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新規事業はホームランではなく、“場外ホームラン”を狙う

アニソンフェスやコラボカフェなど、様々なプロジェクトと新規事業の立ち上げに携わってきた増山氏。経験豊富な増山氏がこのタイミングでCRESTにジョインした理由は何なのか。そして実際に入社したCRESTは、どのように映ったのか。今後のMD(マーチャンダイジング)事業部のビジョンも含めてお話を伺いました。

増山 淳一

プロフィール
日大芸術学部を卒業後、広告代理店に入社。その後、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ネットワーク部門のアニマックスブロードキャスト・ジャパンで広告営業、マーケティング部、新規事業開発室に在籍。アニマックスでは国内最大規模のアニソンフェス「ANIMAX MUSIX」の大阪進出を手掛けたほか、コラボカフェや声優レーシングチーム「VART」などのプロジェクトに携わる。2022年1月、株式会社CRESTに入社後、MD(マーチャンダイジング)事業部長としてオンラインくじサービス「KuZiPA!」、その他の新規事業開発を牽引している。

Q.増山さんはこれまで数々の新規事業に携わってこられていますが、新規事業の醍醐味はどのようなことになるのでしょうか。

新規事業はよく1割バッターと表現される中で、実際には新規事業は100本やって何本当たるかという世界。もちろん、少しでも打率を上げていかなければいけないんですが、会社から任せてもらっていろいろトライできるところにやり甲斐を感じますね。

Q.1割バッターというお話が出ましたが、増山さんの場合は狙うのはヒットとホームランでいえばどちらになりますか?

場外ホームランを狙います(笑)。実際の野球でも、場外ホームランは誰でも打てるわけではありません。すなわち、新規事業においては、“誰もできないことをやる”というのを私は最も大切にしています。すでに世に出ている事業モデルを扱うにしても、そこに新しいものをいかに入れていけるか。誰もやっていないことを狙っていくのが重要でしょう。


Q.増山さんが管掌されているMD事業部について教えてください。

2022年4月19日にローンチした「KuZiPA!」はオンライン上でくじを引いて、ハズレなしで商品が当たるサービスです。システムから開発し、IP・コンテンツ事業者向けにオンラインくじシステムのASP/SaaSの提供もしています。他のサービスからは後発でのスタートとなりましたが、徐々に手応えを感じているところです。ほかにも複数の新規プロジェクトの発表を控えていますが、そこは是非楽しみにしていてください(笑)。

KuZiPA! https://kuzipa.com/
IP・コンテンツ事業者向け https://kuzipa.com/lp

Q.現時点でのMD事業部としての課題はどのような点になりますか?

私たちは主にサブカルチャーの世界でサービスを展開していることをさらに突き詰めていかなければなりません。サブカルの世界では、自分の好きなものにお金を投じていくので、ユーザー目線で何がフィットしていくのかを見極めて事業化していくことが大切。お客様目線で、満足していただけるコンテンツの獲得と商品開発力を常に向上させていく必要があります。その上で、「KuZiPA!」やほかのプロジェクトを育て、さらに毎年新しい事業を生み出していきたいと考えています。

Q.増山さん個人としての目標を教えてください。

会社のみんなが、責任を持って楽しく仕事できるようにサポートしていくことが今の自分の役割だと思っています。ただ、何でもかんでもやっていいわけではなく、数字というものが絶対必要。そこの責任の範疇をバランスよく意識できるように、自分の経験も含めて社内に共有していきたいですね。万が一、何かあった時には、おじさんが出ていきます(笑)。


Q.増山さんが感じているCRESTはどのような会社ですか?

新しいことを仕掛けて、自分たちで事業化していける力と勢いを持っている会社です。ゲームとアニメのIPを活用して、自分たちで事業化していくことはなかなかできないこと。コンテンツから含めて生み出していける環境で、関わる人たちが勢いをもって様々なアイディアを実現しようとしています。個人的に、前職時代ではキャリアを積むにつれてポジション的にもなかなか新しいことにチャレンジする機会が少なくなっていたと感じていました。そんな時、代表の三上さんと会うことがあり、CRESTという会社、今後のビジョンについての話を聞いて、「いろいろ新しいことにチャレンジできるなら、56歳、決断するしかない」とジョインを決めました。

メンバーの側面から見ると、みんなが自分事としていろいろなプロジェクトに関わってくれます。これはひとえに、CRESTの社員はコンテンツが好きだからだと思うんです。好きだからみんな関わっていく。そうすると、自分もなにかやらなきゃなと思えてくる。勢いだけじゃない、会社の事業に対してみんなが自分ごとになって動いているというのがCRESTらしさだと感じますね。


Q.今後、MD事業部で一緒に仕事をしたいと思えるのはどのような人になりますか?

コンテンツをビジネス視点で見られる人です。コンテンツが好き、コラボカフェやライブが好きということだけではなく、それらをビジネス視点で見て、どう事業に転換していくかという思考を持っているか。要するに、好きなこと・モノを、事業としてお金に変えていけるアイディアを柔軟な頭で考えられるかどうかですね。そして、商品化に関わった経験やライセンサーとの取り組みに慣れている人であれば尚歓迎です。

Q.入社を検討している人に向けて、いまCRESTにジョインすればどんな経験を得られると思いますか?

自由な発想でアイディアを考えて、実際に仕事に変えていける環境です。CRESTでは年齢や経験は関係なく、事業化していけることはすべて受け入れてくれる。非常に恵まれている環境であり、逆に何もしなければどんどん置いていかれるとも言えます。ただ、コンテンツが好きで、事業に転換していける能力を持っていれば、その能力をブラッシュアップしていけると自信を持ってオススメできる会社です。

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