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累計250社ほどのスタートアップの採用に関わってきたポテンシャライトで求められる「コミュニケーション」と「マインド」とは

こんにちは、ポテンシャライトの小磯です🙋‍♀️

ポテンシャライトに入社して1年ほどが経過しました。
この1年間は人生で1番濃かったと自信をもって言えます。

何が濃かったのか?というと、「コミュニケーションと向き合い続けた時間」が圧倒的に濃かったと思います。

ポテンシャライトに転職する前、私は大手HR企業で4年間広告営業をしていました。営業としてそこそこやれていたこともあり、コミュニケーションが不得意だと自分で感じたことはありませんでした。

しかし、ポテンシャライトの1次面接で初めて代表の山根に会った時、「ポテンシャライトでは圧倒的に端的でわかりやすいコミュニケーションを求められるから、うちにジョインしたら必ずコミュニケーションで苦労する」とはっきり伝えられました。

正直にお伝えすると、かなり苦戦しました。
振り返ると単にコミュニケーションを鍛錬するだけではなく、それを乗り越えるためのマインドセットが必要だった気がします。

今回は、1年前の私と同じようにポテンシャライトにジョインすることを迷っている方向けに
私がこの1年間で具体的にどのようなコミュニケーションとマインドを求められてきたのか、参考にしていただきたいと思い書いていきます。

1. ポテンシャライトで求められるのは「CxOクラスと対等に会話できる」レベルのコミュニケーション

なぜ、ポテンシャライトはそんなにコミュニケーション力が求められるのか?
それは、カウンターパートになる方々が、ベンチャー / スタートアップのCxOクラスだからです。

皆さんは時間の重みを考えたことがありますでしょうか?

私の過ごす1日とCxOクラスの方の過ごす1日。そしてその業務の密度は全く異なるでしょう。
つまり私のような一般社員の1秒と、CxOクラスの1秒の重さは異なるのではないかと思っています。
事業戦略や営業活動など様々なコトに向かいつつ、企業の事業成長に重要な採用にも時間を割いてくださっています。

弊社との関わり方としては採用定例MTG(週1回のMTG)やSlackでの連絡等が該当するのですが、当たり前のように端的で分かりやすいコミュニケーションが求められるのです。

コミュニケーションと言っても、「口頭」と「テキスト」に分かれます。
それぞれ詳しく説明していきます!

1-1. 「口頭」コミュニケーションで大事にしているポイント

(1)「結論ファースト」で話すこと

これは当たり前に思われるかもしれませんが、強く意識をしないと意外と忘れてしまいます。

自分が即答できる質問であれば結論ファーストで答えることは意識しやすいと思いますが、そうではない質問の場合はどうでしょうか?

ポテンシャライトではクライアント様とのMTGで度々難しい質問をいただくことがあります。
例えば、「どのようにエンジニア採用を進めれば良いでしょう」といった質問など。

このような場合は相手の質問の背景を考えながら回答する必要があるため、ついダラダラと話してしまうことがあります。
その時のテクニックは「ここからが結論なのですが、」と、まとめに入る前に一言添える。これだけで、話を聞いている相手はここから集中して話を聞こう!という意識を持ってくれます。

私自身もポテンシャライトに入社してから意識するようになりましたし、癖がつくまで何十回も指摘をされました。

(2)会話のイニシアチブを取ること

クライアントとの定例MTGでは、ポテンシャライト側のメンバーがファシリテーションをします。
そのため、会話のイニシアチブを持つことが求められます。

立場や役割の違いがある方々と”採用”という決まりきった正解がないことに対してディスカッションをするわけですから、時には収拾がつかないような議論に飛躍することもあります。それを、私たちが参加者の納得感を持ってリーディングする必要があるのです。「タイムマネジメント」ももちろん、「ネクストアクションの決定」も全てこちら側で決めます。

そのために何度もシュミレーションをし、
・どう進めたらうまくことが進むのか
・どんな質問が来るだろうか
・これを進めていた時に参考材料は何を提供すればいいだろう
と細かく設計することが必要です。

恐らく皆さんもMTGのファシリテーションを行うこと自体は経験することもあるのではないかと思います。私自身ファシリテーションを行う経験もありましたが、正直ここまで事前にシミュレーションしてMTGに挑むことはありませんでした。このタイミングでポテンシャライトで鍛錬できたことは自信に繋がった気がします。

(3)コミュニケーションの「コスパ」を考えること

一つの事象を説明する際に、
・「10秒」で伝えることができる人
・「60秒」で伝えることができる人
の2人がいた場合、前者のほうがコミュニケーション力が高いと言えます。

もちろん「60秒」で伝えた場合、「10秒」の場合と比較して詳細に伝えることはできるでしょう。しかし、相手が「60秒の説明」を求めているかどうかは別論点です。
相手に合わせることはもちろん、ポテンシャライトではこのてのコミュニケーションのコストパーフォーマンスを非常に重要視しています。

そのため、朝礼の各人の全体発信の時間は決められていたり、週次のウィンセッション ( 締め会 )の場でも1人あたりに与えられている時間は決まっていたりと鍛錬する機会も設けています。時間内に収まるように発信する内容などを考え全メンバーが発表をするようにしています。


(4)自分語を使わないこと

自分語とは「自分しかわからない言葉」です。
自分しかわからないというより「相手がわからない言葉」と表現したほうが良いかもしれません。

目の前にいる相手の知識 / 経験によって相手の理解度は異なります。
そのため、業界経験が長い方には業界専門用語を使うほうがコミュニケーションがスムーズであり、一方でほぼ未経験の方には専門用語を使うのはご法度かと思います。

