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【社員インタビュー#4】失敗を受け入れることが成長への近道になると考える

みなさんこんにちは!人事担当のもりです☺︎

本日は社員インタビュー第四弾をお送りいたします。Webディレクターの齋藤さんのインタビュー、ぜひ最後までご覧ください!

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https://www.wantedly.com/companies/commude/post_articles/309830

齋藤友里(Yuri Saito)

【経歴】高校卒業後サービス業を中心にアルバイトを4種経験。現在22歳。            

【出身】埼玉で生まれ2歳からフィリピンで育つ→小学1年生の頃に日本へ戻り現在に至る

「チャンスは逃さない」そうして常に前進してきた

ーーコムデ入社前はどのようなことをしていたか教えてください!

日本で生まれ、2歳の頃に母の生まれ故郷であるフィリピンに生活圏を移しました。小学校1年生ごろに日本に戻ってきたんですけど幼い頃から現地の言葉(タガログ語、時々英語)で育ってきたので肝心の日本語はというと全く喋ることができませんでした。

ーーそこから日本語を覚えるって、馴染むまで大変そうですね..。

はい、言葉を覚えるために勉強は頑張りました!ただ幸いにも、私の通っていた小学校は米軍基地のある地域の中にあったので、周りは外国籍の子たちも多かったんです。そのため、フィリピンのハーフであることや日本語が喋れないなどの理由からいじめに遭うこともなく、馴染むのにそう時間はかかりませんでした。

そのまま中学、高校と進学をしましたが、自立したい思いが強かったので、卒業後はすぐに親元を離れ、一人暮らしを始めました。社会人になって初めてのバイトは、リゾートバイト。神奈川県の三浦海岸にあるホテルで半年ほど働きました。

ーー思ったらすぐ行動できる決断力の高さは昔からなんですかね?環境をガラリと変えるのって勇気がいりそうだけど、、

んーどうでしょうか(笑)でも、何事も挑戦してみないと分からないんじゃないかっていうのはあって。初めてやること、初めて訪れる場所などに刺激を感じるタイプなので、やる前から考え込むようなことはないですね。もちろん、やってみた結果自分には合わないと感じることもあるんですけど、それも”経験”と思って前向きに捉えていますし、やって失敗することより気になるのにやらず後悔することの方が嫌なんです。

ーー自分の心に従って取捨選択をするって経験を重ねるごとに難しくなるけど、すごく大事なことですよね〜!ちなみに他にはどんな経験を?

これまでは1人でセブ島に語学留学に行ったり、20人ほどが住むシェアハウスに飛び込んだり、世界一周に1人でチャレンジしてみたりと。とにかく気持ちが動く方へ進んできました。

ーー世界一周?すごい!!チャレンジするようになったきっかけは?

シェアハウスのコンセプトが「夢を叶える」で、入居の面接の際に叶えたい夢を語るよう言われたんです。でも、正直その時はパッと思いつかなくて。半分思いつきで「世界一周」と(笑)元々海外に興味がありましたし、やったことのない経験で面白そうだったので、これでいいかなって感じで設定しました。とりあえず立てたつもりの目標も意識することで、実現に向けて考えるようになりました。

結果、ピースボート(※世界一周の船旅ができる客船)で世界一周できるじゃん!となって、自力で費用を工面して参加しました。1人で参加しましたが、旅する中で友達もできたし全12か国、様々な出会いがあって、収穫の多い半年間でしたね!

ーー思いつきからの実現までのスピード感はさすがですね!でも、その後どういった流れでコムデに入社を?

世界一周から戻った後は飲食やスポーツジムなどサービス業をメインにアルバイトをいくつか経験しました。その時考えていた次なる目標は、自分の強みである”語学力を活かしつつ海外で働くこと”だったので、住んでいたシェアハウスの契約が切れると同時にフィリピンに渡って仕事を探そうと考えていました。

ただ、そんな時にちょうどコロナ禍になり、フィリピン行きは断たれてしまったんです。さらに、当時生活のためにアルバイトを2つ掛け持ちしていたのですが、コロナの打撃を受けて職まで失う羽目に..。

フィリピン行きもいつになるか分からないし国内で仕事を探し始めました。”語学力が活かせて海外との接点を持てるかどうか”を軸に探してたら、コムデを見つけたんです。

フィリピン支社に在籍する現地のエンジニアと実際に英語などを使ってコミュニケーションを取っている点、ゆくゆくは希望さえあればフィリピン支社で働くことも可能である点などからここなら自分の叶えたい目標を達成できるのではと思ったんです。

Web業界は初めてですし、正社員として働くことも人生で初。でもそんな初めて尽くしだからこそワクワクしました!

