株式会社ぴんぴんきらりは、「高齢者にずっと元気で輝いて欲しい!」という想いの元、アクティブシニアと子育て世帯をマッチングし、家事や育児などのご家庭をサポートする「きらりライフサポート」というサービスを展開しています。
今回は、研究職から保育士、キャリア支援に至るまでのユニークな経歴を経て、2025年1月よりマネージャーに就任した鏡味真矢(かがみまや)さんを紹介します。
経歴
2012年3月 名古屋大学大学院生命農学研究科 応用分子生命科学専攻 修了
2012年4月~ フタムラ化学株式会社
2016年2月~ リクルートキャリア大学支援推進部
2020年2月~ 株式会社チャイルドケアサポート
2023年10月~ 株式会社ぴんぴんきらり
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2023年10月にぴんぴんきらりに入社した鏡味真矢です。実は入社前の2022年頃から、研修動画制作や広報業務をスポットで担当しており、ご縁があって2023年10月からフルコミットすることになりました。
これまでの経歴について少しご紹介します。
理系の大学院を卒業後、名古屋に本社を構える化学メーカーで研究職として勤務。その後、東京に拠点を移し、リクルートキャリア大学支援推進部で大学生のキャリア支援や就職活動支援に携わりました。
出産を機に保育士資格を取得し、実際に保育士として働いたり、保育園運営会社で保育士や保育学生向けにイベント企画や研修運営を行ったりと、子育てや保育に関わる仕事に幅広く携わってきました。
ぴんぴんきらりに就職するまでに、色々な業界を経験して今に至ります!
入社前の不安の先にママとスタートアップの意外な相性を実感
ぴんぴんきらりに入社を決めた理由はなんですか?
自身の出産や子育ての経験を経て、前職の保育園運営の会社にいたときから「子育てや働くお母さんにプラスになるような仕事がしたい」と思っていたんです。
その頃、夫もスタートアップを立ち上げたタイミングで、スタートアップ特有のスピード感や成長の速さに魅力を感じていました。そんな中で、スタートアップかつ子育て支援ができる会社として出会えたのがぴんぴんきらりでした。
大企業と比べるとスタートアップは、色々な仕事を任せてもらいやすい部分があると思っています。
例えば、大企業で働くママは、勤務時間や担当業務を制限されてしまうマミートラックと呼ばれる状態になりやすいと感じていました。
ですが、ぴんぴんきらりのような少数精鋭のスタートアップだと、幅広く仕事を任せてもらいやすいので、「ママだから負担が軽めの楽な仕事だけ」とはなりません。意外とママとスタートアップって相性いいのかもと思ったんです。
そこで、業務委託として既に関わっていたぴんぴんきらりに、フルコミットすることを決めました。
実際に、今ではチームリーダーや、経営陣と一緒に組織づくりをしていくマネージャーなど、社内で重要なポジションを任せてもらっています。
入社前後で印象に違いはありましたか?
入社前は、社員の方が昼夜問わず働いてるみたいなイメージで、そこに「自分が入ってちゃんとやれるかな?」って正直不安でした。フルコミットで働くママ社員は、当時1人もいなかったので。
代表の喜多尾からも「子育て世帯向けのサービスを展開している会社なのに、子育て当事者がいないのは会社の課題。だからママでも働きやすい形を模索してほしい」と言われました。ただSlackが常に動いているので、16時に「お迎えのため退勤します」と伝えても本当に大丈夫かな?と心配でした。
でも実際に入社してみると、時間的な制約はありますが、優先順位を決めたり、朝早く起きて仕事したりすることで、思っていたより柔軟な働き方ができています。
それは、私個人の努力や工夫だけじゃなく、メンバーがいろんなライフスタイルを尊重してくれて、限られた時間でも信頼して任せてくれるからです。もし、入社を不安に感じている方がいても、ライフスタイルに合わせた働き方ができる環境だと思いますよ。
一歩を踏み出す支援から継続する仕組みを作りたい
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現在の役割を教えて下さい
キャリアチームのリーダー業務がメインです。具体的には、応募してくれたきらりさん(ご家庭サポートをするワーカーさん)の面談をはじめ、お仕事紹介や研修の実施、初回のお仕事サポートやコミュニティー運営など、きらりさんが働きやすくなるための取り組みをしています。その他にも、広報業務やチームメンバーのマネジメントも兼務しています。
仕事のどんな部分にやりがいを感じていますか?
