スペイン巡礼を通して見つけた自分が生きる道

長野から上京、個人販売で全国1位の成績を残す

伊藤*本日インタビューよろしくお願いします。

南澤*こちらこそよろしくお願いします。

伊藤*早速、色々と伺いたいのですが、長野出身ですよね?いつから東京に来られたんですか?

南澤*高校を卒業して、長野で少し仕事をしてから上京しました。もともと、もっと広い世界を見たいと思っていたので。

伊藤*東京ではどんなところに就職されたんですか?

南澤*秋葉原にある家電量販店に就職しました。

伊藤*色々な仕事がある中で、何でそちらを選ばれたんですか?

南澤*日本で一番売れている店舗で、販売員を極めたいと思いました。自分は農業系の高校に行っていたのですが、農業クラブ全国大会という技量やスキルを競う大会があって、その大会に向けて、物凄く勉強をしていました。当時は自分でも1位を獲れると確信していたんです。ただ結果は優秀賞で、悔しい思いをしました。ですので社会人になったらどこかの領域で1位になりたいと思い、その職場を選びました。

伊藤*結果はどうだったんですか?

南澤*結果は良かったです。猛烈に働いていたので。パソコンなどのハードウェアも販売していたのですが、会社として注力していたのはインターネット回線でした。その領域で、月間の契約回線数で全国1位を結果的にとることができました。

伊藤*高校の時から1位を目指して頑張ってこられて、1位になった感想はどうでした?

南澤*それが特に何も感じなかったんですよ笑

伊藤*そんなもんですか?笑

南澤*はい、意外とそんなもんです。長野から東京へもっと広い世界を見たいと思ってきたように、今度は海外を見たいと思うようになりました。自分が納得のいく成果も出せたのと、お金もたまってきていたので、2年程経過したときに世界一周旅行に出かけました。

伊藤*えっ世界一周ですか?

東京から世界へ 

南澤*アメリカをまず横断したんですが、長距離バスがすごく安いんですよ!確か2週間どこでも行けるパスが3万円位だったと思います。それでロサンゼルス→ニューヨークに行きましたね。当時、自分は簡単に働けると思っていたのですが、ビザの関係だったり、正直英語力もなかったので、より安く学べるカナダに行きました。

伊藤*そうなんですか!カナダって安いんですか?

南澤*日本人はあまり知らないのですが、移民学校というのがあって、難民の方々向けに英語を教えている市営学校があるんです。そこに自分も難民として英語を勉強させてもらっていました。

伊藤*南澤さん、一時期難民になっていたんですね。

南澤*はい、その後はメキシコを経由して、南アメリカ、ヨーロッパ、フィリピンなど色々な国を旅しました。実はまたフィリピンで語学学校に行ったんです。

伊藤*移民学校へ行って、さらにフィリピンでも英語勉強されたんですね。

南澤*やはりまだまだ英語力が足りないと感じていたので、、、フィリピンで英語留学ってメジャーだと思うんですが、皆さん数か月前に予約取っていくじゃないですか。

伊藤*それはそうですね!

南澤*ただ自分はバギオの語学学校にそのままいけるんじゃないかと思い、予約せずに行ってみたんですよ。案の定すぐには語学学校に入れず、途方に暮れて語学学校の前でぼーっと立っていたんです。そしたらドミンゴさんという知らないおじさんに声をかけられて、語学学校の話や家がないことを話したら、知り合いを紹介してくれました。

伊藤*えっドミンゴさんめっちゃ怪しくないですか?笑

南澤*確かに怪しかったんですが、特にあてもなかったので。その知り合いの方の家にとりあえず、2日間は泊めさせて頂きました。部屋は本当にボロボロで、日本で言うホームレスが住むような家でした。一応2段ベッドはありましたが。

伊藤*南澤さん、用心深そうに見えて、そういうのついていくんですね。

南澤*2日経過しても結局行くところがないので、このまま泊めてほしいという話をしました。結局1カ月くらいそこに泊まっていましたね。宿泊料として1万円位は払ったんですが、今考えるとそこの家賃2ヵ月分くらいなので、やっぱりぼったくられてましたね笑 することがなかったので、その家で、とにかく英単語の勉強をひたすらしていました。1週間で2250語くらい覚えかと思います。そこでの勉強が英語の基礎をつくったと言っても過言でもないかもしれません。

伊藤*なるほど!その家が語学学校だったわけですね笑

南澤*はい、そんなこんなで楽しみにながら世界を見て回れたので、すごく良い経験になりました。

世界からローカルへ、全国行脚と英単語2万語習得

伊藤*その後は、大手通信会社に行かれたんですよね?

