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強い個を目指す!最速で成長してもらう方法

こんにちは!SUN 代表の勝村です。

今回は、最速で人材に成長してもらう方法を記事にしてみました。

企業は人なり。
「人材の成長=会社の成長」でもあるので、如何に早く成長をさせるかって会社にとってとても大事なことだと思います。

個の時代なので、そこで働く個人にとっても、早く成長できるかどうかは、会社選びにとても重要なポイントになってきていることでしょう。

今回は、私自身も勉強中な部分もありますが、経験談も含め、いくつかポイントを書いていきたいと思います。

その前に、なぜ弊社が早く成長する事に力を入れ始めたかですが、理由は3点あります。

①働き方改革がはじまったから
②教育に時間とコストを掛けられないから
③人材がそれを求めているから

それぞれ説明していきます。

①働き方改革がはじまったから

私の若い頃は、特に広告業界は今で言うブラックな働き方が当たり前の時代でした。成長するためにはとにかく長時間働く。というのが基本で”質より量”という話です。

しかし、働き方改革がはじまり、広告業界といえど長時間労働が当たり前でもなくなったいま、会社としては長時間働かさず成長させる方法が必須になってきたのです。

ここで勘違いしてほしくないのは、”質より量”という根本的な部分は変わらないと思います。成長させる責任みたいなものが、会社だけでなく個にも比重が増えてきたのだと思います。

例えば最近でいうと、副業を促す企業が有名な会社でも増えてきたと思います。理由は、会社の就業時間以外で成長させる手段が”副業”だからです。

つまり、個を成長させるためには、個人の時間をいかに使うかという部分においては昔とは変わらず、成長は質より量だというのは時代が変われど不変だと思っています。

②教育に時間とコストを掛けられないから

これは中小企業の永遠の課題かと思います。
中小企業は大企業のように多大な時間とコストを掛けられません。名刺交換やお客様との話し方は、打合せに同席した際に、見て覚えてくださいという、OJTスタイルが当たり前でしょう。

出来る限り少ない時間とコストで成長してもらう。これは中小企業では必須な事なのです。

③人材が成長を強く求めているから

終身雇用・年功序列が崩れてきている現代において、求職者が求めていることは安定よりも、如何に個が成長できるか、だと思います。

実際に、あのトヨタも「終身雇用は難しくなる」という話をしていますので、その会社の歯車になるというよりも、この先、どんな環境になろうと社会の歯車になれる人材になる必要が出てきたわけです。

但し、個を成長させ過ぎのは会社としてデメリットがあります。
それは、早く辞めてしまうというデメリットです。特に中小企業の場合は、会社にブランドがないので、個が成長し過ぎてしまうと残るという選択よりも、もっと有名なブランド力ある企業に行こうとか、独立しよう。という考えになることがあるでしょう。

私の考えとしてはそれで構わないと思っています。
個が成長して、もっと広い世界で活躍し、それが世の中のためになれば、それでいいという考えです。もちろん、会社としても優秀な人材が長く活躍できる土壌はつくる努力をしないという話ではありません。

ただ、会社の歯車になってもらうために、その会社でしか使えない人材になることだけは避けたいですし、一度、会社に入社するとコミットしてくれた人材に対して、沢山成長して幸せになってもらいたい。その先に、会社に残るか、去ってしまうかという未来はどうでもいいと思うのです。

さて、ここからは最速で成長させる方法についてです。

大事にしている事として以下の3点を挙げておきます。

①裁量権を与える
②アウトプットの機会を増やす
③経営者思考を身に付けてもらう(特にお金の話)

それぞれについて以下に説明していきます。


①裁量権を与える

簡単に言うと、自分で決めて、自分で動くという機会を与えるということです。日本人は与えられた事を忠実にこなす事は得意ですが、明確な課題を与えられないと動けない人が多いです。

この理由は私たちの教育課程になります。
基本はテストを何点取るか、そしてそのテストには常に問いがありました。
なので、完全な白紙の状態で課題もない段階だと完全に思考停止になってしまうのです。

仕事だとそう簡単には問いが見つかりません。
お客様に「課題は何でしょうか?」と聞いてストレートに言ってくるケースは少ないでしょう。

特に今はモノが溢れている時代です。
基本的にはモノもサービスも十分な時代。そのような中で、お客様に課題を持ってもらうことから始まります。つまり、問題を与えてもらう側でなく、問題をつくる側に回らないとならないのです。


②アウトプットの機会を増やす

次に需要なのがアウトプットの機会を増やすという事です。
スマホの時代になった現代において私たちが日々多くの情報の中で生活しています。そういった状況の中にいると、どうしてもインプットの量が増えてしまうのです。

また、一番良くないケースとして、人の行動をインプットし、自分で既に習得した気になっている状態です。こういったタイプの人間は多くなってきているかと思います。

PDCAを回していない人など世の中にはいないと思うのです。
問題はその回し方と回転の速さ。本来はDに力を入れるべきですが、多くの場合Pに多くの時間を使っています。

理想はPDDDCAなのですが、PPPDCCCAAAとなって、Dが極端に行われないというケースが多く、結果として成長が鈍化してしまいます。これはマーケティングの世界でも多くみられる傾向です。

サンではアウトプットを増やしなさいと常日頃から言っています。言うだけでなくできるだけその機会を増やしています。そのためには、出来るだけ早い段階からフロントに立つ。という事が重要になってきます。これをサンでは未経験でも3か月以内には確実にやってもらっています。

③経営者視点を身に付ける

「お金の話をするのは良くない」
このように私たちは育てられてきました。そしてその結果、社会人になると途端に数字やお金に悩まされること良くあると思います。
SNSで年収のネタが多く出るのも日本の特徴だと思います。

このように、日本人は小さい頃からお金の勉強をしてこないので、社会人になってからお金について悩むことが多くなります。そして、これから個の時代になり、もっとお金について悩むことが増えてくるでしょう。

サンでは、早い段階からこのお金について勉強してもらいます。
1つは、決済権です。
基本的に自分で取ってきた案件に関しては、その予算内であれば費用の使い方は任せています。外のパートナーと仕事をすることも多いので、その人たちのコストなどを工数計算を用いてしっかりと学んでもらいます。

社内の人間に仕事をお願いするケースも同様です。粗利があっても営業利益で赤字という案件は世の中多く存在しています。これは社内のリソースを多く使う事が大きな原因のひとつです。なんでも内製にすればいいというわけではありません。内製の方が良ければ、きっとトヨタはネジ一つから社内でつくっていることでしょう。

多くの社会人が、給料がもらえるから働く。お金⇒自分という思考になっています。これは間違いです。
働いてお金が発生し、それが給料となるのです。
当たり前ですが、理解していない人は多いのです。

これらを経営者であれば当たり前の考えなのですが、意外に日々の業務では頭に入っていません。
ただし、これからの時代はこういった事を若いうちから理解していかないと強い個にはなれないと思うのです。

以上がサンとしての最速の営業の育て方になりますが、こちらについて何か意見があればいただければと思います。

サンでは、営業向けとなりますが、最速で成長してもらうためのプログラムを外部に協力してもらって構築します。詳細は面談にてご確認ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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