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【プロジェクトリーダー】「ゴールはシステムを開発した先にある」大きな気づきを得た4年目|Axisヒトモノガタリvol.1

広報 桑原がアクシスの仲間をインタビュー。

初回は若きプロジェクトリーダーに話を聞いた。

前編では、今の仕事のやりがいを中心に垣本の3年間を振り返る。

「ゴールはシステムを開発した先にある」大きな気づきを得た4年目

プロジェクトリーダー 垣本 奈穂

教育現場のICT化が急速に進む中、自治体にとってIT企業の存在は未来を担う子ども達の教育において不可欠である。パブリック&エデュケーションユニットはその名の通り、鳥取県内の地方自治体と教育関係部門を中心としたシステム開発を行う部署。垣本はその中堅メンバーとして今年からプロジェクトの要件定義や基本設計を担当している。

「ありがとう」という言葉を直接聞けるやりがいと、責任を感じる日々。

がむしゃらにパソコンに向かいひたすらに基礎知識と技術をたたき込んだ3年間を終え、今年、システム開発の要件定義や基本設計を担うプロジェクトリーダーとして働く垣本にとっての「仕事のやりがい」を聞いたところ、直接お客様に「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることと話してくれた。それが大きなやりがいであり、同時に責任の大きさを痛感する瞬間だという。

新卒入職から3年間垣本の仕事は、上司の指示にしたがってプログラムを組み、コーディングやテストを繰り返す、いわば受け身の業務が中心だった。しかし、今は違う。プロジェクトリーダーとして、システム開発の窓口となりお客様を訪問して、直接課題を聞き、より良いシステムを提案し、開発エンジニアを動かすのが仕事。待っていては何も始まらない、自ら働きかける、能動的に取組むことが必須となった。

中でも、課題に感じているのがお客様とのコミュニケーションだという。何が問題なのか、本当にシステム開発が必要なのか、どこにつまずいていて、どういうシステムがあれば解消できるのか、その本質の部分をヒアリングすることは容易ではない。お客様がシステムの仕組みを把握しているわけではないことから、客観的に課題を整理して話すように心がけているという。「私の理解とお客様の理解に齟齬があれば、それがその後の全工程に影響する。だからこそ、お客様の前に立つその責任の重さを感じています」と話してくれた。

では、そのようなコミュケーション術をどうやって習得してきたのだろうか。Axisでは今年、プロジェクトリーダー育成の一環として外部のコンサルタント企業と取組むプロジェクト研修が実施され、垣本はそのメンバーに入った。何もかもが初めてで最初は戸惑ったという垣本は研修を通して、システムを開発する過程でのお客様への質問の仕方、「わからない」部分を整理していくコミュニケーション方法を学んだという。

開発エンジニアとして入職した垣本がスペシャリストではなく、プロジェクトリーダーに進んだきっかけは2年目にお客様を訪問し、直接課題を伺ったことだと言う。元々、人と話すことが好きだった垣本はこの時、開発よりもお客様と話す中で解決策を考えていく方が楽しいと感じた。今回の研修メンバーに選ばれた理由はそういった想いを前もって上司に伝えていたからかもしれないとはにかみながら話していた。

後編では、就職活動や大切な同期との関係など仕事以外の一面を掘り下げながら、垣本の「REFRAMING」の瞬間にせまります。

ー話を聞いた人

ソリューション事業本部 リージョナルビジネス開発部 パブリック&エデュケーションユニット

垣本 奈穂

2017年入社 4年目

鳥取県鳥取市出身

県内自治体関係(教育関係)の業務を担当し、学校現場のICT化に寄与している

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