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まだ正解のない“百貨店のデジタル化” ビジネスとの近さやモダナイズに興味あるエンジニアを待っています

こんにちは! アイムデジタルラボの採用広報担当です。今回は、取締役であり同社の技術責任者である鈴木雄介さんにインタビューしました。設立3年目を迎えたアイムデジタルラボの業務内容をはじめ、社内での鈴木さんの役回りのほか、エンジニアの採用についても話していただきました。

Q.アイムデジタルラボの企業ホームページで「取締役」の肩書きで紹介されている鈴木さんですが、具体的にはどんなポジションでお仕事をされているのでしょうか。

総勢23名のアイムデジタルラボ(以下、IMDL)で、技術の責任者をしています。アーキテクチャ上の判断をしたり、ガイドラインの整備をするのが主な仕事です。

我々のミッションは、“仕組みを変えてお買い物を楽しくする”。百貨店は、質の良い商品を、質の高い接客を通じて届けます。コロナ禍を経て、日本社会のデジタル化がより進んで行く中、百貨店も対応しなくはなりません。まずは三越伊勢丹のDX、そして、流通業全体のDXに取り組んでいきたいと思っています。

具体的には三越伊勢丹が提供する三越伊勢丹リモートショッピングや靴のパーソナルフィッティングサービスYourFIT365といったサービスについて、サービスの運営支援、利用するデジタルツールの開発、さらに、DX向け基盤の構築支援もしています。

Q.会社設立からの2年で、アイムデジタルラボの業務はどのように進展しましたか?

現在、メンバーは三越伊勢丹からの出向と、外部からの採用が半々です。

三越伊勢丹のDXを実現する、といっても誰も正解を知りません。百貨店には優秀な販売スタッフがいて、さまざまなお客様に対して、さまざまな商品を日本中・世界中から仕入れて販売しています。人や多様性が重要なだけに、デジタル化は簡単ではありません。そこで、外部のデジタル人材と内部で販売を経験者した人材を組み合わせて、三越伊勢丹の売場を巻き込みながら試行錯誤を繰り返しています。2年間で出来たこともありますが、まだまだ、やるべきことはたくさんありますね。

働き方は、継続してリモートが中心になっています。特にエンジニアはフルリモートになっています。デジタルサービスの運営支援チームは、売場とのコミュニケーションもあるため、週の半分くらいは出社しています。

Q.転職希望者と話をするなかでどんなことを感じましたか?

そうですね、やはり「三越伊勢丹」という事業を営んでいることに注目してもらっています。リアルなビジネスに近いところで仕事をしたい、という希望も聞きますし、歴史の中で培われた資産、店舗や取組先、なによりもお客様との関係をデジタルで変革することに興味をもっていただいていますね。

ブログなどの情報発信でも売場のデジタル化や、それを支える技術についての記事が多いので、“ビジネスとの近さ”について評価してくださっている印象です。

Q.エンジニアポジションには、どんな技術や指向性を持った方に興味をもってもらいたいですか?


我々はいわゆるエンタープライズなので「ものすごい性能を出したい」「競い合って成長したい」ということよりも「より使い勝手のいい技術は何か」「どうやって複雑な業務を拡張性高く設計するか」といったようなことが中心になります。
その中でも古いシステム群をいかにクラウドネイティブにモダナイズしていくのか、というチャレンジに関われます。これは、百貨店業界に限らず、今後、世の中で高いニーズになる領域でなるので、しっかり経験を積めば、エンジニアとして長く戦える技術になるはずです。

また、三越伊勢丹という巨大小売業をデジタル化するためには、ビジネス側の人たちとガッチリ組んでやっていく必要があります。ウェブで完結するサービスと違って、店頭があり、スタッフやバイヤーといった人々がいて、なによりも歴史の積み重ねからくる信頼があります。0→1の勝負というよりも、すでに100なものを200とか300にする仕事です。

Q.この1年、採用活動において、コロナ禍の影響はありましたか?

採用活動には特に影響ありませんでしたね。むしろ、オンラインで面接することで便利になりました。求職者の方も、仕事の合間に面接を受けられるのは楽でしょうし。入社当日までリアルで会わない、というのも普通のことです。

Q.鈴木さんが採用活動において重視されている取り組みはなんでしょうか?

ともかく、我々のやっていることを知っていたくことですね。ブログ記事やインタビュー取材、外部での講演などを通じて、我々の取り組みをできるだけオープンに、ノウハウを含めて知っていただく努力を続けています。社内でも、そうした透明性を重視して日々の業務をやっています。

Q.今後の採用に向けてのお話を聞かせてください。アイムデジタルラボとしてのチーム運営はどうしていきたいですか?

すごくフラットな組織で、部署というものがありません。社長の三部もフランクにメンバーに声をかけて意見を聞くタイプです。私の役目は、個人個人のやりたいこと、やれることを把握しながら、それぞれの能力をどうすれば生かせるのか、その組み立てを考えることです。

やりたいことは沢山ありますね!規模の大小はありますが、各自が課題を見つけてその解決策を提示するような取り組みが多くなっています。中途入社したメンバーに関しては「自分自身がどう成長したいか」を考えてアピールしてくれれば、それに合った仕事や役割は、必ず見つけたいと思います。

Q.現在、どんなスキルやキャリアを持った方を求めていますか?

まずは三越伊勢丹という百貨店を舞台に、リアルビジネスの“近く”で仕事がしたいとか、今あるレガシーな部分をクラウドを使ってモダナイズしていきたい、といった取り組みに興味がある人を求めています。技術を使って何をするか、何ができるか、が重要です。

Q.最後に、転職希望者へのメッセージをお願いします。

弊社のタグラインは「Boost the Classic」。これは、“伝統ある古き良きものを、いかに新しく良きものにしていくか”というチャレンジを表しています。それに一緒にぜひ参加してみたいという人がいれば、話を聞くだけでもいいので、来ていただきたいです。また、noteに情報をたくさん出していますので、それらを読んでいただければと思います。

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アイムデジタルラボの技術責任者にして、採用担当の鈴木さんの思いをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
百貨店のデジタル化やモダナイズしていくチャレンジにご興味のある方は、ぜひご応募ください!

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