南澤*そうなんです。B2Cの営業は経験したので、次はB2Bを経験してみようと思ったんです。その会社は全国の家電量販店に商品を卸している会社だったので、全国各地行脚できる仕事だったんです。それでそれは面白いなと思い、そこに決めました。

伊藤*南澤さんいつもなかなかハードなところを選びますね。

南澤*面白かったのは、入社初日に、いきなり加古川に行ってと言われたんです。とりあえず「はい。行ってきます。」と言ったんですが正直何処かわからず、スマホで調べると兵庫県でした。

伊藤*それですぐ行ったんですか?

南澤*はい、新幹線利用の許可だけ確認してすぐに行きました。こんな感じで全国の家電量販店を回り、店舗の責任者と信頼関係をつくって、自社の商品を置いてもらう仕事でした。日帰りで北海道の北見に行ったり、青森から福島へレンタカーで営業周りしたり、一時期毎朝始発で新幹線で東北に行ったりと、、本当に破天荒な感じでしたよ笑

伊藤*そこから次の会社への転職はどのように決めたんですか?

南澤*当時、高卒ということで社内での昇格などに限界を感じていました。結局大卒が強いじゃないですか?今の日本社会では。

伊藤*そうですね。

南澤*なのでずっと大学に行こうと思っていました、特に海外の大学へ。その勉強を仕事の合間を縫ってしていたのですが、全国飛び回りながら24時間働くような会社だったので、なかなか勉強時間が確保できず、定時で仕事が終われる仕事に移ることを決意しました。

伊藤*そうだったんですね。

南澤*それで勤務体系がしっかりしている大手通信機器メーカーに行くことになりました。そこでは競合他社製品の装置仕様の分析や市場調査のためのデータ分析などに携わっていました。たまたま社内のデータを加工してグラフや表にして、上司に提案したら、「同じ数字でも新しい角度から見えるようになったよ。」とすごく喜んでもらえました。

伊藤*そこからデータの分析に興味を持つようになったんですか?

南澤*そうですね。なので大学も統計を学びに行きました。

伊藤*行かれた大学フィリピンでトップの大学みたいですね。就業しながらの勉強は物凄く大変だったんじゃないですか?しかも英語ですし、、、、

南澤*大変は大変でしたね。仕事終わって、18:00~24:00で毎日勉強していて、昼休みもずっと勉強に費やしていましたね。

伊藤*尊敬します。本当に尊敬します。でもよく合格しましたね。

南澤*勉強する範囲を絞って、単語さえ分かっていれば解けるようにしていったんです。結果的に、2万語覚えました。

伊藤*英検一級でも1万2000語ですよね?!

南澤*多分ネイティブの人も知らない単語まで知ってる感じですね笑 日本語で言ったら漢字検定1級持っているイメージですね。

フィリピン大学で気づいたこと

伊藤*それを英語でって、半端ないですね。大学入学されてからはどうでしたか?

南澤*想像していた以上に大変でした、、、統計自体も難しいですし、言語の壁がありました。英語ももちろんですが、現地のタガログ語という厚い壁もありました。

伊藤*タガログ語ですか?!

南澤*タガログ語でないと単位をくれない教授がいて、本当に大変でした。今振り返ると1年目は学園外に出ず、ひたすら勉強していました。というか4年間ほぼ勉強で終わってしまいましたね。卒業するのに必死だったので、、、

伊藤*フィリピン留学中に学んだこと、気づいたことなどありますか?

南澤*本当に頭が良い人には勝てないなということです。

伊藤*でもフィリピンでトップの大学を卒業していますし、僕からしたら充分南澤さんも頭良いと思うんですけどね。

南澤*上には上がいますよ。フィリピン大学の統計学部は、フィリピン国家の統計局のおひざ元の大学だったので、OBで統計局の局長になっている方や先生の中にも銀行の顧問をしているような人もいました。先生も生徒もみんな本当に頭が良くて、自分なんかちっぽけに感じましたね。

SQLやPythonを学びたい一心で、コグラフに入社

伊藤*そこから弊社をどのように見つけて頂いたんですか?

