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大企業からベンチャー企業へ転職した男が語るクルイトの魅力と新たな夢

現在、入社5か月目にして株式会社クルイトの営業部・予備校事業部の部長、そして採用人事を務める瀬古一将。大学院を卒業後、大企業に就職し活躍していた彼が、ベンチャー企業に転職した理由とは一体何だったのだろうか?今回は彼が転職を決意した経緯と、入社して感じたクルイトの魅力、これから成し遂げたい夢について紹介する。

興味のあることに打ち込んだ青年時代

大阪で生まれ育った瀬古は、バスケットボール漬けの学生時代を過ごした。

瀬古「小学校から大学までずっとバスケットボール部のキャプテンを務めていました。キャプテンとしてチームで勝つことに徹底的に拘り、ゲームメイクやチームを率いてきたので、かなり実行力やリーダーシップが磨かれましたね。」

これまでの人生の大半をバスケットボールに費やした瀬古だったが、大学では興味のあったファイナンスの勉学に励んだという。ファイナンスの道を極めたいという想いから大学院へ進学し、修士で卒業後、入社したのは三井住友銀行だった。

瀬古「三井住友銀行に入社を決めた理由は2つあります。ひとつは大学院生時代に登壇した金融セミナーで、銀行関係者の方から評価をいただいたことです。もうひとつは銀行という職業柄、常に社長と取引ができる為、お金の流れや会社の仕組みを勉強できると感じて入社を決めました。」

そんな想いで入社した三井住友銀行では、法人営業を経由し、官公庁向けのプロジェクトファイナンス業務を担当した。そして3年勤務したのち、外資系企業のタバコメーカーであるフィリップモリス・ジャパンへ転職を決意する。

瀬古「新卒でメーカーへ入社するより、銀行での経験を積んだ後の方が活躍できると思っていたので、もともと3年勤めたら転職する予定でした。また、銀行で培った人間力を活かして自分の好きなものを仕事にする事で結果を残せる確信があったのも大きかったですね。」

銀行の営業経験を活かすため、瀬古は1社目同様営業職での転職を志望。

瀬古「僕は駆け引きをすることに面白みを感じているので、自分が動いた結果で相手の反応や結果を見ることができる営業が好きなんです。どんなに良いサービスがあっても、それを外に広げないと意味がないと思っていますし、自分だけでなく相手にも喜んでもらえる職種だと思っています。」

年齢が若くても昇進していきたいという野心があった瀬古は、活躍が見込める外資系企業へ大きな希望を抱き、飛び込んでいった。

瀬古「2社目では、入社してすぐにセールスマネージャーになり兵庫と大阪の自社製品のシェア拡大を図りました。3年目以降は大手コンビニチェーンへのキーアカウント業務を経験し、早いスピードで自身の市場価値を上げることができました。」

フィリップモリス・ジャパンでは、プロジェクトマネジメントなど、マネジメントに関わる業務を全て経験したという瀬古。しかし、そこでは社会人生活で一番の挫折も経験していた。

瀬古「倍以上の年齢差がある部下も含めたマネジメントをしていました。マネージャーになった当初は成果を出すことに徹底的に拘り、部下の気持ちを考えずに一方的なマネジメントをしてしまったんです。その結果、部下との良好な信頼関係を築くことに苦戦しました。」

当時を振り返り、彼は自身のマネジメントスキルの不足によって、部下との関係を上手く築くことができなかったことは辛い経験だったと語る。

瀬古「もちろん仕事を進めていくうえで、上司から部下への細かな指示や管理が必要な場合もあると考えています。でもこの経験から、部下一人ひとりに寄り添い、個々の性格に合わせたコミュニケーションや指示の出し方を学びました。その結果、ビジネス結果だけでなく、信頼関係やエンゲージメントを含めたより強固な営業組織をつくることができました。今では、この挫折した経験は私の財産となっています。」

自分の力を試すべく大企業からベンチャー企業へ

大学院卒業後から大企業に勤め、業績を残してきた瀬古。彼は30歳という節目を迎えた頃、これまでの自分の経歴を振り返ったという。

瀬古「これまでの実績やキャリアは自分の力だと自負している部分がありました。でもよく考えると、大企業は予算も多くありましたし、優秀な人材もすぐ見つかる環境があるんですよね。これまでの自分は、会社の恩恵でここまで来れたことに気付きました。」

大きな気付きを得た瀬古は、ゼロの状態からどこまで高みを目指すことができるのか、自分の力を試したいと思うようになっていた。この機会を逃すわけにはいかないと、転職することを決意。瀬古はベンチャー企業であるクルイトと出会った。

瀬古「何社か受けていましたが、とにかくクルイトのフェーズに一番興味がありました。選考が進み、代表の大濵さんから今後営業組織を強化していくというお話をいただいて、迷いなく入社を決めました。」

当時大阪在住だった瀬古は、クルイトへ入社するにあたり東京へ転居。大企業からベンチャー企業へ転職するという決断に迷いはなかったのだろうか。

瀬古「もともと市場的に東京に出る予定ではあったので、転居に関して問題はなかったですね。大企業からベンチャー企業という点では、大企業は福利厚生がとても充実しているので、結構覚悟はしました。」