”Webディレクター”という仕事と向き合って感じた「葛藤」


ーー実際に働き始めたらどうでしたか?ギャップとかはありませんでしたか?

面接の時に「勉強しないとやっていけないよ!」と言われていて、「頑張ります!!!」と意気込んでいたんですが、実際に入ったら想像以上に厳しかったです..。Web関連のサービスって自分の物心がつく頃には既に身近な所に溢れていて、正直言ってしまうと「単純なものだろう」と簡単に考えていたところがありました。ただ、いざ作る側になってみたらその複雑さに驚きましたね!

入社してすぐ、アシスタントディレクターとして建次さん(弊社の副社長)の案件にサポートで入らせていただくこととなりました。

(※コムデでは、基本まずはアシスタントから入り、その後、一定のラインまで経験を積んだらディレクターとして昇格できる仕組みとなっています)

でも、早速そこでつまずいてしまって...

そもそもですが、会話についていけないんです。業界の専門用語が多過ぎて何のことについて話しているか分からないため、予測してサポートに入ることや先を見越した行動をとることができない難しさがありました。しかも「こう実行したらこんな結果になる」みたいなものもないので、本当に一歩も進めず。ただ言われたことしかできない無力さを感じましたね。

ーー新人ならではの苦悩だよね。難しい状況下でどのように仕事と向き合ったんですか?

自分でとことん調べ上げたり、フィリピンのコーダーに質問をしていくことで1つ1つ自分の中の誤解を解いていきました。ただ、仕様そのものは、案件やお客様の数だけ存在するので案件で感じた不明点は案件の中で解決していくしかないんです。極論ですが、いくつかパターンを試しながら「あーこれは間違いなんだ...」「これが正解だったのか!」と色々経験しながら正解を見つけていくやり方が一番腹落ちも早く、頭で理解することができたので、とにかく数をこなして経験値を増やすことを意識していましたね。

たくさん失敗もしましたが、経験をしたことでディレクションの真髄を知れた気がします。

ーーその他、新人の頃に経験した失敗体験を教えてください!

入社2ヶ月後、ディレクターとして初めてLP案件のメイン担当をさせてもらったんです。結果としては、納期に間に合わずお客様との約束を破ってしまった上、本番反映をしたサイトが見れないなどのトラブルが発生し、お客様をがっかりさせてしまいましたね。。社長にも頭を下げさせてしまったし、社内の人にも迷惑をかけてしまって早速失敗からのスタートでした。

お客様から十分に情報を取り切れていなかったため「どの様なものにしたいのか」を本質的に理解できていなかったんです。が故に、デザイナーやエンジニアに正しく指示もできないし、周りに助けを求めることもできなくて時間だけが刻々と過ぎていってしまいました。あれもこれも自分の力不足によるものですね。

ーー初の案件でそれはしんどいね...その経験から何を得たと感じますか?

はい、この時は珍しく食欲をなくすほどメンタルやられましたね(苦笑)

でも、その失敗経験から【責任の重さを自覚することの重要性】を学びました。

制作をお客様から請け負う上では「依頼主の考えていること、理想をいかに形にしてみせるか」が大事だと思うんです。1つの制作物を生み出すためにはデザイナーやエンジニアの力が必要なので、唯一お客様の考えを直接聞くことができるディレクターが十分に情報をキャッチして周りに伝播させられるかが成功の鍵になると肌で実感しましたね。

当時は理解できていない状態でうやむやなまま進めようとしていたので、今思えば責任の意識が欠如していたなとつくづく反省しました。

そこからはというものの、何度も辞めたいと思うこともありましたが、お客様からお仕事を頂けるようになったり、意識した目標が達成できるようになっていきました。そうした経験の積み重ねから少しずつ自信をつけていきましたね。

抱えていた”悔しさ”や”葛藤”を成長への原動力に。特大案件を通して得た確かな手応え


ーー辞めたかった瞬間を乗り越え、今は何をモチベーションに?

