1
/
5

「社長は奴隷!?」社長の過去・現在・未来、洗いざらい聞いてみました!

今回は、「弊社代表の森に、今まで聞いたことがなかった幼少期の話から自身としてどうなりたいか?」を「会社の未来をつくる採用がしたい!」と日々奮闘している採用担当の安田芽衣が話を聞いてみました。

野球のプロ選手になれると確信した小学校時代

安田*前回少しインタビューさせて頂きましたが、改めて、宜しくお願いします。

森*こちらこそよろしくお願いします。

安田*まず森さんの幼少期のお話を聞かせてください。

森*愛知県の豊橋市で生まれました。一人っ子だったので、だいぶ好き勝手やってましたね。笑 

安田*そうですか!スポーツなどもやられていたんですか?

森*小学生のとき野球をやっていて、クラブチームに所属していました。とにかく練習が厳しく、朝練・昼錬・夜錬まであり、絶対プロになれると思ってました。笑

安田*いまプロ野球選手じゃないですよね?笑

森*はい、中学に入って学校の野球部に入部したんですが、クラブチームと違い練習が緩かったので、なんかやる気なくしちゃって、、、そこから話は飛ぶんですが、高校は進学校に入れて、それに甘んじて全然勉強しなかったんですよ。大学進学もなあなあになって、気づいたら学年440人いる中で、僕ともう一人だけ進学しないという状況になっていました。しかも彼は家業を継ぐという明確な目的があったので、学年唯一の落第生ですね。

約3年間のフリーター生活

安田*その後、どうしたんですか?

森*フリーターやってました。2‐3年間くらいですかね。

安田*森さんにもそんな時代があったんですね!

森*人生いろいろあります。笑 もともとコンピューターが好きで小学生の頃からいじっていて、フリーターやってたときも自分でパソコンとか作っていました。その延長線上でプログラマーの仕事なら自分でもできそうだと思って、ノムラシステムという会社にお世話になりました。未経験者にも門を開けている、社員を大事にする会社でしたね!ここでやっとフリーターから抜け出せました笑

安田*そこから技術者としてのキャリアがスタートしたわけですね!

森*そうなんです。最初はプログラマーからのスタートでしたけど、とにかくチャレンジさせてくれる会社だったので、パッケージ製品をつくったり、若いながら役職付きでマネジメントを経験させてもらったり、最終的には、20代後半には部下20名で予算数億円をみていました。

安田*おーーーー!

森*そこからサイバーエージェントでサービスのディレクター、リアルコムではプロダクトマネージャーとして、上場なども含め良い経験をさせて頂きました。

顧客第一?それとも社員第一?

安田*そこからどうして、コグラフを起業したんですか?

森*社員として働きながら、いつか将来は起業したいと考えていました。リアルコム時代の同僚がたまたまスタートアップに転職するタイミングで「手伝ってよ!」ということだったので、今のコグラフを創業し、外部から支援する形となりました。インドでのオフショア開発、スマホアプリ開発、データ分析など少しづつ事業を拡大していきました。

安田*そうだったんですね、もともと気になっていたんですが、なぜ「経営理念を社員と家族、すべての人々を幸せにすること」にしたんですか?

森*「顧客第一」という会社は多いですよね。そして僕も社員時代にずっと言われてきました。それでいつの間にか自分も「顧客第一」と自社の社員に言うようになっていたんです。ただ、僕は社員時代からずっと腹落ちしていなかったんですよね。

安田*そうなんですか、、!?

森*これでいいのかなという感じがずっとありました。「顧客って誰だ?エンジニアにとって顧客はエンドユーザーだけど、営業にとっての顧客は発注をしてくれる方、マーケにとっては時にはパートナー企業とかになる。職種によって顧客って定義がバラバラだな、、、統一して考えれない、、、うーん、、、」そんな時に、創業期から一緒にやってきたエンジニアがやめることになったのです。

経営者は、継続的にかつ出来る限り急速に会社を発展させる必要があるので、社員からすると違う視点で意思決定をしなければならないことがあります。自分の中で、社員は未来永劫ずっと会社を一緒に発展していける仲間だと漠然と思っていました。しかし今回の件で、社員には社員の人生があり、タイミングによっては会社を離れる可能性があると、体感をもって理解しました。

安田*はい、そうするとより社員に対して冷酷になったりしそうですが?

