みなさん、こんにちは！
株式会社Combinator代表取締役の清水です。

2016年は、Refcomeをリリースした記念すべきRefcome元年でしたので年末の時間を使って少し振返りをしたいと思います。サービス作りや会社作りの裏話にも触れていきたいと思います！

2016年を、一言で振り返ると・・・

• Refcomeをローンチした。
• イノベーターと言うべき素晴らしいお客様と出会えた。
• それを支えるチームが出来上がった。

そんな素晴らしい1年でした。

Refcomeβ版の公開

2015年の7月頃、Refcomeの構想が出来た僕は、事前予約のランディングページをオープンし、お問合せを頂いたお客様に対して、営業資料を先に作って営業をさせてもらいました。そこで、ニーズを聞いて修正をしたり実際に使いたいと言ってくれたお客様と出会うことで、開発に踏み切ることになりました。

しかし、当時Combinator社は、私一人でエンジニアの仲間が居ませんでした。そこで私が、起業家仲間であったエンジニアの加瀬さんにRefcomeの開発を手伝ってほしいとい懇願したこがRefcomeがスタートしたきっかけでした。加瀬さんの名刺を勝手に作って渡したのは良い思い出です笑

本当に感謝しています。

そして、僕の前職（Sansan）の先輩社員だったエンジニアの中森さん、創業時からウェブデザインを請け負ってくれている小塩さんも業務委託として開発を手伝ってもらえることになりました！

2016年の頭には株主（Genuine Startups）のシェアオフィスにて、業務委託の加瀬さんと中森さんの２人と僕の３人でRefcomeの立ち上げを行っていました。（2人とも業務委託で開発を手伝ってくれているという状態でしたが、内心では早くフルコミットになってほしいなという気持ちを持ちつつ・・笑）

加瀬さんが顔パックしてる・・・

そんな中で、Refcomeのβ版をステルスにて公開することが出来たのがちょうど2016年の頭ころだったかと思います。そこから、実際に完成したサービスを元にお客様に営業をさせていただき、実際に有料で使っていただくことで、小さな仮説検証を繰り返していきました。多くのお客様のご要望を取り入れては、トライ＆エラーを繰り返してきました。（お客様は一緒にプロダクトを作っていくような仲間のように感じられたことをとても感謝しています。）

「採用を社員みんなの仲間集めに再定義する。」そんな商品コンセプトを軸に、少しずつプロダクトやCSのオペレーションの型らしきものが出来上がってきました。そして、少しずつRefcomeが事業らしくなってきたタイミングで、業務委託で手伝ってもらっていた中森さんが取締役として正式にジョインすることが決定しました！（会社規模１人→２人に！笑）

シェアオフィスからの卒業

そのタイミングで、僕が見切り発車的にシェアオフィスから個別オフィスを借りるという独断も下しました！そして、皆様からの心優しいウィッシュリストにてオフィスも出来上がりました！

送っていただいた皆様本当にありがとうございました！

人いなさすぎてとても寂しかった・・笑　物理的にも早く採用しようという気持ちが明確になる！笑

Refcome正式公開と資金調達

個別オフィスを構えることでより事業に集中できるようになり、スピードが上がったように感じます。

お客様のご要望ごとに、CSのオペレーションやシステムの要望が異なっていて、いかに取捨選択するか、型を作っていくかは非常に難題で、今も戦っています。ですが、「より良いプロダクトを作っていくために、正式にローンチをして多くの声をいただこう」となったのが今年の７月でした。

そしてついに、正式公開！
TechCrunchの記事では３人で写真を撮ってもらいました！
人事、社員、その友人を繋ぐリファラル採用ツール「Refcome」——Combinatorが正式公開

新國さんいつも素敵な記事をありがとうございます^^

正式公開後は、様々なピッチイベントにも出させていただきました！その第一発目となったIncubate Campでは優勝をさせていただきました！

Incubate Camp

このIncubateCampにて、資金調達に繋がる出会いがありました！Beenextの前田ヒロさん、ANRIのアンリさん、DraperNexusの倉林さんといった心強い株主を迎え入れて事業を創っていけることになりました！

リファラル採用ツール「Refcome」のCombinatorがBEENEXTなどから5000万円の資金調達、開発・サポートを強化

サービス開発から、営業活動、採用活動、日々の悩み事までいろんなことを親身に相談に乗ってくれる本当に心強く、私たちを理解してくれる素晴らしい株主に囲まれて生きています。ただ儲ける事業でなく、「世直し構想」を成し遂げるべく一緒にプロジェクトを走らせています。

ピッチイベントへの出場

その後、B Dash Camp、Tech Crunch Tokyo、Infinity Venture Summitといった素晴らしいピッチアリーナにて登壇の機会をいただきました！

B Dash Camp

Tech Crunch Tokyo

IVS Launch Pad

このようなピッチイベントは、スタートアップにとって顧客獲得や投資家との接点作り、さらには採用活動といった面でとても重要な勝ちを持つものだと感じています。実際に、Refcomeのお客様の７割はこういったイベントで知っていただいた方です。本当に感謝です！！

チームができあがってくる

Refcomeの正式公開をしたのが７月でピッチイベントや、その反響からのお問合せに答えている中であっというまに夏が終わり、秋になり・・と季節が代わっていきました。

そして、３人目には初の女性社員であり、HR経験者でもある二葉さんが入社してくれることになりました！僕が個人的に尊敬しているマイネットの上原社長のもとで採用から事業立ち上げを経験されていたとても心強い仲間です。まだまだ立ち上げのタイミングであるにも関わらず入社を決定してくれたことにとても感謝しています。

ちなみに、僕はいつも名刺デザインと写真撮影の係です！笑

時を同じくして、Refcomeの紹介動画も完成し・・・

お客様もネット系の企業だけでなく、派遣、飲食、病院といったあらゆる業界のお客様にご利用頂けるようなっていきました。

採用に動き出したのが少し遅れてしまったものの、気づけばリファラルによって多くの仲間が集ってきました。寂しかったオフィスも多くの仲間が集ってきていました。

今年の３月ころにはガランとしていたオフィスも手狭になってきました。
年明けには新たに３人の仲間も入社予定です！

今まで属人的かつ、勢いでやってきていた部分もちゃんと仕組みにして、「採用を社員みんなの仲間集めにする」そんなムーブメントためにチームプレイが可能になっていきました。

2017年に向けて

2017年の抱負は、また改めて新年に改めて発表したいと思います。

Refcomeにて 「採用を社員みんなでやる仲間集めにする。」 そのビジョンを実現するため
Combinator社自身もそれを体現して 「良い仲間と、良い事業を作り、良い世界」を作っていきたいと思います！

2016年は誠にありがとうございました！！
まだまだ至らないところも多いかと思いますが、どうぞ2017年も宜しくお願い致します。

チームCombinatorでの2016年忘年会にての１枚

株式会社Combinator
代表取締役　清水巧