実際にクルイトで働くようになり、瀬古は大企業との違いをこう語る。

瀬古「もちろん福利厚生等の面で大企業と異なる点はありますが、今は全く気にしていないですね。それよりも大きな違いとしては、選択肢がないというところだと感じています。大企業では多くの選択肢が用意されていて、そこから最善の選択をすることが仕事でしたが、クルイトのようなベンチャー企業には選択肢がありません。自分達でゼロから選択肢を作る必要があるので、大変じゃないと言ったら嘘になりますが、僕はそれがとても好きなんです。」

クルイトでの活躍の裏にある大企業での経験

家族を抱えながら新たな挑戦に出た瀬古は、現在クルイトで営業部長、予備校事業部長、採用人事として全事業部に携わっている。

従事している業務は多岐に渡るというが、そこでは大企業での経験がしっかりと活かされていた。

瀬古「特にフィリップモリス・ジャパンでのマネジメント経験が活かされています。一人ひとりの性格や特性に合わせてマネジメントをするように意識していますね。メンバーに寄り添いながらも、ときに厳しくするなどコミュニケーションの方法は工夫しています。また、部下の市場価値を高めるためにどんな育成をしていくべきかを日々考えています。」

大企業という大きな組織を経験してきた瀬古は、クルイトで働くメンバーからも多くの信頼を得ていた。

瀬古「クルイトはとても人が良いんですよね。僕はまだ入社5か月目の新参者ですが、みんな僕を信頼して気兼ねなく接してくれるので、とてもやりやすいと感じています。」

そのなかでも瀬古は、代表大濵へ格別な想いがあった。

瀬古「大濵さんとは同じ歳ですが、彼は特殊な経験をされていて、僕とは性格もタイプも、得意とすることも全く違います。彼はいつでも色んなアイデアを出して会社全体を見る力に長けていますが、逆に僕自身は物事を実行する完遂力があると思っているので、それぞれを補い合える存在だと感じています。お互い野心があって、目指しているところが一致していることに喜びを感じていますし、彼を見ていると勉強になることがたくさんありますね。一緒にクルイトを成長させたいと心から思っています。」

入社して以来、代表大濵から何でも仕事を任せてもらっているという瀬古は、現在の環境についてこう語る。

瀬古「本当に全て任せてもらっているので、ゼロから全部自分で作っていく難しさと大切さも学んでいます。また、裁量権が大きい環境で仕事をするなかで、決断力が身に付いたと実感しています。現在は事業開発にも携わっていて、大企業では経験できないベンチャー企業ならではの経験をさせてもらっていると感じています。」

クルイトを誰もが知る有名な会社にしたい

(▲瀬古を中心にボードメンバーの集合写真を撮ってみました!)

大企業はある意味レールに敷かれている環境だったと語る瀬古は、現在クルイトという裁量権のあるベンチャー企業で、成し遂げたい新たな夢があるという。

瀬古「個人的には次のステップとして、クルイトのCOO(最高執行責任者)になりたいと考えています。大濵さんと一緒に会社の方針や戦略を立てて、僕が実行するというイメージです。その結果、組織や収益をどんどん拡大して、クルイトのことを誰もが知っている状態を目指したいです。」

その先のキャリアについて、瀬古は続ける。

瀬古「今までは、社内でどれだけ市場価値を高めることができるか?と考えていたのですが、今後はCOOを目指す以上、他社のCOOと比較してどれだけ市場価値が高いか?という観点でキャリアを高めていく必要があると考えています。」

大企業を経て、ベンチャー企業で奮闘する瀬古が掲げる新たな夢を達成するために、共に働きたいと考えているのはどのような人間なのだろうか?

瀬古「自身の力で会社を成長させていきたいという向上心を持った方と一緒に働きたいですね。また、どんな環境でも前向きに楽しめる方も求めています。ベンチャー企業なので、選択肢がない事が多く、自ら選択肢をつくっていく機会が多くあります。そんなカオスな状況でも全力で楽しむことができ、結果を出せる方と一緒に働きたいです。」

そして、自分のように大企業からベンチャー企業への転職を考えている方にも、勇気を出して一歩足を踏み出して欲しいという。

瀬古「大企業で結果を出している方に入社していただくことは、クルイトを含めベンチャー企業にはとても必要だと感じています。大企業から転職するにあたって、少なからず自分の立場が変化するのではないかという懸念があると思います。でも、ベンチャー企業という裁量権の大きい環境に身を置くことで、自分でゼロから組織をつくったり、事業開発をリードすることもできるんです。これは大企業では経験できないことだと思います。足を踏み出すことはなかなか勇気のいることではありますが、自分の可能性の幅は想像以上に広がります!」

自分の力を試したいと大企業からベンチャー企業へ転身した瀬古は、これまでの経験を活かし、クルイトという裁量権のある環境で自分の可能性を広げている。彼はこれからも“クルイトをもっと世に広げたい”という新たな夢に向かって邁進し続けていく。

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