画像引用:Amazon: ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

Googleの元人事の方が書かれた本で、
とても話題になったので気になっていた一冊です。

そこからネタをもらって、社内に実装してみたのが、
「Thanks Board」です。

社内の誰かから誰かに、「ありがとう」を送ることができるフォームです。



社内で、誰かにありがたいことをしてもらったら、
このフォームにアクセスします。
自分の名前と、お礼をしたい相手を選択します。
それから、何をしてくれたのかを記入します。

このフォームでThanksが送られると、
まず、お礼された人にこの内容が届きます

それと同時に、メンバー全員に

「誰かが誰かにありがとうしたらしいぞ!」

というメールがその都度届きます。
こういう文化の浸透と、この制度が忘れ去られないために。

ただそれだけの簡単な仕組みです。
Google Formをちょっとカスタマイズして
エンジニアに作ってもらいました。

ちなみに、一番「ありがとう」された人は、
半期ごとのMVP発表と並んで表彰され、ちょっといいことがあります。

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CINRAはいま、50人くらいです。
事業部ごとにいくつかのチームに分かれています。

当たり前ですが、事業やチームが分かれると、
他のメンバーが何をやっているのか、よくわかりません。

かと言って大企業のように完璧な縦割りで、
部署ごとに盤石な営業や管理のシステムが構築されているわけでもありません。

つまり、微妙な規模感です。
そういうわけで、
できるだけ部署を超えたコミュニケーションが
気軽に生まれたらいいなぁと思い、やってみることにしました。
今のところ順調に、日々「ありがとう」が集まっているようです。

どの会社もきっともっと素敵な制度をお持ちでしょうが、
「これ使えそう!」という方がいらしたら、ぜひやってみてください。

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