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【社員紹介】会社を使ってどこまでいける?単身Uターンしちゃった営業マネージャー"なべさん"ってどんな人?

今回ご紹介するメンバーは、shabell福岡営業所の立役者「なべさん」こと田邊さん。
なべさんは営業部マネージャーとして東京本社で経験を積み、地元である福岡へ。
最近はよく聞く「地元へUターンし、リモートで今まで通り働く」ではないんです!
「東京での仕事はリモートで続けつつも、福岡でshabellの事業展開をしていく」パターンです!
つまりは営業マンとして地元を開拓している方★

現在は福岡で活躍するインターン生と2人3脚で奮闘中です。
会社を変えずに地元に戻るってどういうこと?なべさんの今の働き方とその考えに迫ります。


ひたすら動いて新規開拓

ーなべさんは、福岡営業所でどのようなお仕事をされているのですか?

なべさん:今はひたすら新規開拓をしています。
お客様に電話でアポどりをし、会ってお話しすることもありますし、出会って仲良くなった人に新たなお客様を紹介してもらうこともあります。まだまだ問い合わせはないので、基本自ら動いて開拓していくしかない状態です。
出勤している間はひたすら動いていて、九州にある株式会社ってつく所には基本電話しますね。あと、手書きの手紙を送ったりもしてます。

ー手書きですか!

なべさん:最近やってないんですけど、手書きで書いて200部ぐらいコピーして、一通一通送ってっていうのはやってましたね。意外と効果があったんですよ。向こうから連絡は来ないですけど、手紙見ましたかっていう電話をして、契約につながることはありました。

ー「今の時代の営業」のイメージが変わりますね。

なべさん:逆張りですよね(笑)ちょうど昨日出会った社長もアナログな出会い方でしたよ。
福岡に、Fukuoka Growth Nextっていう、福岡のスタートアップが集まったオフィスがあるんですね。そのオフィスは大名小学校って小学校の跡地にあって、小学校の中は本当にそのままなので、3年2組とか3組とか書いてある教室に、スタートアップが入ってるんです。そこに行って、フリースペースみたいなところで座って仕事をしていて、たまたま隣にいた人に声をかけたら社長だったので、ご飯行ってきてみたいな、そういう飛び込み営業をしてますね。

ー福岡に行く前もそういう営業スタイルではあったんですか?

なべさん:今考えると、東京にいるときは、凝り固まったやり方しかやってなかったなっていうのは思います。でも実は、あんまり恥ずかしいとかがないので、こういう営業スタイルが得意といえば得意だったんでしょうね。営業スタイルに関しては好き勝手やらせてもらっているだけなので、まだ模索中ではあります。

ー今のなべさんにとって、何が原動力になっているんでしょう。

なべさん:もちろん移住前から、尻尾巻いて帰れないぞっていう覚悟はありました。
でも今一番思うのは「できなかった、で終わりたくない」じゃないですかね。東京に戻りたくないというよりも、自分で言い始めたことなのでやり遂げたいって。自分の中で、多分これができなかったら、 例えば将来会社を作ろうと思ったとしても失敗するような気がしてるんですよね。


会社を「使って」チャレンジ

ーどうしてshabell社員としての福岡へのUターンを決意したんでしょう。

なべさん:ただただ好奇心ですね。
変な表現をすると、 会社って箱だと僕は考えていて、この会社を利用してできることってまだまだいっぱいある、ここでやれることをやった方がいいと思っていたからですね。そう思ったときに、自分で言うのもあれですけど、東京本社の方はある程度カタチになっていたので、自分のやりたいことにもっと挑戦してみようと思ったんです。それで守岡さん(弊社社長)に相談したら、「いいよ!」と言ってもらえたので、「じゃあ行ってきます!」と。

ーでは、なべさんにとって地方移住はチャレンジなのでしょうか?

なべさん:ライフスタイルを考慮した部分とチャレンジの部分がちょうど半々くらいです。
結局、福岡愛が強いんですよ。なので、やっぱりいつか福岡に帰って仕事したいと思ってはいたんですが、だからと言ってshabellをやめて福岡に帰るっていう選択肢はありませんでした。だから、shabellを活用して福岡で城を築きたいなっていう想いに至りました。

ー福岡にUターンすることと、shabellを辞めることがイコールにならなかったのは、会社を「使う」意識があったからなんですね。どうしてそう考えるようになったのでしょうか?

