1
/
5

挫折しない?!Java学習をやりきる最短7ステップとは?

IT企業の採用担当という仕事柄、毎月何人ものプログラミング学習者とお話する機会があります。
その中で「貴社ではどのプログラミング言語が多く使われていますか?」とよく聞かれます。
弊社でも様々なプログラミング言語を使用してシステム開発を行いますが、Javaでの開発が主流かもしれません。
そういった中でよく聞かれる質問は

  • 「Java学習を初心者から挫折しないコツを教えて欲しい」
  • 「Javaの効率的な学習方法を教えて欲しい」
  • 「Javaの勉強にかかる時間を教えて欲しい」

といったものです。

この3つの質問に共通して言えることは、明確なゴールを持つことが1番大切です。「闇雲に取り組むのではなく、学習のロードマップを作って逆算的に取り組むこと」がコツなのですが、初心者の方にはなかなか難しいですよね。

そこで今回は、初心者からJavaを習得するための勉強法を7ステップに分けてわかりやすく解説します!今回ご紹介するコツやノウハウは、私が実際に後輩達に教えてきた内容になります。
なので、これを参考に学習のロードマップ作りに役立てていただければ幸いです!
プログラミング学習で最大のロスは「学習の方向性を誤ること」です。そのためにはゴールを明確にすることが重要です。ゴールを明確することで、学習効率が上がるだけでなく、確信を持って学習にのぞむことができます。

IT企業といっても様々な事業があるように、Javaといってもできることは様々です。Javaを一括りに表現するのではなく、Javaを使用してどのようなシステムを構築できるようになりたいのかを明確にしたうえで、学習に取り組みましょう。

■1. Javaの学習コストを知る

Javaの学習に限ったことではありませんが、期限を決めずにだらだらと学習をするのは、あまり効率が良くありませんよね。まずは、目安となる学習時間を決めましょう。
学習時間の目安を明確にし、その時間内で「効率的な学習方法」を見つけましょう。

◇プログラミング完全初心者

プログラミングにこれまで触れたことがなく、「Javaが初めてのプログラミング」の場合、ある程度のレベル(例えばWEBアプリを開発できるまで)になるまでには、どのくらいの学習時間が必要でしょうか?
これは個人差がかなり出るので一概には言えませんが、独学の場合一般的に1000時間の学習をすればしっかりとしたプログラミングスキルが身につくと言われています。
Javaは初心者にとって比較的難易度が高く、挫折しやすい言語とも言われています。そこを乗り越えるまでにこれくらい学習は必要だ!とあらかじめ「覚悟」を持って望むことが重要です。

◇プログラミングの経験がある人

どの言語の経験が有るかにもよりますが、「オブジェクト指向の概念」がしっかり分かっている人でしたら、数十時間で使えるレベルまでなることができるでしょう。
ただ、C言語などの「手続き型」と呼ばれるような言語の経験がある人は、100〜200時間学習が必要だと考えていただいた方が良いです。
Javaを使いこなすまでに、学習量がどれくらい必要かわかってきたところで、「習得までの最強7ステップ」を具体的に見ていきましょう。

〇未経験者が学習時間を短くする方法〇

上で話した通り、独学の場合1000時間の学習時間が必要とされています。
ただでさえJavaは、他のプログラミング言語よりも挫折率が高いと言われています。
ちなみにプログラミングの一般的な挫折率は約9割らしいです。
※ Javaはこれ以上に挫折率が高い・・・と言えるかも知れません。

そんな中でJavaの学習時間を短くする方法は「仲間を作る」です。この仲間は、友人でも、先輩でも、プログラミングスクールでも構いません。Javaを知っていて、いつでも質問ができる仲間を作るのが、学習時間を短くする方法です。これは単純に不明点を解決してくれるだけでなく、難易度の高いプログラミング学習において常にモチベーションを高く保つのも難しいと言われています。その高いハードルを越えるのにも仲間の存在は重要です。



■2. Javaの入門(基礎文法を学習しよう)