ポテンシャライトでは相手がわからない言葉を「自分語」と呼んでおり、「その言葉、自分語だよ」というフィードバックが飛び交うこともあります。
採用のトレンドは日々アップデートし、様々なワードが出てくることがあるからこそ、自分は発する言葉は相手に伝わっているか・自分語を使っていないかという観点は大事です。


(5)主語を見失わないこと

これはポテンシャライトのみならずだと思いますが、コミュニケーションにおいて「主語」が重要です。
例えば、
・「誰が」言っているのか
・「誰の」アクションなのか
・「誰が」「誰に」伝えたことなのか
など主語がないとコミュニケーションが破綻してしまいます。

「いやいや主語を入れることはコミュニケーションとして当たり前でしょ」と言われるかもしれませんが、そんなことはありません。

みなさんは、スマートフォンやPCの音声入力機能を用いたことはありますか?
ポテンシャライトのメンバーはよく自分のブログを音声入力で執筆することがあります。音声は自分のコミュニケーション力を如実に表現します。音声でアウトプットされた自分のコミュニケーション(テキスト文面)をみると、「え、自分こんなにコミュニケーションが下手なのか…」と愕然とすることがあります。

話を戻すと、音声認識でアウトプットされた文章を見た際に「主語」が漏れていることが多いため、ここは要トレーニングだなと思うことが多いです。


(1)〜⑸でお伝えした通り、「コミュニケーション」とはいえ様々に意識すべき点があります。私はコミュニケーションの難しさを1年間感じながら仕事をしてきました。オンボーディング期間中に代表の山根から山ほど指摘・アドバイスをもらいました。(下の図はその一部です。)

ポテンシャライトに入らなければ、自分のコミュニケーションの弱点に気づくことはなかったな、と思います。また、なかなか社会に出てコミュニケーションに対するフィードバックをもらえる環境は少ないのではないかと思います。

1-2.「 テキスト」コミュニケーションで大事にしているポイント

テキストでも、端的に分かりやすいコミュニケーションが求められます。
どのくらいが分かりやすいか?というと「相手に2秒以上思考させないこと」です。

例えば、Slackでのコミュニケーションについて細かくルール設定をしています。

また、クライアントに共有する資料もパッと見てわかるかどうか、課題が明瞭にわかるかどうか、もポイントです。

2. コミュニケーション力をあげる上で求められるマインドとは

入社してこれまでコミュニケーションについて様々なフィードバックをいただきました。
恐らく誰よりもいただいたフィードバックの数は多かったような気もします。

それでも乗り越えられたのは前提になる「マインド」も一緒にフィードバックしていただいたことも大きかったなと。ポテンシャライトではコミュニケーションと同様にお客様と同じように採用に向き合うためのマインド部分も求められるのです。
ここからは個人的にその中でも持ち合わせておくべきマインドを2点だけ記載していこうと思います。

(1)チャレンジし続けること

この1年間バッターボックスに立ち続けてきました。
まぐれでホームランはあったかもしれませんが、正直空振りが圧倒的に多かったです。

うまくいったかどうかではなく、うまくいかない時に何をするのか?が大事だと意識し続けました。
ポテンシャライトはそんなチャレンジを積極的に受け入れてくれる環境があります。自分で自分の限界を決めずにがむしゃらにやってきたからこそ、自分のコミュニケーションの課題に向き合い続けられたのではないかと感じます。

そんなチャレンジもあってか、New Potentialighter(入社半年以内のメンバーの贈られるMVP)に選出していただきました。

(2)人の時間を奪うこと

私は遠慮などせず、代表の山根の時間を奪いにいきました。(もちろんスケジュールは確認した上でです)

1でクライアントに対しては思考をさせない、無駄なコミュニケーションをしないとお伝えしました。これは当たり前です。ただ、成長したくて、HR業界でスペシャリストになりたくてポテンシャライトに入社してきました。近くにスペシャリストがいるのにも関わらず質問をしないのは、勿体無いと私は思っています。

山根だけでなく、他メンバーもポテンシャライトで早期に活躍してくれることを期待しています。そのため、成長したいと思っている方に対して時間を作ることは非常にウェルカムです。

ここまで入社前の方に向けてポテンシャライトで求められる「コミュニケーション」と「マインド」について記載してきました。しかし、コミュニケーションとマインドは、入社後何年経っても意識し続ける必要があると思っています。

それは仕事ができるようになればなるほど、なんとなくでもやっていけてしまいます。自分に厳しく負荷をかけ、鍛錬し続けることが重要だと思っていますので、これからも成長し続けていきたいと思っています。


新しい会社に入社をすると、キャッチアップすることは必然的に多くなると思います。ただキャッチアップすることの多くは業務レベルでのキャッチアップな気がしています。
ポテンシャライトの場合は採用ノウハウなどの業務レベルのキャッチアップはもちろん、付随してコミュニケーション・マインドも求められます。大変なことの方が多いのですが、より多くのことをキャッチアップし、様々な壁にもぶつかったからこそ1年前の自分と比較して成長を実感できていますし、この選択をして改めてよかったなと感じることもできています。

HRの世界で誰よりも自分を高めていきたい、そう気概のお持ちの方にはぜひ飛びこんでいただきたいですし、自分の力を確かめたいという方も、もしご興味あれば是非カジュアルにお話ししてみませんか?

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