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キャリアを拗らせたアラフォー女の末路。10名規模のスタートアップで5つの役割をこなす日々

みなさんこんにちは、ポテンシャライトの寳田(ほうた)です。

本日は採用コンサル、マーケティング、法務・経理など社内横断的に活躍いただいているTさんについて。

では、どうぞ!

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2020年3月、ポテンシャライトに入社して丸1年が経ちました。Tです。

8年間勤めた前職は、東証一部上場グループ企業で社員も約1,000人規模でした。当時34歳で我ながら思い切ったチャレンジをしたなぁと思います。

そんな私も35歳になり、まごうことなき”アラフォー”に突入。(年女です🐭)

ポテンシャライト7人目の常勤として、毎日楽しく働いています。自分のキャリアの狭さに悩んでいた私が、今ではなんと1年で5つも役割を増やしているのです!

①採用コンサルタント

②新規事業開発プロジェクトマネージャー

③マーケティング担当(委託先の方の窓口として勉強中)

④法務・経理サポート

⑤新入社員研修担当(関数・文章について)

ポテンシャライトでは20代の若手社員が活躍しているイメージが強いと思いますが、今回はちょっと渋めの内容です。

特に、以下のようなことを感じている方々へ……

  • 「これといった専門領域を持たないまま30代になった・なろうとしている」
  • 「人生色々あって仕事が二の次になり、今後のキャリア形成に悩んでいる」
  • 「若手が多いスタートアップに30代からジョインするってどうなの」

私とポテンシャライトの事例から、何か参考になることがあればと思います。

▼新卒、ひょんな経緯でミドルベンチャーに入社

大学時代は、教師になるための勉強とジャズサークル活動にエネルギーを注いでいました。今思うと、本当に浮世離れした、幸せな学生生活だったなと思います。ようするに、ビジネスの「ビ」の字も意識していませんでした。

※ジャズは趣味で今も細々続けています。


そうして3年生になって周りが就職活動に動き始めたとき、ふと疑問に思いました。

「会社勤務とか、ビジネスって、どんなものなんだろう?」

色々な会社の説明会を聞いたり、企業の人と面接で会えるのは今だけだ。

教師になる前に、必要な社会勉強なんじゃないか。

そんな軽い気持ちで、リクルートスーツを着て就活をやってみました。

しかし、最優先は教員免許の取得。4年生の4月には教育実習の実施を控えていて、いわゆる倫理憲章による制限が解除される前に、社会勉強である就活は終わりにしなければなりません。関心が強い教育業界や、近接の人材業界を中心に説明会や選考に参加。特に早期から採用を行うベンチャー企業との出会いに、多く恵まれることになりました。

選考を受けていくうちに、ビジネスへの興味はどんどん高まりました。この中に入ってみる前に教師になるのはもったいない!新卒では企業に就職して、3〜5年でたくさんのことを学んでから、教師を目指そう!と決意。(これは教師志望の学生にまぁまぁよくあるパターンではないでしょうか。)

というわけで、2008年当時まだミドルベンチャーだったネオキャリアに就職を決めました。

……ここで1つ問題が!

この時点で私はベンチャー企業でインターンをしたこともない

ベンチャー企業に勤めたことがある先輩と話したこともない

親も大企業に勤める平凡なサラリーマン

「ベンチャー企業」がどんなカオスな世界なのか?営業がどんな仕事なのか?っていうか自分が営業をやるなんてことも、まるで想像できていませんでした!

▼わけも分からず社会人生活スタート

ネオキャリアでは、内定者時代から刺激的なできごとが目白押し。

入社前から同期と一緒に、複数のプロジェクトに取り組んでいました。

(ちなみにポテンシャライトの山根・小原とはこのときの同期です。)

そして4月に正式入社して研修がスタート。

「とびこみ」

なんだろう?まいっか、やってみよう( ´ ▽ ` )/

「てれあぽ」

やったことない。まいっか、やってみよう( ´ ▽ ` )/

という具合で、若さに任せてハードワークに勤しみました。朝7時台から有志で業界勉強会をしたり、夜は毎日終電まで残って打診したり、それでも終わらなければ土日も会社に行きました。3〜4時間の睡眠で起きなくてはいけないので、あえて寝心地の悪い床で寝てました。

(※あくまで当時の話で、今のネオキャリアさんは違います!)

