職人の高齢化、人手不足、紙文化。建設業界の課題をソフトウェアで解く
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建設業界は今、構造的な危機に直面しています。
私たちがこの業界に参入した理由は、課題の深刻さと、ソフトウェアで解決できる余地の大きさにありました。
数字で見る建設業界の現実
建設業界の現状を、いくつかの数字で見てみます。
・建設業就業者の約35%が55歳以上 ・29歳以下の若手はわずか12% ・2024年の有効求人倍率は5倍以上(他業界平均の4倍) ・建設業の年間労働時間は全産業平均より約80時間長い
高齢化と人手不足が同時に進行しています。ベテラン職人が引退していく一方で、若手の入職は進まない。この構造が年々深刻化しています。
2024年問題が追い打ちをかけた
2024年4月、建設業にも働き方改革関連法が適用されました。
時間外労働の上限規制により、これまでのように「人手が足りない分は残業でカバー」ができなくなりました。
限られた労働時間の中で、同じ成果を出さなければならない。生産性向上は「あったらいいな」から「なければ会社が回らない」に変わりました。
それでも紙とFAXが残っている
これだけ危機的な状況にもかかわらず、建設業界のデジタル化は進んでいません。
・工程表はExcelで作成し、印刷して現場に貼り出す ・日報は手書きで、月末にまとめて提出 ・写真は撮影後、PCで手作業で整理 ・請求書はFAXで送付
なぜか。
理由は「現場に余裕がない」からです。新しいツールを導入しても、覚える時間がない。使い方を教える人もいない。結果、「今まで通り」が続きます。
また、既存の施工管理ソフトは大手ゼネコン向けに設計されたものが多く、中小企業には高すぎる・複雑すぎるという問題もあります。
ソフトウェアで解決できること
私たちは、この課題にソフトウェアで挑んでいます。
・工程表のクラウド化で、リアルタイムに情報共有 ・LINE連携で、新しいアプリを覚える負担をゼロに ・写真台帳の自動生成で、事務作業を大幅削減 ・入退場管理のデジタル化で、労務管理を効率化
1つ1つは地味な改善です。でも、これらが積み重なることで、現場の生産性は確実に上がります。
業界全体のDXに貢献する
建設業界には約47万社の企業があります。そのうち99%が中小企業です。
大手向けの高機能ツールではなく、中小企業が「本当に使える」ツールを提供する。
私たちの取り組みは小さな一歩かもしれません。でも、この積み重ねが業界全体のDXにつながると信じています。
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