感覚肌で、ハマらないと続かないところがあるんです。辞めたいって建次さんに相談した時は、まさにWebディレクターの仕事にハマれていない瞬間でした。でも、少ししてやれる仕事が1つずつ増えていったことで充実するようになっていきました。

さらに正社員になる前のこれまでを振り返ってみた時、私の場合は時間さえあれば好きなことをするって生活だったんです。でも、それって別に今じゃなくてもいつでもできると気づきました。若いうちに時間を投資することは自分の成長や人生を豊かにする上で重要と考えたら、今頑張らないとって思ったんです!

それで、そうこうしている間に、ついに先日すごく難しい案件にチャレンジする機会を得ました。これまで先輩方がやっていたようなタイトなスケジュールでボリュームも大きく、さらには納期を絶対ずらせない非常に緊張感の大きな案件でした。

最初の段階でお客様から情報を深掘れていなかったことから後に次々と問題が出てきてしまったりもして自分のことですがずっとヒヤヒヤしてました。今思えば、考える時間を自分の中で確保できていれば防げた問題も多く、忙しさにかまけて考えることをやめてしまった自分の落ち度だと反省しましたね。

ただ、この案件を通し、初めて自分で仕様を考えるなど「初めて」をたくさん経験させてもらうことができて、3ヶ月という時間の経過があっという間に感じられるくらい充実した日々を過ごすことができたと感じています。

社内のみなさんにお力添えいただきながらなんとか最後までやれたという感覚ではありますが、これまでにない特大案件をやり切ったという確かな手応えを感じることができたのは自分にとって本当に大きな経験になりましたね。終わった時はみんなの前で嬉し泣きしちゃいました(笑)

ーー難しいことに逃げずにチャレンジしたからこそ得られた達成感だね!では今後の齋藤さんの目標は?

そうですね、2つあります!

まず1つ目は、「交渉力」です。お客様と直接折衝する機会も多いのですが、社会人の経験が浅いこともあり電話やメールでの対応についてもどこか不完全で...今感じている苦手意識を解消していきたいです。

2つ目は、「伝達力」です。

自分の考え、あとは相談事など誰かに自分の想いをアウトプットしていくことが昔から苦手なんです。ただディレクターの仕事って伝達力が必要不可欠だと思うので、今のままではダメだなって感じています。

そうして苦手を克服しながら、自分の好奇心をより働かせ、更にいいものを生み出したり価値提供のできる存在になっていきたいですね。自分たちが必死になって作ったものを世の中に形として残していけるやりがいをこれからもっとたくさん味わっていきたいです!

ーー最後に、候補者の皆さんへ一言お願いします。

根性論にはなりますが「根気強く」チャレンジしてほしいです。

正直なところを言ってしまうと、平日の帰りは大体平均で夜21時ごろと残業もありますし、繁忙期はもう少し遅いこともあります。土日の半分は自主的に仕事や勉強をしたりと仕事に関わることに時間を割いていますので、決して楽な仕事ではないんです。かなり泥臭いですね!

ただ前に進む意識を持ち続けてもらえれば、確実に成長できますし、ディレクターとして培ったスキルは今後も広くいろいろな仕事に生かしていけると思います。

とにかく何か一つのことに全力でチャレンジしたい!そんな方と一緒に働けたら嬉しいですし、私と同じように「英語力を試したい!」「もっと英語力をつけたい!」そんな方もぜひお待ちしています!

本当に一生懸命でどんなことにも食らいつく姿勢が評価され、みんなから可愛がられているコムデの末っ子です。

未経験でも、社会人経験が浅くても関係ありません。頑張り次第で活躍できますよ!ぜひご応募お待ちしています!

最後まで読んでいただきありがとうございました☺︎

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