毎日新しいことの連続で、成長実感はあったし、自分の手でビジネスらしきものに触っている感覚はとても楽しかったです。

しかし2008年秋、リーマンショックが起こります。RAとして企業へ求人開拓をやっていましたが、成果が出せない分業務ボリュームがさらに増え、体と精神が限界を迎えてしまいました。身の回りにハードワーカーがいなかったことから、友人や家族から「働きすぎじゃない…?」と心配されていて、自分自身もビジネスをナメていたと反省しています。

もちろん山根をはじめとして、その時期を乗り越えて活躍した同期メンバーもいたわけで。これはシンプルに自分の勉強不足・準備不足・覚悟不足の3拍子でした。

結果として、入社1年を目前にして退職を決めます。

▼燃え尽きてタイピングゲームに逃げた日々

退職したとき、次を考える余裕はゼロでした。体と精神を守るため、辞めるのが精一杯。幸い実家に住んでいたので、家族のサポートがあり1ヶ月ほど家に引きこもったあと、少しずつ社会復帰しなくては…と、学習塾と飲食店でアルバイトを始めます。

ちなみに家にいた1ヶ月間は、毎日ベッドで「寿司打」だけをやっていました。「寿司打」はネオキャリアで同期が競っていたタイピングゲームです。おかげで今は、1万円コースでこんなに得できる程、タイピングは早くなりました🍣


そしてネオキャリアでRAとして働き、求職者さんのレジュメを読んで打診をしていた私は、自分のキャリアをこう思っていました。

「1社目を1年未満で辞めてアルバイトって……職務経歴書スカスカだ……」

アルバイト生活は2年に渡り、そろそろ社会人としてやり直さなければと考えて、やっと重い腰を上げ就職活動をすることにしました。

▼26歳、やっと社会人生活をやり直し

ぼんやりと、ネオキャリアの仕事内容が楽しかった記憶はありました。自分はハードワークに耐えられなかったけど、人材業界のビジネスは面白かったなと。

そこで営業の人たちを事務など裏方でサポートする仕事を探したところ、エス・エム・エスという医療系の人材ビジネスの会社で内定をもらい、入社を決めました。契約社員として入社し、利用者さんへのアンケート調査荷電に始まり、営業事務として様々な業務に携わります。

「Alt+TAB」

うわっ早っ!いまのどうやったんですか!?

「VLOOKUP」

すご!エクセルって四角に数字を記入するだけじゃないんですね!?

(今はINDEX×MATCHしか使わないけど)

という具合で、1社目とは角度の違うスキルをたくさん学びました。

また、仕事とプライベートを切り分けているドライな人柄の人が多く、ドライな性格だった自分は、とても居心地がよかったのを覚えています。2011年当時、すでに20時強制退社のルールを徹底していた文化にも感動しました。

決めていたのは、とにかく1年でも長く勤めること!

そのためにも、任せてもらえることは何でもやりました。

「自分の職務経歴書はスカスカ……」

この危機感から、細かいことは不満に思わず、仕事をもらえる有り難さを常に感じていました。頭の中には、いつも自分のスカスカな職務経歴書のイメージがあったんです。


▼30歳、正社員になる

エス・エム・エスも、現在に比べるとまだまだ急成長期でした。急激な成長のひずみと言いますか、長く組織にいると色々な事件も起きました。それでも「1年でも長く在籍する」ことがブレない目標だった私は、あまり動じることもなく、着々と任せてもらえる役割を広げていきました。

2015年、メイン事業が子会社化されエス・エム・エスキャリアが設立。

そこへの転籍とほぼ同時期に、正社員として登用されます。

結果、私は会社の三遊間的な役割を1人で受け持つポジションに落ち着きました。

例えば、社内報の制作。

子会社の新しいクレド(ミッション・ビジョン・バリュー)を浸透させるという特殊な役割で、その達成に向け、社内報制作を1人で取材・執筆・ディレクションまでやりきる仕事です。広報という部署が存在しないので、会社の中では各部署の間で浮いている仕事でした。

他には、社員総会・表彰の企画運営。

本来は総務や人事の仕事に入ると思いますが、これは1年や半年に一度しか発生しないイベント。クレドに絡めた表彰や懇親会などのコンテンツが入ったこともあり、社内報の制作と並行して私が1人でメイン担当を務めることになりました。

ありがたいことに、「他にできる人はいないね」と社内で言ってもらえるくらい、この2つの特殊な仕事を長い期間にわたってやり切りました。


※前職で最後に携わった総会の様子

※月刊で制作し続けた社内報。


▼34歳、転職を決意する

エス・エム・エスグループには、足掛け8年間勤めました。たくさんの経験をさせてもらい、たくさんの学びを得ました。自分のキャリアに感じていたコンプレックスも、気にせず過ごせるようになりました。

しかし、ここで再び疑問が。

「今、私の職務経歴書ってどうなってるんだろう?」

社内報の制作>>「広報」と言えばそうだけど、社内向けのことしかやっていない。

総会の運営>>「総務」と言えばそうだけど、かなり限定的で特殊な内容。

営業事務>>やってたしできるけど、やりたいことなのか?

