皆さんこんにちは!
株式会社大阪機器工作所の広報担当の青木です!
今回は社員インタビューとして、入社2年目のベトナム出身メンバーのズンさんにお話を伺いました。
家族を支えたいという強い想いを胸に、異国の地で働き続けてきたズンさん。現在は大阪機器で技術研修生として、洗浄や組み立て、テスト業務に携わっています。
「みんな優しいから大丈夫です」
インタビュー中、何度もそう語るズンさんの言葉からは、この会社で築かれた信頼関係が伝わってきました。
20歳で来日。家族を支えるための挑戦
青木:まずはズンさんご自身について教えてください。日本に来て何年になりますか?
ズン:私が日本に来たのは2018年4月で、2026年で来日8年目を迎えます。20歳から日本にいたので、今は28歳です。
青木:日本で働くことを決めたきっかけはありますか?
ズン:理由は、家族を助けたかったからです。私のベトナムの家にはお父さんとお母さん、姉と妹がいます。私は長男なので、家族を支える責任があると思っていました。
日本を選んだ理由は、2つあります。
一つは働きながら技術を学べる制度があったから。二つ目は、子どもの頃から日本のアニメが大好きでずっと日本に行きたいと思っていたからです。アニメ以外にも、日本の文化や料理、景色も大好きだったので、日本に行くこと自体はワクワクしていました。
青木:日本語は日本に来てから勉強したんですか?
ズン:ベトナムで日本語学校に通って勉強しました。日本語を学ぶことは簡単ではありませんでしたが、日本に行きたい気持ちを持って取り組みました。
滋賀での5年間を経て、大阪機器へ
青木:大阪機器に入って2年目と伺いましたが、その前はどこで働いていたのでしょうか?
ズン:大阪機器で働く前は、技能実習生として5年間、滋賀県の会社で働いていました。
前の会社の仕事は、車の部品の加工作業です。
技能実習生として働くことができる5年間という期間が終わり、次の仕事を探していたタイミングで、大阪機器に出会いました。
洗浄から組み立てへ。少しずつ広がった仕事の幅
青木:2026年現在ズンさんが大阪機器で取り組んでいる仕事は、前職と同じ内容ですか?
ズン:いいえ、違います。
前の会社の仕事は車の部品の加工作業でしたが、現在大阪機器での仕事内容は、車の組み立てや洗浄、テストです。
「車」という点は同じですが、前の仕事よりも覚えることが多く、作業によっては体力を使うものが増えました。
青木:仕事内容がガラッと変わって大変ではなかったですか?
ズン:少しずつできる作業を増やしていったので、それほど大変ではなかったです。
私が最初に担当した作業は、洗浄だけでした。
それから徐々に組み立てやテストもするようになって、現在は車の洗浄や組み立てを行い、パソコンでチェックするところまで担当できるようになりました。
普段の作業は、同じベトナム人のタイさんと一緒に仕事をしています。
会社の外に出ることはなく、社内で作業しています。
覚えることの多さと、それでも感じる“楽しさ”
青木:1日の仕事の流れはどんな感じですか?
ズン:基本的には1日で複数の車の洗浄や組み立てを担当して、一つずつ完成させます。
分解して、洗浄して、組み立てて、テストして、チェックする。これらを順番に進めます。
青木:仕事は難しいですか?
ズン:難しいですね。
私はまだまだ未熟なので、覚えることがたくさんあります。
たとえば組み立て作業では、コネクタという部品の向きが難しく、設置に時間がかかることがあります。
また、組み立てる車は全てが同じ種類とは限らないため、覚えることが本当に多いです。
車ごとに必要な部品や設置方法を覚えて、間違えないように組み立てることを意識しています。
青木:お話の中で感じたんですが、大変な仕事だと話しているのに、ズンさんはすごく「楽しそう」ですね。
ズン:はい、仕事は本当に楽しいです。
車の組み立てや洗浄など、知らないことを覚える作業は大変ですが、できた時には達成感があります。
そして、なにより仕事が楽しいと感じるのは、みんなが優しいからです。
前の会社よりも、社員の人とおしゃべりする時間が増えました。
一緒に働くメンバーは、仕事の話だけでなく、私生活のことやベトナムの家族の話も聞いてくれます。私の文化についても興味を持ってくれているので、ベトナム料理の話をすることも、振る舞うこともあります。
支えてくれる仲間と、支え合う日常
青木:仕事のない日はどのように過ごしていますか?
