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1つでも抜けていたら今の自分はない。奇跡のような必然的出会いによって成功を納めた社長3人のリアル対談

―――平松さんと初めて出会ったのは7、8年前の異業種交流会でした。押見さんは当時、どんな生活を送っていましたか?(音声1:50)

押見さん:行政書士を辞める時に退職金を1千万円いただきました。でも、家のローンなどで600万円引かれ、残りの400万円を開業資金にしましたので、当時は通帳の残高がゼロに近くて「ヤバイ」という状態でしたね。

―――押見さんが会社から独立して「固定資産税の見直し」をビジネスにするという案を異業種交流会の参加者に話した時の、参加者の反応を覚えていますか?(音声4:00)

押見さん:あまり反応がなかった気がします(苦笑)。

土佐さん:固定資産税の間違いなんて聞いたことがなかったので聞き流していました。

平松さん:十数年も不動産業に携わっている土佐さんでもわからなくて、他の参加者もポカーンとしていましたね。そんな中、私は「これは跳ねる!!」と思ったんですよね、「絶対やった方がいいよ」と押見さんに伝えました。

―――押見さんが独立されてから、これまで還付された金額は全体で幾らくらいありますか?(音声8:28)

押見さん:もしかしたら5億円近くかもしれません。

―――押見さんは5億円もの還付を得られると想像していましたか?(音声9:53)

押見さん:全然。いつ廃業しちゃうかなと不安を抱えながらやってきました。廃業した時のことを考えて、求人広告を切り抜いて持ってたくらいです(笑)。

土佐さん:成果が出てから本格的に力を入れ始めましたよね。

―――ビジネスモデルを思いついた経緯を振り返ると?(音声14:04)

押見さん:独立前は市役所の固定資産税課に勤務していました。本来は2、3年ごとに部署が変わるのですが、なぜか8年も同じ課にいました。

平松さん:長年の勤務を通じて法律や制度などの知識を深めて、固定資産税の間違いに気付いたのですよね。押見さんはレアケースだと思いますよ。

―――不動産の固定資産税を扱う業者は、押見さんともう一社ぐらいですよね?(音声22:07)

押見さん:そうですね。件数と年数を重ねてターゲットが絞れてきました。そこに対するアプローチにも慣れてきましたね。

平松さん:じつは押見さんから少し謝礼を頂いたのですが、嬉しかったですね。市役所で8年間腐らずに仕事をやってきたとことが、今の形につながっていますよね。

―――「こんな物件だったらやりやすい」という物件を教えてください。(音声34:02)

押見さん:商業用建物ですね。事務所や店舗など、大きいほうがよいです。あとは、鉄骨や鉄筋コンクリート造りであることですね。

平松さん:該当する物件に心当たりのある方は教えてください。何千万ものお金に変わる可能性がありますからね。お2人、私の正しさを証明してくれてありがとうございました。

―――3人の出会いは偶然だったと思いますか?(音声00:05)

押見さん:必然だったと思います。奇跡みたいな点と点の繋がりが今の私を作り出してくれたと思っています。この点が1つでも抜けてしまっていたら、今の自分はいなかったです。

平松さん:奇跡だと思うことってたくさんあると思うのですが、本質的にはそんなことないケースが多いですよね。例えば、今回の件だって、押見さんが持っていた価値があって、そこに気づいてくれた人がいたことで人生が変わったんです。

そういう意味では、人とのご縁が重要ですよね。

だからこそ、どんな人に対しても私は裏切ったり、人を軽く見るような、情な扱いはしませんね。相手を陥れることで自分の利になることもあるかもしれませんが、そんな事を続けてお金を得ることができても、それが幸せな人生を歩めることに繋がるかどうかはわからないですよね。

今回の押見さんのケースで、私自身はそんなに金銭面において利があったわけではないですが、本当に幸せで満たされています。

オーソドックスな話かもしれませんが、今後も人を大事にして、1個1個のことに対して丁寧に向き合っていこうと思っています。

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