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「週休3日ではない」水曜を自由に使えるココネの働き方

政府と自民党が調整している、少子化対策の方針案に「選択式週休3日制度の普及」が追記されると報道されました。

少子化対策「選択的週休3日普及」追記へ、岸田首相が13日会見=関係筋
https://jp.reuters.com/article/kishida-idJPKBN2XU09E

長時間労働の是正や、育児・不妊治療・介護などの様々な事情を抱えていても仕事を続けることができ、両立できる環境を整えたいという考えです。

以前から厚生労働省も「週休3日制」を多様な働き方実現の施策として紹介しています。

厚生労働省「多様な働き方の実現応援サイト」
https://part-tanjikan.mhlw.go.jp/tayou/holiday3.html

週休3日制に代わる、ココネ独自の取り組み

ココネは創業時から「いい会社を作る」という想いを掲げ、その一つとして、「社員に時間を返していく」ことを考えています。昨年から「週休2.5日制」を試験的に開始し、それを拡大させた施策として社員一律(正社員・契約社員)で適用されるココネ独自の制度「cocone my time / my day」を本年度より導入しました。

社員のウェルビーイングを目指し、多様な働き方を実現する。本制度の概要や活用方法についてご紹介します。

給与の減額も無し。自由に使える水曜日

「cocone my time / my day」は、祝日がない週の水曜を8時間勤務したとみなし、“就業以外にも自由に使って良い1日”とする制度です。

これにより年間約40日を、出社またはリモートでの就業だけではなく、自由に使えることになります。
例えば家族との時間を増やしたり、役所や病院への用事を済ませるようなことに使えます。美術鑑賞やセミナー参加など業務に還元できるような過ごし方も推奨しており、会議が少ない日でもあるため個人業務に集中できる日として出社勤務するメンバーもいます。

自由に使えるが「休みではない」ことを共通認識として持つ

上司が出社を指示することも可能で、繁忙期や新サービスの開始時期など、力を合わせて働くことが大事なときにはしっかりと馬力が出る形として本制度を設計しています。そのためにもこの制度は「週休3日制」とは呼んでいません。

働いた時間とみなしているため、もちろん給与の減額等もありません。
一方、労務の話として、当社では固定残業代制をとっていますが、働いた時間とみなす「cocone my time / my day」の性質上、割増賃金の単価が変わることはありません。所定の残業時間を超えることも殆どないため、残業における制度はそのままです。

とはいえ365日中の40日であり、土日も除いてカウントすると、正規の勤務日は年間約200日。本制度は事業の成長と社員に時間を返していくこと、そのふたつを両立させるための挑戦と考えています。

水曜日の過ごし方は?

「cocone my time / my day」導入後、社員はどのように水曜日を過ごしているのでしょうか?

一例をご紹介します。

・病院や役所へ:土日は休診している病院や役所に行ったり、家族を病院につれていくなど、平日休みを取らなければならない用事を済ませる
・リフレッシュ:午前はリモートで就業し、午後はリフレッシュ時間に充てる
・インプット:資格の取得やセミナーに参加したり、休日は混雑する美術館へ
・勉強会開催:デザイナーやエンジニアがそれぞれ集まり、勉強会を開催。他部署のメンバーとの交流の場にも
・制作に集中:会議がほとんど開催されないため、制作だけに集中することが可能

最後に

子育てにおける今の日本での費用負担を鑑みると、仕事以外の時間が増えたとしても給与が減ってしまうことは、多くの家庭にとって死活問題になりうる可能性があります。

また、事業成長させていくフェーズにあるような企業の中では、完全な週休3日は人事・労務面でもハードルが高い印象を受け、積極的な制度導入に足踏みする状況があるように思えます。

それらのことも踏まえながら始動した「cocone my time / my day」。今後もこの制度との上手な向き合い方や理解を社内で浸透させながら、社員のウェルビーイングを考えるココネらしい働き方を確立していきます。 


※ココネは社員に「時間・報酬・やりがい・健康」を還元するという創業時の想いを元に、さまざまな制度に試行錯誤しながら取り組んでおります。現在この記事とは別の制度導入を検討しております。


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