森*いや、そうではなく、逆に優しくしようと心がけるようにしました。自分は会社を大きくするために次のステージに向かって必死に走りますよね?突っ走るわけです。社員は目の前のプロジェクトや業務でお客様と向き合いながら、必死に走ります。そうすると社員とどんどん距離感ができ、社員が置き去りになるのではないかと思ったんです。そこで、「顧客第一」ではなく、「社員第一」に掲げる会社にしようとその時に決断しました。これによってすべての課題を解決するわけではないですし、現状も少しずつ改善活動を続けていますが、目指している方向性をきっぱりと示せればという想いからです。以前より「社員第一」はサウスウェスト航空の事例などで気になっていて、性格のいい会社をつくりたいと考えていたこともあります。それで「社員と家族、すべての人々を幸せにすること」と決めました。

自走する組織を目指して

安田*そんな背景があったんですね。ちなみに社員の人達にはどうなってほしいと思っていますか?

森*一人一人がどこに出しても活躍できる、自走できる人になってほしいです。どんどん業務の中でチャレンジしてほしいと思っています。僕は、現場の社員が一番頑張っていて、すごいと思っているんです。

実際に、直接的や間接的にお客様と接点を持ち、価値を提供しているのは彼ら・彼女らです。もちろん組織運営をするためのマネジメントや意思決定なども大事な仕事ですが、僕からすると、やっぱり現場の社員が一番偉い!お客様の声を聴いているので、一番わかっていますしね。話が変わりますが、アメリカ軍がピラミッド型の組織で昔、大きな失敗をした話しっていますか?

安田*もしかして、1993年のソマリア紛争ですか?

森*おおーさすがです!その当時、アメリカは戦場の情報をすべて司令部に集中させてるピラミッド型の体制をとっていました。司令部の命令に従い最前線の部隊は動いていました。もちろん命令に背くことは禁止です。

その状況で、司令部からの指示に遅れが発生し、多数の死傷者を出してしまいました。それ以来、アメリカ軍は逆三角形のピラミッド組織にしたそうです。ですので、我々も現場で判断し、意思決定ができる組織を目指しています。

https://www.slideshare.net/fr33dam/1831より引用

自分は奴隷!?

安田*3-5年の近い将来、会社をどのようにしていこうと考えていますか?

森*いま少しずつですができはじめている、業界でもユニークな独自のポジションをつくっていこうと思っています!具体的には

1、「データ活用とソフトェアで世界を変える」をコーポレートミッションに、企画・ソリューションを“提案”する会社
お客様からしっかりと課題を聞き、やりたいことを聞き、それをサービスや製品などの形にする会社です。一般的な受託会社とは一線を画します。

2、人月ビジネス以外のモデルを模索
お客様と協業し、一緒にサービスを構築したり、提供価値に応じたサブスクリプションモデルでの課金など新たなモデルを模索しています。

3、社員や家族を大事にする。地域に貢献する。
経営理念の追求はもちろんのこと、自社だけではなく地域などのコミュニティに対しても貢献できる会社にしていきたいです。

規模の面では、まずは100人体制と売上10億円をそれぞれ目標としていますが、やはりユニークネスにこだわって、「コグラフがあってよかった」とか「コグラフに相談してよかった」とか「コグラフならなんとかしてくれそう」と言っていただけるような会社にしていきたいです。そのためには私も含めて全社員が技術のみならず全方位で研鑽を重ね、実績を積み、それをしっかりと外部にも発信していく必要があると考えています。

安田*最後に森さんはどうなりたいんですか?

森*ぼくですか!その質問が来るとは思っていなかったです笑 社員にどうなってもらいたいか、会社をどうしていくかばかり考えていて、自分がこうなりたいというのはあまり考えていないですね、しいて言うなら逆ピラミッド型組織の一番下で働くみんなの奴隷でありたいですかね。笑

安田*みんなの奴隷!!!!それでは早速、ジュース買ってきてもらっていいですか?

森*はい、すぐに行ってきます大笑 あまり考えていないというのも冗談ですが、社長像についてもビジネスの話と同様で、単に誰かの真似をするのではなく、ユニークネスも追求していきたいです。

安田*そうですか!ということは、夢は世界制覇ということですね!? 将来が楽しみです!

コグラフ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
12 いいね!
12 いいね!
今週のランキング