という具合で、「●●がコアスキルです!」と世の中にアピールできるものがない状態でした。最初は社内の異動で新しいポジションにチャレンジさせてもらう相談もしていましたが、そうこうするうちに2018年に代表が交代するなど体制が変更。社内報や総会の仕事が特殊すぎて、余裕を持って他の人に引き継ぐことができませんでした。

そしてついに、転職活動をすることに。

人事・広報・総務……などバックオフィス近接領域で、未経験OKのポジションを探しました。

しかし、34歳で未経験OKのポジションに合格するのは難しいことでした。書類選考はいくつか突破するも、20代の候補者とバッティングしてしまうのか?私の気合いが足りないのか?(ドライな性格で情熱を伝えるのが苦手)自分の実績やスキルを、職務経歴書でも対話でもうまく伝えられないのです。

一緒に何かプロジェクトを遂行して、会議を進行したら、

ちょっとした資料作成や集計を振ってもらったら、

自分のディレクション能力や業務スピードを伝えられるのに……

34歳でもプライドを捨てて、腰の低さMAXで周囲の人から吸収する姿を見せられるのに……

就職活動を一回りしてきたころ、偶然Facebookで繋がっていた山根が「バックオフィス募集」というbosyuを出しているのを見て、メッセージしてみました。

採用業務のスキルを身につけて、自分の得意領域を作れそう!というイメージが湧き、家が近いことも非常に気に入って、トントン拍子で内定へ。2019年3月に正式に入社しました。

※歓迎会のサプライズで出てきたプレートはハンバーグ。よく食べる社風です。


▼ポテンシャライトでアラフォーが遂げた成長

未経験で採用コンサルティングの仕事がどれくらいできるのか?不安はありましたが、最初に驚いたのは、ノウハウの豊富さと、それが「esa」や「Asana」というツールで効率よくメンバー間でシェアできる仕組みが整っていたこと。

正直、山根・小原とはネオキャリアを辞めてほとんど連絡もとっていなかったし、2人が起業したと聞いて、どれくらいカオスな状況なんだろう?くらいに思っていました。その予想に反して、新しいノウハウづくりや共有が効率よく行われていたんです。

(リスク上等のツール導入のスムーズさは、スタートアップの特権ともいえますね)

全くの未経験なので、新鮮なことばかりでした!

「Green」

“気になる”って何?

「サーバーサイド」「フロントエンド」

JavaとJavaScriptは、ハムとハムスターくらい違う??

WantedlyやGreenの管理画面に初めて触り、少しずつノウハウを覚えて、ITエンジニアのキャリアを読み取ってスカウト文面を作ることにもチャレンジ。今では、採用コンサルティングの業務を1人で4社担当し、ミーティングでお客様へ新しい施策提案をすることもできるようになりました。

そして34歳の私が意識したことは、無駄なプライドを捨てることです。25歳・26歳の先輩社員にも、自分がわからないことは率直に「教えてもらえませんか」とお願いしています。私と同時期に入社した19卒のメンバー上中にも、彼の得意分野について「忙しいところごめんね、これを教えてほしいんだけど」とお願いします。

これは前職で私が色々なビジネスパーソンのエピソードを聞いて学んだことです。プライドを捨てることさえできれば、30代でも40代でもチャレンジは可能だと思います!

▼チャレンジすることが評価される組織

ポテンシャライトは、2020年1月にバリュー(行動指針)を策定しました。その1つに「Challenge Yourself」というバリューがあります。

これは転職して驚いたもう1つのポイントです。

「もっとこうしたらいいんじゃない?」

「これをやってみたらどうかな?」

と思ったことが会社の向かう方向性とマッチしていれば、即座に誰でも実行に移せるんです!

私は未経験の業務を学ぶと同時に、新しいチャレンジに手を挙げました。

  • スプレッドシート関数の活用(全員への研修を主催)
  • 文章執筆力向上研修を主催(社外にもイベント実施)
  • 契約書締結フローの整備
  • 新規事業のPM業務
  • 採用ピッチ資料新サービスのスタート

これはほんの一部。

そして結果として、5つもの役割を兼務するほどになりました。

①採用コンサルタント

②新規事業開発プロジェクトマネージャー

③マーケティング担当(委託先の方の窓口として勉強中)

④法務・経理サポート

⑤新入社員研修担当(関数・文章について)

前職も他企業に比べれば、好きなように新しい提案ができる環境はあったほうでした。それでも、部署や本業の役割を乗り越えたチャレンジは、すぐ実行するわけにはいきません。

その自由度、実行に移せるハードルの低さは、入社前の想像以上でした!

ちなみに……

「転職してコアスキルを身につけるどころか、もっと雑食なキャリアになってるんじゃ!?」と気づいたあなたはとても鋭いです。その矛盾も、今私の中ではスッキリ整理されています。(ここについては直接お会いする機会が得られたら、そのときお話しできればと思います!)


▼最後に

長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。30代からでもみなさんチャレンジはできます!

「自分のキャリアをもう一度考え直したい」

「もっと自由に思いついたことをチャレンジしたい」

こんな思いをお持ちの方、ポテンシャライトにご興味をお持ちいただければ嬉しいですし、今後のキャリアについてのご相談などもウェルカムですので、お気軽にご連絡ください!

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