南澤*2018年の12月卒業して、日本に帰ってきました。大学で統計学を勉強してきたんですが、データ分析をやる時にはSQLやPythonなどのエンジニアリング力が必要だと感じていました。そんな時にたまたま、wantedlyでコグラフを見つけて応募したのがきっかけです。未経験で採用してくれるところはやはり母数として少ないですし、自分がやりたい言語をまさに学べる場所だったので、1月中旬に面接をして、2月1日には入社していましたね。

伊藤*確かに、面接から入社まで早かったですもんね!

南澤*まー無職でしたからね笑

伊藤*実際、入社されてみて、どうですか?

南澤*まだ入社して4日目なんですが、SQLの研修制度がすごく良いです。正直、あまり期待していなかったんですが、カリキュラムも整っていますし、トレーナーもついてくれているので、すごいスピードで成長を実感しています。

伊藤*そうですか!それは嬉しいお言葉ですね!南澤さん、今目標とかありますか?

南澤*そうですね。データ分析はビジネス力/データサイエンス力/データエンジニア力の3つから成り立っていると思うのですが、その全部できるようになりたいです。ビジネス力とデータサイエンス力の領域は今までの仕事や大学の中である程度培われていると思いますが、データエンジニア力は全くの未経験なので、そこに注力して伸ばしていきたいと考えております。

伊藤*今後が楽しみですね!!!インタビューありがとうございました。

南澤*こちらこそありがとうございました!

自問自答を繰り返しながら歩いたカミーノ・デ・サンティアゴ

南澤*、、、そういえば、一つ話し忘れていたのですが、大学が決まった後にスぺインに行ったんですよ。

伊藤*スペインですか?

南澤*はい、カミーノ・デ・サンティアゴって知ってますか?スペイン西北部サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)へ向かう巡礼路なんですが、約800kmの道のりをひたすら歩くんです。

伊藤*日本で言うと四国のお遍路みたいなものですか?

南澤*はい、そうです。だいたい皆さん30日~35日かけて歩くんですが、産まれて死ぬまでを体験できると言われているんです。

伊藤*人が生まれてから死ぬまでを体験ですか、、、実際どうでしたか?

南澤*歩き始めから「なんで自分歩いてるんだっけ?」という思いをずっと抱き続けるのですが、巡礼を終えるときに、自分の人生の終え方に重なる感覚になるんです。自分の人生が走馬灯のように思い出されるような。

伊藤*そうなんですか。それはきっとやってみないとわからない感覚ですね。

南澤*そうかもしれませんね。自分は800kmを21日で歩いたんです。なぜかわからないけど。

伊藤*だいぶ早いですね。普通友達と和気あいあい、毎日20kmずつ歩くんじゃないんですか?

南澤*普通はそうなんですけど、僕は違ったんです。確かに最初は、友人と一緒に歩いていたんですが、何となく自分一人で行きたくなってしまって、途中からはずっと一人で歩いていました。ゴールも普通はゴールして友人と「イエーイ、おめでとう!」でハイタッチ、みたいな感じなんですが、僕は一人でゴールしたんです。周りは全然知らない人でした。

伊藤*すごいですね。

南澤*で、その時悟ったことが、、、

伊藤*はい。

南澤:自分は周りに囲まれて何かをしていくというよりは、自分一人で何かを極めていく人間なんだなと悟ったんです。これを悟ることができたのは、本当に良いことだと思っていて、本当は自分一人でやりたいことがあるのに、周りに気を使ってやらない人とかいるじゃないですか。それで結局どっちつかずになるみたいな。もともと物事にのめり込むタイプで、一人でコツコツやって成果を出してきました。この巡礼で自分の生き方に確信を持つことことができ、それが自信に変わりました。

伊藤*それはすごい発見ですね。

南澤*データ分析に関しても和気あいあいとやるよりも、自分で突き詰めるものだと思っているので、本当にこの仕事は自分にあっていると思いますし、人生を懸けて、とことん突き詰めていきたいです。

伊藤*なんかすごい説得力ありますね。

南澤*あっでもみんなでワイワイやるのも好きですからね!誤解なく、、、

伊藤*いや、全然説得力ないんですが、、、笑

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