Javaを勉強するうえで明確なゴールが見つけられたら、次は実際に学習に取り掛かっていきましょう。

◇動画学習を使い、まずは全体像を掴む

プログラミング完全未経験の場合は動画学習サイトから始めるのがお勧めです。「ドットインストール」のような視覚的なところから学習をスタートできるものがお勧めです。真似をしながらまずは全体像を捉えていきます。分からない言葉が出てきたらメモをして、スキマ時間などに調べながら進めていきましょう。ドットインストールの使い方などはこちらでも詳しく解説しています。

◇説明が丁寧な入門書籍を読む

プログラミング経験者、また動画学習が終わった方は入門書を読むのも良いでしょう。
お勧めは「新わかりやすいJava入門編」という書籍です。説明がとても丁寧なので、未経験者でも読みやすく理解しやすい構成になっています。また、この書籍は「くどい」とレビューされるほど説明が丁寧なので、後々のリファレンスとしても利用できる為おすすめです。

新わかりやすいJava入門編 - 秀和システム あなたの学びをサポート!
Chapter 1 プログラミングとJava言語 1.1 Java言語とは 1.2 開発ツールのインストール 1. JDKとIDE(統合開発ツール)が必要 2. JDKのインストール 3. Eclipseのインストール 4. 起動用アイコンの作成 5. 設定ファイルの読み込み 6. 不要な内部ウィンドウを消しておこう 1.3 Eclipseによる初めてのプログラム 1. プロジェクトとパッケージ 2. プロジェクト、パッケージ、クラスの作成 3. プログラムを書く 4. プログラムを実行する 5. Ecl
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798042770.html


◇実際に手を動かしてプログラムを書いてみる

動画や書籍でいくらプログラミングの基礎を理解したつもりになっていても、実際に手を動かして書いてみると、意外と書けない。そんな人が結構いたりします。頭で理解するだけでなく、しっかりと体にも覚えこませていく。反復が重要。この辺りはスポーツと同じだったりします。

■3. オブジェクト指向って?Javaのオブジェクト指向を学ぼう

Javaのシステム開発において、オブジェクト指向という考え方は切り離せません。しかし、ここで挫折してしまう人も少なくありません。オブジェクト指向を理解するメリットをまずは理解し、それからオブジェクト指向を学んでください。
Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本」という書籍がありますが、プログラミングをこれから理解しようとしている人にはお勧めの書籍になります。わかりやすいモデルケースを使用しての説明など、読みやすく解説されていますので、オブジェクト指向の入門書としてお勧めさせて頂きます。

Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本[第2版] - 秀和システム あなたの学びをサポート!
第1章 今なぜ、Javaのオブジェクト指向なのか? 1-1 オブジェクト指向が求められる背景 こうしてオブジェクト指向は主流となった オブジェクト指向は万能ではない!? 1-2 オブジェクト指向って何がいいの? オブジェクト指向って何がウレシイの!? 1-3 そもそもJavaを使うワケは? オブジェクト指向プログラミング言語の代表 オブジェクト指向以外のJavaのメリット Javaで陥りがちなワナ 1-4 オブジェクト指向は難しい!? オブジェクト指向のどこがわかりにくい? 本書の大まかな流れ 1-5 J
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798050485.html


■4. Javaのフレームワークを学ぼう

Javaの基本的な勉強を終えることが出来たら、本格的な開発が出来るように「フレームワーク」を学びましょう。Javaを使用した大規模開発等ではフレームワークは必要不可欠。まずは以下のような代表的なフレームワークから学んでみましょう。フレームワークについては全てを理解するのではなく、そのフレームワークを利用するとどのような効果が得られるのか、大まかな機能から学ぶようにしましょう。

  • Spring Framework
  • Apache Struts
  • Spark Framework
  • Hibernate

■5. Javaのデバックやソース管理の方法を学ぼう

ある程度フレームワークの基礎が学べたら、平行して開発を回す方法を学習していきましょう。具体的に言うと、テストのやり方やソースコードの管理の仕方を学んでいきます。
現場や対象のアプリの種類によってはさまざまですが、「Git」「Subversion」「Convenience Store」の学習などは行っておいて損はないでしょう。

◇eclipseのデバック機能を使いこなす

自分で書いたプログラムを実際に動かしてみると、「あれ?エラーが発生した。。なんで動かないの?!」ってなりますよね。そこで重要なのが「デバック機能」。デバック機能を使うことで、どこのプログラムが原因で上手く動作しないのかが、分かりやすく視覚的に確認できます。プログラムの学習と並行してデバック機能の学習も進めましょう。

