こんにちは、株式会社Gaudiyの西岡(@TakeshiNishioka)です。
2020年8月にGaudiyにジョインしてちょうど2ヶ月が経ちました。
そんな僕がGaudiyにジョインしてから、面白い!珍しい?と感じた制度や働き方、組織としての取り組みがたくさんあるのですが、今回の記事では、その中でもエンジニア“あるある”のちょっとした悩みがきっかけとなり、エンジニアの自発的な働きかけから導入された福利厚生を紹介します。
また福利厚生の紹介だけではなく、エンジニアの“あるある”な悩みが解決され、事業にどのように反映されたかを少しお話しできればと思います。
Gaudiyが掲げる3つのバリュー
その話をする前に、まずは社員からの発信でも制度や福利厚生を導入できる文化を構築したGaudiyが掲げる『New Standard』『DAO』『Fandom』の3つバリューを簡単に紹介します。
◉New Standard
Gaudiyでは、新しい手法を積極的に導入していく姿勢を大切にしています。
「事例がないから難しい…」と消極的な意思決定はせず、それが「世の中の新しい標準」として受け入れられるよう、「新しい仕組みだから使いづらくて仕方ない…」と言い訳をせず、使いやすさや実現可能性などを徹底してこだわり続ける姿勢を崩しません。
◉DAO(自律分散型組織)
自律的なチームをつくるために、「情報のオープン化」「役職ではなく役割」などティール(セルフマネージメント、自主経営)的な意思決定を行えるフレームワークを明確にして、組織としても自律分散的な共創を実践しています。
プロジェクトやサービス開発を進めるときも、ユーザー体験などを阻害しない限りにおいては最大限の自律分散性を持たせるように努めています。
◉Fandom
ユーザーにとっての最高の体験をつくり出すために、個人や組織の都合などで妥協をせずに徹底的に追求して優れたユーザー体験を提供します。
ユーザーに対して少しでもいい体験をつくり出すために、プロダクトの開発においても検証や改善を愚直に実施していきます。
自律分散的に制度を導入できるGaudiyの働き方?
Gaudiyはティール組織を採用しており、バリューの『DAO』の思想をもとで自律分散的な働き方を大切にしており、ブロッチェーン企業としてブロックチェーンらしい組織の構築を目指しています。
自律分散的な働き方とは、制度や福利厚生、仕事の業務などがトップダウンで決められるのではなく、社員が価値を発揮できるように自分たちが自律してつくり上げていく働き方になります。
Gaudiyには自分たちが提供する価値を最大限に発揮するための制度や福利厚生を自分たちで考案してつくり上げていく文化があります。
上記の福利厚生も自分たちで考案して導入にまで至っています。
その他にも各チームが、自分たちで働きたいメンバー候補を探してコミュニケーションを取り面談するなどの採用活動や、リモートワークの導入も自分たち発信で助言をもらいながら推進するなど自律分散的な働き方を進めています。
また仕事の業務においても、例えば、ビジネスのメンバーが
エンジニアリングにチャレンジするなど、個人が肩書やスキルに関係なく自分が提供できる価値の幅を広げることができ、既にビジネスのメンバーで、デザインを学習してクリエイティブを作成しているメンバーもいますし、SQLを学習してデータ分析を行なっているメンバーもいます。
エンジニア“あるある”な悩みを解決した3つ福利厚生
上記で紹介した福利厚生には、エンジニア“あるある”のちょっとした悩みがきっかけで導入された福利厚生が3つあります。
エンジニア“あるある”のちょっとした悩みと言うのは、エンジニアの人には共感してもらえると思いますが、新しいテクノロジーや開発が好きなエンジニアは、家でもプログラムを書いていたり、新しいサービスに触れていたりします。ただプライベートで使ったGCPやAWSなどのクラウドやその他のサービスの利用料が個人負担となるので、なかなか思い切って使うことができなかったりもします。
Gaudiyのバリューの1つである『New Standard』にもつながりますが、Gaudiyには新しいテクノロジーや仕組みに対して貪欲なメンバーが集まっており、自主的にキャッチアップや調査・検証を行うので比例して個人負担が多くなります。
そんなエンジニアの“あるある”な悩みに対して導入された制度が以下になります。
◉開発環境費用負担
GCPやAWS、Microsoft Azureなどのクラウドサービスの利用料や、その他の開発環境を利用する上で必要となった費用を会社が負担する制度です。
◉有料サービス体験費用負担
気になっていたサービスや、ローンチして間もないサービスを体験するために必要となる費用を会社が負担する制度です。
◉Ethereum購入費補助
国内外のDAppsやブロックチェーンのサービスを利用する上で必要となったEtherを会社が負担する制度です。
- 個人負担を軽減することのメリットとは?
個人負担を軽減することで会社や事業へどのような影響をもたらしたかが気になると思います。
ここでは個人負担が軽減されることで、新しいテクノロジーやサービスのキャッチアップやユーザー体験のリサーチなどが促進されて実際の開発業務に活かされた事例を簡単に紹介します。
例えば、ブロックチェーン界隈で話題のDeFi関連でも、レンディングプロトコル系の MakerDAO や Compound、Instadapp などや、DEX系の Uniswap や Kyber、BancorX、DeversiFi NFTのマーケットプレイスで有名な OpenSea などについて、メンバーが自主的にキャッチアップを進めていたので、以下のNTFコンテンツのオークション(Gaudiy-Sakai方式)では、入札で使用するポイント購入ではクレジットカードとETHによる決済方式が採用され、返金する際のETHの価格変動リスクが懸念されましたが、ETHからDAIに変換することで回避する手法をスピード感を持って導入できています。
先日に紹介した『Gaudiy-DID System』においても、3box や uPort をメンバーが早い段階から仕組みの理解やユーザー体験のリサーチを実施していたおかげで短期間で開発を進めることができ、既に運用されているサービスにも導入されています。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?今回はエンジニアのちょっとした“あるある”な悩みから生まれたGaudiyの福利厚生について紹介させていただきました。
Gaudiyについて少しでも興味をもっていただけたなら嬉しく思います!
もしGaudiyに興味をもっていただけましたら、こちらのストーリーではGaudiyの軌跡やオフィスについて紹介しています。5分ほどで読めますのでぜひお読みください。
これからもGaudiyのことをみなさんに伝えていきますので、ぜひ次回のストーリーも楽しみにしていてください。
Gaudiyでは『ブロックチェーン×エンタメコンテンツ』という日本最大級に困難で影響力の大きい領域に一緒にチャレンジをしていける仲間を探しています!