なべさん:僕は、仕事と人脈的にいろんな会社の社長と話すことが多いんです。なので、社長たちの価値観とか、どうして会社をやってるのかとか、色々とよく聞くんです。

社長たちの話を聞いていると、「大切なものは会社でも仕事でもなく、自分の人生そのもの」ということに気付かされるんです。だって、会社が危機に陥った時に、社長と社員みんなが会社と共に無理心中するわけではないですよね。会社で働くことって、自分の描きたい人生を歩むためのツールのひとつ。
だから、その会社を使うことで自分にどういうメリットがあるのかとか、逆にどういうデメリットがあるのかっていうのを考えることは重要なことだと思っています。

ーその考えに辿り着いたのには、何かきっかけがあったのですか?

なべさん:それを強く意識するようになったのは、入社1年目で年間MVPを獲った時ですね。shabellに入る前に転職活動をしていた時は、そういう考えは1ミリもありませんでした。
実は当時、「MVP獲ったし、もういいかな」と思って、勢いのままに退職宣言をして、守岡さんと誠也さんと揉めたんですよ。でも、いざ言い放ったのはいいけど、僕自身には食ってく能力もないし、また転職活動するのも辛いし、「あ、どうしよう」と思った記憶は今でも鮮明にあります(笑)
結局、説得されたり、自分でも冷静に考えて退職はしませんでしたが、それがきっかけとなって会社に依存しない考えをするようになったのだと思います。

もし、今この会社が潰れた場合、自分は自分の力で食っていける力を持っているのか、と常に自分を測る基準として考えています。それこそが本当の「安定」ですからね。だから会社は、自分の力をつける場所なんですよね。

理解してくれる会社だから

ーshabellに入社して5年、印象に残っていることはありますか?

なべさん:ベンチャー企業だからこそメンバーの入れ替わりが激しいので、この5年間いろんなチームメンバーと働いてきましたけど、1番印象に残っていることは去年の夏手前のとある出来事です。
売上目標に達していなくて、みんなで追い込んでいた時でした。僕が持っている大型の案件が決まれば、目標を達成させられる!という状況の中、僕がまさかの失注をしてしまったんです。夜19時くらいのことで、もう僕は「マジか、、」と戦意喪失して、オフィスのソファーでグダ〜っとしていたんです。そしたら営業チームのメンバーが、「なべさん!ほか探しましょう!」「まだ2日あるんで、一緒に頑張りましょう!」みたいな話をしてくれて。

その時は、「すごいな、このメンバー」と思ったし、この上なく強いチームが形成されていたんだと実感して、胸が熱くなる思いをしたのが印象的でしたね。

ー私から見ても、営業メンバーのチーム力は本当に強いと感じます。

なべさん:初めはこんな感じではなかったんですよ。彩香なんて、定時ぴったりに帰るポリシーだから1分でも残業になると不機嫌そうな表情するし(笑)健太だって、どうしようってめちゃくちゃ頭抱えてましたしね(笑)
そんなスタートがあってさっきのエピソードだったんで、いいメンバーだなって印象に残ってるんです。

ーなべさんがshabellで働く理由を教えてください!

なべさん:散々自分のためと言ったものの、最後はみんなへの恩返し的な気持ちがあるかもしれないですね。
僕は新卒で入社した会社が、いろいろ問題があって自主退職させられて、shabellに拾ってもらった身なので、そこに対して恩返ししたい思いはあります。
もちろん自分のためにここで働いてはいるのですが、その手前には「もっと恩返ししたい」という気持ちはありますね。こうやって好き勝手やらせてもらってる責任ももちろんあります。普通じゃできない経験をさせてもらってるなと、つくづく思いますしね。

ーshabellってどんな会社だと思いますか?

なべさん:ちゃんと理解してくれる会社だと思います。個人の得意不得意を、ちゃんと理解した上で、得意を伸ばそうとする会社だと思います。
不得意なことを我慢しながらやらせるのではなく、得意なことに集中できるチーム構成にします。それがいい意味でのプレッシャーになっているから、1人1人が主体的にやれているなとは日々感じますね。

不思議な縁でshabellに入社し、力を蓄えたなべさん。
自分のために会社を「使う」意識と、それを受け入れる会社への感謝が感じられました。
これからの福岡営業所の躍進が楽しみですね!

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