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[前編]新橋のアド・ミュージアム東京が想像以上に素晴らしくて「思わず泣いちゃった件」について。

こんにちは、高山です。右端が僕ですが、全然楽しそうに写っていませんけどめちゃくちゃ楽しかったです。

実は3/1に社長の窪田さん、筒井さん、同じくシード生の(クリエイターズネクストではインターンのことをシードと呼びます)水田さんと一緒に、アドミュージアムを見学させていただきました。



そもそもアドミュージアムってどんなところ?

アドミュージアムとは「広告を通して新しい発見に出合う場所。」をコンセプトに2002年に開館した世界に例のない広告ミュージアムで、開館以来、200万人を超える方々が来館しているそうです。

そんなアドミュージアムは、広告の社会的・文化的価値への理解を深めていただく活動を行うことを目的としています。

いつもあなたに新しい発見を

今回アドミュージアムに伺わせていただいたことにより、それまでは「たかだか広告だろ!」としか思っていなかった広告の認識が窪田さん、筒井さんのお話を聞き、その認識が大きく変わったのを感じました。こんなに広がりがあるとは...

それでは早速実際に見学した内容を紹介をさせていただきますね。



これは壁紙に使用した写真と同じ場所で撮影した事故写真です。

アドミュージアム見学中!

実はアドミュージアム、江戸時代の広告から最新広告まで全てを網羅しているミュージアムなんです。

酒林と両替屋、櫛屋



1枚目右から二個目

杉の葉っぱを刈り込んで作られた杉棚は酒林と呼ばれています。作り酒屋が毎年新しい物を棚に吊るして新酒ができたことを紹介する看板。作りたての酒林は緑色で次第に青葉が枯れて茶色に」なっていき、色の変化がお酒の熟成度を表しています。

1枚目左手前

両替屋。小判などの金貨や銀貨、一文銭などの交換を生業としていたのが」両替商人。当時両替には計りが必需品でした。計りの重石として使う文道を形取った物になっています。今の銀行の記号になっています。

2枚目右

櫛は髪を梳くための実用品であると同時に女性の髪を飾るアクセサリーでもありました。櫛の読み方は苦と死にも繋がるということでくしと読み方を避けて9と4を足して13屋という呼び名になりました。


窪田さん「へーこれ知らなかったなー!面白い!」

筒井さん「かなり面白いですねー。これそのままコンテンツですもんね。」

窪田さん「こういうのって粋だよね。」

筒井さん「そうか、特に窪田さんってアメリカ出身だからこういう展示物の認識もより感じられるのかもしれないですね。」

越後屋について

窪田さん「越後屋かー!ピータードラッカーによると越後屋は世界に先駆けたマーケティングなんだってよ。すごいね。」

調べてみると引札が日本初のチラシ広告で、なんと驚くことに効果測定まで行なっていたようです。どうやって認知度を調べていたのでしょうか...

公式サイトの方で連載されているコラムで越後屋に関する記事を発見しましたので、掲載します。

粋と洒落!江戸の広告作法「えどばたいじんぐ」 ② | ミュージアム通信 | アドミュージアム東京
日本で唯一の広告ミュージアム「アドミュージアム東京」。いつも、あなたに、新しい発見を。広告って、やっぱり面白い。アドミュージアム東京へ、ようこそ。
http://www.admt.jp/communication/column/article/?article_id=10

当時の人はこんなことになると思っていただろうか・・・


吉原の入京に欠かせないガイドブック。
人々を吉原に誘った四季折々の図。桜と花魁


窪田さん「ここはいいぞ、みたいなやつだ。これって本当にすごくない?これってさ、今でいったらお店のランキングみたいな物でしょ?それがこうやってアドミュージアムで掲載されるってさ。」

筒井さん「当時の人も飾られるとは思っても見なかったでしょうね。すごい文化的な物になってるっていう。」

窪田さん「思ってないよね、きっと。文化的な物。といった佇まいだもんね。(笑)」

すごい楽しそうに吉原の展示物を見ている窪田さん。

これ以上にもたくさんの素晴らしい展示物が江戸、明治・大正、昭和、平成とあったのですが、これ以上取り上げると文字数が果てしないことになるので記事で取り上げるのはここまでにしておきます。

どれほどすごいかはぜひご自身の眼で確かめてみてください!


常設展示 | 展示・イベント | アドミュージアム東京
日本で唯一の広告ミュージアム「アドミュージアム東京」。いつも、あなたに、新しい発見を。広告って、やっぱり面白い。アドミュージアム東京へ、ようこそ。
http://www.admt.jp/exhibition/


僕らシード生が感じたこととは

そもそもなんでアドミュージアムに行こうと思ったか

水田さん:今までコンテンツ企画を中心にやらせてもらっていて、その活動にも活かせると思いました。
筒井さんとのウェルカムランチ※の時に考えながら行動することの大切さを教えていただき、カメラマンとして新しいことに挑戦してみたいとも思ったからです。

※ウェルカムランチとはシード生が社員の方にご飯に連れて行っていただいて、色々お話を聞けるクリネク特有の文化です。

実際来てみてどうだった?

水田さん:結構カメラに集中していたのであれなんですけど(笑)
一番印象に残ったのは「欲しがりません勝つまでは」といった戦争時代のプロパガンダです。今までは、勝手に広告はネットが誕生してから発生した商材だと思っていたのですが、社会の教科書で載っているような内容ですので、マーケティング、ひいては広告には長年の歴史があって、歴史の積み重ねがあって今の広告があるんだなと感じました。




一番良かった広告は?

水田さん:サンドイッチのエビの広告です。

サンドイッチが食べられた瞬間に音がなくなったのが悲しかったです(笑)

おわりに

僕も今回色々な体験をさせていただき、今日体験したような面白い広告はもちろんのこと、フォーマルな広告もあることも知り、広告のみならずマーケティングに対しての認識が深くなった気がします。

そして来たこと自体もそうですし、窪田さんや筒井さんの意識していること、考えていることを直に聞けたのは今後のクリネクでの活動もそうですし、バリバリ働き、価値を生み出す人間として成長していくにあたり、非常に重要な経験だったのではないかと感じています。

後編では窪田さんや筒井さんにインタビューして引き出した情熱を記事にしましたのでお楽しみに!

アドミュージアム様。今回は見学させていただきありがとうございました!

ちなみに僕がアドミュージアムで一番いいと思ったのは二階に吉岡里帆さんが表紙の雑誌があったことです。かわい〜

後編はこちら
[後編]新橋のアドミュージアムが想像以上に素晴らしくて「思わず泣いちゃった件」について。
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