ズン:休日は奥さんと時間を過ごすことがほとんどです。
私の奥さんはベトナム人で、現在は泉佐野に住んでいます。
学生のときから付き合っており、2025年3月にベトナムで結婚式を挙げました。
お盆の時などは、好きなところに一緒に行きます。
青木:奥さんも日本にいて、優しいメンバーと働いているズンさんだからこそ「楽しい」という言葉が出てくるんですね。
青木:大阪機器の雰囲気について教えてください。
ズン:本当に優しくて、みんな仲がいいです。
困ったときは、みんなが手伝ってくれます。
私はいつも助けてもらっているので、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
社内イベントと、拠点を越えた学びの場
青木:大阪機器は、社内メンバーで交流するイベントもたくさんありますよね。
ズン:はい。お正月は新年会があり、年末は忘年会もあります。
シーズンごとのイベントだけでなく、社長がみんなを誘って外に食べに行くこともあります。焼肉に行ったこともありますし、10月くらいにはBBQもしました。
青木:神戸営業所のメンバーとの交流もありますか?
ズン:はい。私とタイさんと先輩の3人で、毎週1回神戸営業所に研修に行っています。
研修では、まだ勉強したことがない部品を教えてもらいます。
青木:会社の雰囲気の中でも、特に社長についてどう感じていますか?
ズン:とっても優しい…本当にいい人です。
いつも私を気にかけてくれて、声をかけてくれたり、ご飯に誘ってくれるのが嬉しいです。
私は料理をするのが好きなのですが、社長はいつも私の話を聞いて「食べたい!」と言ってくれるので、ベトナム料理を振る舞うこともあります。
ベトナム料理の中でも、社長は春巻きが好きで、いつも喜んで食べてくれます。
そんな社長がいるからこそ、社長が「ベトナムの料理を食べたい」と言ったら、たとえそれが作ったことのない料理だとしても、自分で勉強して作って食べてもらいたいと思っています。
青木:ズンさんから社長への愛が溢れてますね。
これからのビジョン。ずっとここで働くために
青木:これからの目標を教えてください。
ズン:特定技能2号の資格を取得して、ずっと大阪機器で働きたいです。
そのために、現在私は特定技能2号になるための手続きをしています。
もしずっと働けるようになったら、会社の仕事を全部できるようになりたいです。
青木:これから大阪機器に新しい人が来るとしたら、どんな人と一緒に働きたいですか?
ズン:
どんな方でも安心して働けると思います。
きっとここで働くと、みんな仲良くなれると思います。
すでに一緒に働いているメンバーは、みんな優しいので、働くことに不安を感じる必要はないですね。
青木:「みんな大丈夫。」というズンさんの言葉から、大阪機器への深い信頼を感じました。本日はお時間をいただきありがとうございます!
最後に
ズンさんの言葉には、いつも「ありがとう」と「優しい」という気持ちが込められていました。
家族のために来日し、8年もの間、日本で努力を重ね、今は「大阪機器でずっと働きたい」と語る姿。
ベトナム料理を一緒に囲み、春巻きを喜ぶ社長。
週に一度神戸へ通い、学び続ける環境。
大阪機器の、国籍や立場を越えて人を大切にする文化があるからこそ、ズンさんは安心して働けているのだと感じました。
大阪機器は、技術だけでなく、人の未来も育てる会社だということを改めて感じたインタビューでした。