自分たちで課題を見つけて改善し、すぐに実践できるスピード感にやりがいを感じています。「PDCAが早く回せる」というのは本当に面白いです。
例えば、イベントや研修を実施して「こういうところを改善したらもっと良くなるよね」と気づいたら、次回すぐにそれを反映して試せる。それでまたフィードバックを得て、さらに良くしていける。そういう積み重ねができることに楽しさを感じています。
あとは、採用に関わったきらりさんから、「お仕事が決まりました!」、「きらりさんとして働くことが楽しい、生きがい」「このご利用者さんと出会えて良かった」などと報告を受けるときが、本当に嬉しいですね。誰かの「やってみたい!」を支援できることが、やりがいにつながっています。
今後、業務を通してどのようなことを実現したいですか?
もっともっと、きらりさんの「働きたいけど、大丈夫かな」というハードルを下げていきたいです。
今も「働きたい」という思いを持ってる方はたくさんいるけれど、「未経験だけれど大丈夫かしら」「私の経験がお役に立つのかしら」と、なかなか一歩を踏み出せない人が多いなと感じています。
そういった方が一歩を踏み出せるような支援をたくさんしていきたいし、「誰かの力になりたい」「誰かの力になれている」と思えるような場を作っていきたいと思っています。
それと同時に、きらりさんが働きやすくなる仕組みや環境も、もっと整えていきたいです。例えば、研修の充実やフォロー体制の強化、キャリアステップの道筋を明確にするなどが挙げられます。
きらりさんの「最初の一歩」から「継続して働く」まで、ずっとサポートできる仕組みを整えることが、今後の目標です。
事業を自分ごと化して一緒に広めていける仲間に出会いたい
鏡味さんが一緒に働きたいのはどんな方ですか?
今、私が一緒に働いているメンバーは、本当に優しくていい人ばかりです。そして、それぞれの方が、きらりライフサポートという事業を自分ごととして考えられている点が、重要なのではないかと感じています。
そのため、私としては、事業をもっと良くする方法や、もっと広げる方法を自分ごととして考えられる方と働きたいです。
私自身子育て真っ只中で、「きらサポ」に助けてもらっているいち利用者でもあります。毎週来てくれるきらりさんの存在と、美味しい料理、楽しいおしゃべりにいつも助けられています。
自分が経験した良い影響をもっと広げたいなって気持ちが強いので、私以外のママ社員がもっと増えたら嬉しいです。子育て中の方にも来てほしいです!
いきなりフルタイムが不安な方は、私みたいに副業や業務委託で関わるところからでも、興味を持ってほしいなと思います。
記事を読む方に向けてメッセージ
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ぴんぴんきらりで働くことを考えている方の中には、「自分にできるかな?」って不安な方も多いと思います。私自身も最初はそうでした。「子育てしながらフルコミットで働くなんて、できるのかな?」って。
でも実際に、一歩踏み出してみたら、意外となんとかなりました(笑)。周りの方は温かい方が多いですし、なによりサービスに愛情を持って働ければ、楽しく仕事を続けていけると思います。
だから「ちょっと気になるな」「やってみたいかも」と思ったら、その気持ちを大事にしていただいて、一歩踏み出してみてほしいです!
ぴんぴんきらりでは一緒に働くメンバーを募集しています!ご興味がある方は、ぜひ気軽にご連絡ください!