文化学園大学 造形学部 デザイン造形学科の学生を対象に、
弊社OTOSOのアートディレクターである前原が登壇し、「Webブランディングって何?」という題で特別授業が開催されました。
元々は、OTOSO代表の佐藤が同学生を対象に、デジタル表現演習という授業を行っています。
過去の特別授業の様子は以下のnoteで掲載しているので是非ご覧ください!

【特別授業レポート】Webマーケティングの本質は『体験づくり』にあり!in文化学園大学|株式会社OTOSO
今回はスペシャル回として、アートディレクターの前原が特別講師として話をすることになりました✨️
授業のハイライトを【前半】【後半】に分けてお届けします!
【前半】その「なんとなく好き」には理由がある!Webブランディングの正体
前半のメインテーマは「小さな視点・大きな視点」です。
みなさんも少し思い浮かべてみてください💭
毎日使っているスマホのアプリや、お気に入りのWebサイト。
数ある中から、なぜそれを選んでいるのでしょうか?
「ロゴが好き」「使いやすい」「なんとなくエモい」…実は、その「なんとなく好き」の裏側には、緻密に計算された『Webブランディング』が存在しているのです!
今回は、デザインの細部という「小さな視点」と企業の思想という「大きな視点」の2つの視点を行き来しながらWebブランディングのイメージを掴んでいきます✨️
身近な企業をテーマにした比較事例のお話
①家具や生活雑貨を扱う「有名ブランドA」と「有名ブランドB」について
同じジャンルでも、商品の「見せ方(=小さな視点)」に明確な違いがあります。
- ブランドA: 素朴で無駄のないデザインを強調した見せ方🌿
- ブランドB: 実用性や「機能面」を前面に押し出した見せ方🛠️
同業界の売上高ランキングを見ると、現状はブランドBが1位、ブランドAが2位となっています。しかしBはメッセージの打ち出しという点では、Aよりも少し弱い部分もあります。そのため強固なブランド力を持つAが今後さらに飛躍していくのでは?という興味深い考察がありました。
②大手カフェチェーンの3社見比べ
各社の広告やHPなどの媒体を見比べると、それぞれの打ち出したいイメージがはっきりと浮き彫りになります。
- カフェC:落ち着き・本物志向
- カフェD:トレンド・華やか
- カフェE:日常・コスパ
このように、ユーザーが触れる「一瞬」の設計、つまりビジュアルやUI/UX、トンマナ(トーン&マナー)がブレずに揃っていること。これが【小さな視点(=ユーザーが目にする視点)】です。
売上上位の企業は、この統一感があるからこそ、確固たるブランドを確立できているのだと教わりました✍
【大きな視点】Webの向こう側にある思考
一方で、これらの小さなデザイン要素は、決してなんとなく作られているわけではないとのこと。その裏には、企業が持つ「俯瞰したメッセージ」や「届けたい想い」といった大きな目的が存在するのです。
小さな視点と大きな視点はセット!
企業が大切にしている思い(大きな視点)を、ユーザーに届くように広告やSNSなどのマーケティング施策に落とし込んでいく(小さな視点)。
その結果、ユーザーの中に「カフェといえば〇〇かな」「シンプルな服といえば〇〇かな」というイメージが出来上がります。これこそが『ブランディング』なのです!
つまりブランディングとは…
「自身の大切にしている思い(大きな視点)」を、「あらゆる媒体でブレずに伝え続けること(小さな視点)」と言えるのだと学びました✍
そう考えると、私たちが普段何気なく目にしているデザインやサービスはすべて「誰かの大切な想い」が形になったものなんですよね💭
前原からも「もし自分が今何かを作っていたら、どんな想いに繋がっているか考えてつくると良いよ!」という話がありました。普段目にしているものを改めて「こういう想いがあるのかな」と考えてみることは、自身のモノづくりにも直結する大切な視点だと気づかされます💡
また授業の途中では、代表の佐藤からも「全体を考えることがブランディング」というメッセージが送られ、デザイン=見た目を作るだけではなく、根本の想いや全体像を設計することの重要性を伝えられました。
【後半】アートディレクター前原のルーツと、Q&A!
後半は、前原自身の自己紹介からスタート。
なんと、中学生の頃に描いたというイラストも大公開!👀
「すごい〜!うますぎ!」と声があがるなど、学生さんたちとの距離も縮まる時間でした。
💡前原のルーツについて、詳しく知りたい方はこちら👇️👇️
学生時代から現在にいたるまでの道のりについて、以下のnoteで紹介しています。ぜひ併せてご覧ください!

OTOSOのアートディレクターが語る「Webブランディングってなに?」in文化学園大学|株式会社OTOSO
自身のキャリアを振り返りながら、学生の皆さんへこんなメッセージが送られました。
「学生時代は画家やイラストレーターになりたいと思っていたけど、流れでイラストデザイン、アートディレクション、ブランディングなど、仕事をしていくなかで一つひとつ学んできました。 わかればわかるほど、できることや世界が広がって面白いです。皆さんも、色々なことにチャレンジしてみてください!!」
その後のQ&Aでは、見学に来ていたOTOSO社員も交えながら、色々と話を聞くことができました!
Q. 学生時代から今に至るまで、順風満帆な感じに見えますが、もし就職に失敗していたらどうしていましたか?
A. (前原) 実は就職活動では落ちた会社もあります。でも、上手く行かないところで終えてしまうと「上手く行かない」が結論になってしまう…だから、諦めずに自分を受け入れてくれるところに出会うまで、コツコツと動き続けることが大事かなと思います。「就職しようと思って落ちた」としても、自分が違うところを選べばいい。「じゃあ次はどこに行こうかな」と前に進むだけかなと思います。別の視点から見たら、それは失敗ではないかもしれないので。
このポジティブマインドには、見学していた私たちOTOSO社員も刺激を受けました✨️
また、前原が大事にしている「自分を信じる!」という言葉も印象的でした。落ち込むような出来事もたくさんあったけれど、「自分を肯定できるのも自分しかいない」というマインドを持ち続けているとのこと。
デザインやクリエイティブの知識だけでなく、前原という人間のパーソナルな魅力や生き方についても深く知ることができました💡
全体のまとめ
今回の特別授業を通して、Webブランディングとは単に「かっこいいデザインを作る」ことではなく、「企業や作り手の大切な想い(大きな視点)」を「あらゆる媒体でブレずに届け続けること(小さな視点)」なのだと学びました✍
デザインの知識や技術だけでなく「自分が今作っているものは、どんな想いに繋がっているか」を常に意識すること。そして、失敗を恐れず「自分を信じてポジティブに進む」こと。
専門的な知見から、前原自身のクリエイターとしての生き方まで、本当にたくさんの気づきが詰まった時間でした✨️
📢 公式XアカウントにてOTOSOの情報発信中:@otosoinc
💡お仕事のご相談、採用に関するお問い合わせはこちらから