◇eclipseのショートカットキーは重要

プログラミング学習を更にスピードアップさせる方法が「ショートカットの活用」です。eclipseを使用してJavaのプログラミングを行うことが多いのですが、ショートカットを活用することで、プログラミングを省エネで進めることが出来ます。また、省エネだけでなく理解を深めるのにも意外と重要となりますので、是非こちらについても学習してみてください。


■6. webやサーバなど知識の幅を広げよう

Java単独で出来ることには限界があります。「クラサバ」のシステムだけでなく幅広いシステム開発が出来るよう「web」への理解も必要となります。Javaだけでなく「HTML」「CSS」「JavaScript」についても学習を進めましょう。Javaの開発が出来るようになってきたら、「WEBサーバの立て方」や「Linux自体の学習」なども始めるのも良いでしょう。

■7. OODA(ウーダ)ループを回そう!

冒頭にも書きましたが「仲間を作る」ことは重要です。周りからの評価など、第三者の意見を取り入れて改めて、学習サイクルを何周も回すことがJavaプログラミング学習の質を高めます。

現状を見直し改めて、学習目標を立てて、更に質の高い学習を進めることで、当初のゴールよりも高い位置にゴールを設定することが出来るのではないでしょうか。質を高める方法として、Javaのカンファレンス系イベントへ参加して最新情報を収集することなどがあります。また、体系的な知識習得や実力試しに資格学習をしてみるというのも人によっては面白いかもしれません。

【Javaエンジニアを目指すならプロシードへ】

ここまでJavaの最速学習7ステップを解説してきました。いかがでしたでしょうか?Javaは難易度は難しい方ですが、身につけたら確実にあなたのキャリアを後押しする言語です。

独学だと実践的な技術が身に付くか不安と感じる人もいるかと思います。プログラミングスクールでもJavaを教えているところは多くはないですし、受講料も安くありません。

プロシードには未経験者でも、しっかりと実践で通用するエンジニアへの道のりが用意されています。一人ではなく、同期、先輩、上司、会社がフォローしてくれる体制があります。きっと最後まで諦めることなく、ゴールにたどり着くことが出来ると思います。


サーバーサイドエンジニア
日本企業を豊かにする!鎌倉発IT企業のサーバーサイドエンジニア募集!
 株式会社プロシードは、変化の激しいIT業界において様々な業界のIT化を戦略的に大企業様へご提案させていただいております。今では殆どの企業がITの力を使いながら商いをおこなっております。これからの時代、ITの力を最大限に活用し、忙しい日本人、働き手が減少していくこの日本にとってはさらにITの活用が必要となっていきます。  弊社は創立30年目を迎えますが、社員数・売上ともに成長を続けており、関東だけでなく関西エリアへも事業展開しております。プロシードはITを広め、一人一人の生活が豊かになり効率的に働き、自分の時間をより豊かにできる世界を目指します。  また、プロシードで働くことで、さまざまな業務知識、技術スキルがを得ることができます。自明の通り、現代はITとは切っても切り離せない時代となっており、その市場は急激に拡大し、変化し続けています。そういった変化をいちはやく察し、いかにITを戦略的に提案できるかが私たちに与えられたミッションです。
株式会社プロシード
代表者メッセージ
株式会社プロシードは、平成3年に「電気通るところに我々の仕事あり」というスローガンの基、たった4名で創業した会社です。 あらゆるジャンルの技術に挑戦し、夢に向かって悪戦苦闘の日々を続け、IT業界の変化、進歩に遅れを取らない様、必死に歩み続けた結果、お客様からの厚い信頼を戴き、今日まで着々と実績を上げてまいりました。 ...
https://procd-k.co.jp/recruit/message/



Javaエンジニアを目指し、実績を積み上げたいという方は、是非一度、お話しましょう!
オンラインでも面談も可能ですので、お気軽にお申し込みくださいね。それではまたお会いしましょう!

株式会社プロシードでは一緒に働く仲間を募集しています
19 いいね!
19 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社プロシードからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?